UR賃貸住宅の防音対策:築40年超えマンションでの効果的な対策と注意点

UR賃貸住宅での防音対策について 築40年以上の某UR賃貸の5階に居住しております。 以前にも同じような質問をしましたが・・・。 畳の部屋にコルクマット(1枚づつ小分けになっているもの)の上に防音カーペットを敷きました。 父親に話すと、敷き方が反対だと言われ・・・。 部屋に敷き詰めているのは、コルクマットと防音LL35と記載されていた某通販カーペット商品です。 子供(4歳)が飛び跳ねたりすると・・・確かに音が響いているような気がしますが、以前のように階下の人から注意をされなくなりました。 敷居部分で飛び跳ねると音がするような気がするので、夜とかは布団を敷いたままです。 衛生上あまり良くないと思うので、防音対策について色々ご意見を聞きたくて・・・。 カーペットの上に厚さ5cmのラグを敷いていたのですが、くたくたになってしまいました。 通販商品を見ていて思ったのですが、畳の部屋をフローリングに変える商品がありますよね? それを敷いた上にコルクマットを敷いて、更にその上に防音使用のカーペットを敷き。 更にラグを敷けば、階下への防音は出来ますでしょうか? 父親が言っていたように、逆に敷けば軽減はされますでしょうか? お風呂用のウレタンマットを敷けばかなり軽減されると・・・思うのですが、カビやダニが気になりますし・・・。 経験がある方に是非お答え頂きたいです。 1階に引っ越せばいい等の回答は望んでおりません。 よろしくお願いします。

築40年以上のUR賃貸における防音対策の現状と課題

築40年以上のUR賃貸住宅にお住まいとのこと、建物の老朽化による防音性能の低下が懸念されます。現状では、コルクマットの上に防音カーペットを敷くことで、以前よりは階下への騒音は軽減されているものの、完全に防音できているとは言えない状況です。敷居部分からの音漏れや、衛生面での不安も抱えているようです。 お子様がいらっしゃるご家庭では、特に防音対策は重要です。

防音対策のポイント:素材と重ね方の重要性

ご質問にある「敷き方が反対」という父親の指摘は、防音材の特性を理解する上で重要です。一般的に、防音効果を高めるには、振動吸収性遮音性の両方を考慮した素材選びと配置が大切です。

素材の選び方:それぞれの特性を理解する

* コルクマット:クッション性が高く、衝撃吸収に優れています。しかし、遮音性にはやや劣ります。
* 防音カーペット(LL35):遮音性能を示すLL値が35と記載されているので、ある程度の遮音効果は期待できます。しかし、LL値だけでは防音性能を完全に判断することはできません。
* ラグ:クッション性と保温性はあるものの、防音効果は限定的です。厚手のラグでも、長期間使用するとへたれて効果が薄れます。
* フローリング風畳:畳の上に敷くタイプのフローリングは、ある程度の遮音効果が期待できますが、畳自体の振動を完全に吸収できるわけではありません。

重ね方の最適化:効果的な防音レイアウト

父親の指摘にある「敷き方が反対」とは、おそらく衝撃吸収材(コルクマット)を下に、遮音材(防音カーペット)を上に重ねるべきというアドバイスでしょう。

  • 正しい重ね方:コルクマット→防音カーペット→(必要に応じてラグ)
  • 理由:まず、コルクマットで衝撃を吸収し、その上で防音カーペットで音を遮断することで、より効果的な防音を実現できます。ラグは、さらにクッション性を高め、保温性を向上させるための追加要素として考えましょう。

より効果的な防音対策:追加の対策と注意点

現状の対策に加え、以下の対策を検討することで、防音効果をさらに高めることができます。

1. 防音マットの追加

コルクマットの下に、さらに防音マットを追加することを検討しましょう。防音マットは、ゴムやウレタン素材でできており、優れた衝撃吸収性と遮音性を備えています。厚さや材質によって防音効果が異なるため、製品の仕様をよく確認して選びましょう。

2. 敷居部分への対策

敷居部分からの音漏れを防ぐために、隙間テープなどを活用し、隙間を埋めることが重要です。

3. 壁や天井への対策

床だけでなく、壁や天井にも防音対策を行うことで、より効果的な防音を実現できます。防音カーテン吸音パネルなどを活用しましょう。

4. フローリング風畳の使用について

フローリング風畳は、畳の凹凸を解消し、ある程度の遮音効果が期待できます。しかし、それだけで十分な防音効果が得られるとは限りません。他の防音材と併用することで、効果を高めることができます。

5. お風呂用ウレタンマットの使用について

カビやダニの繁殖を防ぐためには、通気性清掃性に優れた素材を選び、定期的な清掃・乾燥を行うことが重要です。お風呂用ウレタンマットは、水分を吸収しやすく、カビやダニの繁殖リスクが高いため、防音対策としてはおすすめできません。

専門家の意見:防音のプロに相談することも検討

防音対策は、専門的な知識が必要となる場合があります。効果的な対策を検討する際には、防音専門業者に相談することも検討しましょう。専門家は、建物の構造や騒音状況を考慮した上で、最適な対策を提案してくれます。

まとめ:段階的な対策と継続的な見直し

UR賃貸住宅での防音対策は、素材の選択と重ね方、そして追加対策を組み合わせることで効果を高めることができます。一度に全てを変えるのではなく、段階的に対策を進め、効果を確認しながら改善していくことが重要です。また、防音効果は時間とともに低下することもあるため、定期的に状態をチェックし、必要に応じて対策を見直すことも大切です。

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