Contents
UVレジン液の保存期間
UVレジン液は、開封後なるべく早く使い切るのが理想です。これは、レジン液が空気中の水分や紫外線と反応し、粘度が増したり、硬化しにくくなったりするのを防ぐためです。
経験上、適切な保存方法を守れば、開封後1ヶ月程度は問題なく使用できることが多いです。ただし、これはあくまで目安であり、レジン液の種類や保存状態によって大きく異なります。
UVレジン液の適切な保存方法
* 直射日光を避け、涼しい場所に保管する:高温多湿の場所や直射日光の当たる場所に保管すると、レジン液の劣化が早まります。
* 密閉容器で保存する:開封後は、必ずしっかりと蓋を閉めて保存しましょう。空気中の水分やゴミの混入を防ぐことができます。
* 使用後はすぐに蓋を閉める:使用後は、すぐに蓋をしっかりと閉めて、レジン液の劣化を防ぎましょう。
25gのUVレジン液で何個作れる?
25gのUVレジン液で作成できる個数は、使用する枠のサイズやデザインによって大きく異なります。小さなアクセサリーパーツであれば数十個、大きめの作品であれば数個しか作れません。
ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)
作成個数の目安と枠のサイズ例
例えば、セリアなどで販売されているような、直径1cm程度の小さなモールドを使用した場合、25gのレジン液で20~30個程度の作品を作ることができるでしょう。一方、直径5cm程度の大きなコースターを作る場合、2~3個程度しか作れません。
具体的な例として、セリアで購入できるシリコンモールドをいくつかご紹介します。
* 小さなパーツ用モールド(例:ミニチュアフラワー、ビーズ):1個あたり使用するレジン液の量はごく少量で、25gで数十個作成可能です。
* 中型パーツ用モールド(例:キーホルダー、イヤリング):1個あたり使用するレジン液の量は数グラムで、25gで10個前後作成可能です。
* 大型パーツ用モールド(例:コースター、トレー):1個あたり使用するレジン液の量は10グラム以上になり、25gで2~3個作成可能です。
太陽光硬化時のホコリ対策と硬化時間
太陽光を利用してレジンを硬化させる場合、ホコリ対策は非常に重要です。ホコリが付着すると、作品に傷や曇りが生じ、仕上がりが悪くなってしまいます。
ホコリ対策
透明なカップや、より効果的な虫よけネットなどをレジン液の上に被せることで、ホコリの付着を防ぐことができます。
硬化時間への影響
カップなどを被せることで、太陽光がレジン液に当たる量が減少し、硬化時間が長くなる可能性があります。ただし、その差は、カップの材質や厚さ、太陽光の強さなどによって異なります。完全に硬化させるためには、被せても十分な時間、太陽光に当てる必要があります。
専門家のアドバイス
レジン作家として10年以上活動している経験から、以下のようなアドバイスをさせていただきます。
* レジン液は、開封後はなるべく早く使い切るのが理想ですが、適切に保存すれば1ヶ月程度は問題ありません。
* 作成できる個数は、使用するモールドのサイズによって大きく異なります。事前に使用するモールドのサイズを確認し、レジン液の量を調整しましょう。
* ホコリ対策は、作品を綺麗に仕上げる上で非常に重要です。透明なカップだけでなく、虫よけネットなども活用して、ホコリを防ぎましょう。
まとめ
UVレジンを使った作品作りは、楽しく、奥深いものです。今回ご紹介したポイントを参考に、素敵な作品作りを楽しんでください。