NHK受信料の解約と返金について:テレビのない19歳女性の場合

私の友人(19歳女)はテレビを持っていないのにNHK受信料を毎月払っています。友人は昨年の4月に引っ越してきてから、NHK職員が数回訪ねてきて、テレビを持っていないと何度も言ったのに信用してもらえず、泣く泣く部屋に上げてテレビを持っていないことを証明したら、今度はワンセグがあるでしょと言いがかりをつけられて、これに記入しろと用紙を渡され無理やり契約させられてしまったみたいです。この場合、解約するにはどの様な手段をとればいいのでしょうか?また、今まで支払ってきたお金は返してもらえるのでしょうか?それとも無視しないで契約してしまったのでしょうがないのでしょうか…友人も困っています。回答お待ちしております。

NHK受信料の不当契約と解約方法

19歳の女性が、テレビを持っていないにも関わらずNHK受信料の契約をさせられたというご相談ですね。これは非常に残念な状況ですが、必ず解決できる可能性があります。NHKの訪問員による強引な勧誘や、事実と異なる説明に基づく契約は、不当契約に当たる可能性が高いです。

まず、重要なのは契約時にどのような書類に署名捺印したかを確認することです。契約書のコピーがあれば、その内容を精査しましょう。契約書に「テレビを所有していない」旨の記載があれば、解約の根拠となります。

解約の手続きは、以下の手順で行いましょう。

1. NHKに解約を申し出る

NHKに電話または書面で解約を申し出ます。その際、契約に至った経緯を詳しく説明し、テレビを所有していないこと、ワンセグ機能についても受信契約の対象外であることを明確に伝えましょう。契約書のコピーがあれば、添付することで説得力が増します。

2. 契約内容の確認と異議申し立て

NHKからの回答を待ち、契約内容に間違いがないか、そして契約締結の経緯に問題がないかを確認します。もし、NHKの対応に納得できない場合は、書面で異議申し立てを行いましょう。その際、以下の点を明確に記載します。

* 契約時の状況の詳細(訪問員の言動、契約に至った経緯など)
* テレビやワンセグ機能を所有していないことの証明(写真や証言など)
* 契約の不当性を主張する根拠
* 解約と返金を求める旨

3. 消費者センターへの相談

NHKとの交渉がうまくいかない場合は、最寄りの消費者センターに相談しましょう。消費者センターは、消費者の権利を守るための機関であり、NHKとの交渉をサポートしたり、適切なアドバイスをくれます。

4. 必要に応じて弁護士に相談

それでも解決しない場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士は、法的観点から問題点を指摘し、適切な解決策を提案してくれます。

受信料の返金について

不当な契約に基づいて支払われた受信料は、返金される可能性が高いです。NHKとの交渉、消費者センターへの相談、弁護士への相談を通して、返金を求めることができます。返金される金額は、解約日までの支払額から、正当な受信料を差し引いた金額となります。

ワンセグ受信機について

NHKは、ワンセグ機能のある携帯電話やスマートフォンについても受信契約の対象としていますが、単にワンセグ機能があるだけでは受信契約の義務はありません。ワンセグでNHK番組を実際に受信し視聴している場合にのみ、受信契約が必要となります。友人がワンセグ機能を使ってNHK番組を視聴していなければ、受信契約は不当です。

具体的なアドバイス

* 証拠をしっかり集めましょう:契約書のコピー、NHK訪問員の訪問記録(日付、時間、訪問員の氏名など)、証言など、あらゆる証拠を集めてください。
* 冷静に、丁寧に説明しましょう:感情的になることなく、事実を冷静に、丁寧に説明することが重要です。
* 記録を残しましょう:NHKとのやり取りは全て記録に残しましょう。電話でのやり取りはメモを取り、書面でのやり取りはコピーを保管してください。
* 専門家の力を借りましょう:どうしても解決しない場合は、消費者センターや弁護士に相談しましょう。

専門家の視点

弁護士や消費者問題に詳しい専門家は、NHKとの交渉において、法的根拠に基づいた主張を行うことで、より効果的な解決を導くことができます。特に、契約締結時の状況や、NHK側の説明に不備があった場合などは、専門家のアドバイスが非常に重要になります。

まとめ

NHK受信料の不当契約は、決して諦めるべきではありません。冷静に状況を整理し、適切な手続きを踏むことで、解約と返金を実現できる可能性があります。必要に応じて、消費者センターや弁護士などの専門家の力を借りながら、積極的に解決に向けて行動しましょう。 友人の方には、一人で抱え込まず、すぐに相談できる人に話をし、一緒に解決策を探していくことをお勧めします。

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