LED電球の明るさ選びに迷ったら?ワット数とルーメン、そして色の選び方徹底解説

【LED電球】 LED電球って、思ったより暗いですよね。 先日買ったLED電球は、40W相当って書いてあったんですが、体感上は、20Wくらいでした。 仕方なくトイレで使うことにしましたが、それでも暗めです。 やっぱり、LED電球は、何ワット(W)相当ではなくて、何ルーメン(lm)で買わないとダメみたいですね。 同じような経験をされた方のご意見を伺いたいです。補足私の買ってきたLED電球、仕様を良く見ると、 ・直下照度で40W相当 ・全光束250 lm でした。 皆さんの言われる通り、それなりの仕様だったんですね。 (安物買いの銭失い) メーカーは、有名ブランドではありません。

LED電球の明るさ、本当に「ワット数」で選んで大丈夫?

LED電球選びで失敗しないためには、ワット数(W)ではなく、ルーメン(lm)を基準に選ぶことが重要です。 多くの方が「40W相当」といった表記に惑わされがちですが、これは白熱電球時代の消費電力との比較であり、明るさそのものを示すものではありません。 白熱電球とLED電球では発光効率が大きく異なるため、同じワット数でも明るさが全く違います。

質問者様の場合、40W相当で全光束250lmのLED電球を購入されたとのことですが、これはやや暗めの部類に入ります。トイレなどの小さな空間であれば問題ないかもしれませんが、リビングや寝室など広い空間を照らすには不十分です。

明るさを決める「ルーメン(lm)」とは?

ルーメン(lm)は、光源から放射される光の総量を表す単位です。ルーメンの数値が大きいほど、明るく感じます。 LED電球を選ぶ際には、このルーメン値をしっかりと確認することが大切です。

必要なルーメン数の目安

お部屋の広さや用途によって、必要なルーメン数は異なります。 以下の表を参考に、適切な明るさのLED電球を選びましょう。

| 部屋の種類 | 面積 (㎡) | 必要ルーメン数 (lm) |
|—|—|—|
| トイレ | 1.5~2.0 | 300~500 |
| 洗面所 | 2.0~3.0 | 500~800 |
| 寝室 | 6.0~8.0 | 1200~1600 |
| リビング | 10.0~15.0 | 2000~3000 |
| キッチン | 6.0~8.0 | 1200~1600 |

上記はあくまで目安です。 間接照明を使用する場合や、明るい色合いの壁・天井を使用する場合は、必要ルーメン数が少なくて済む場合があります。逆に、暗い色合いの壁・天井の場合は、より多くのルーメン数が必要になります。

LED電球選びのポイント:色温度と演色性

明るさだけでなく、色温度演色性も重要な要素です。

色温度(ケルビン:K)

色温度は光の色の表現で、単位はケルビン(K)です。

* 2700K~3000K:電球色 暖かく落ち着いた雰囲気で、リラックスしたい寝室などに最適。
* 3000K~5000K:昼白色 自然光に近い色で、リビングやキッチンなどによく使われます。
* 5000K以上:昼光色 明るくシャープな印象で、作業に集中したい書斎などに適しています。

演色性(Ra)

演色性(Ra)は、光源が物体の色をどれだけ自然に再現できるかを示す指標です。Ra値が100に近いほど、自然な色を再現できます。 一般的に、Ra80以上であれば、自然な色合いを再現できるとされています。

失敗しないLED電球選びのステップ

1. 照らしたい場所と面積を確認する: 上記表を参考に、必要なルーメン数を概算します。
2. 色温度を選ぶ: お部屋の雰囲気や用途に合わせて、電球色、昼白色、昼光色から選びます。
3. 演色性を確認する: Ra80以上のものを選び、自然な色合いを再現しましょう。
4. 信頼できるメーカーの製品を選ぶ: 安価な製品は、明るさや寿命が短い場合があります。 信頼できるメーカーの製品を選ぶことで、長く安心して使用できます。
5. 口コミやレビューを確認する: 購入前に、他のユーザーの口コミやレビューを確認することで、製品の性能や使い勝手を把握できます。

専門家からのアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、LED電球選びは、単に明るさだけでなく、空間全体の雰囲気作りに大きく影響します。 例えば、落ち着いた雰囲気の寝室には電球色のLED電球、明るく清潔感のあるキッチンには昼白色のLED電球を選ぶなど、空間の用途やデザインに合わせた選択が重要です。 また、複数のLED電球を組み合わせることで、より複雑で奥行きのある照明演出も可能です。

まとめ:明るさと雰囲気を両立させるLED電球選びを

LED電球選びは、ルーメン値、色温度、演色性を考慮し、使用する場所や目的に合った製品を選ぶことが重要です。 安価な製品に飛びつくのではなく、信頼できるメーカーの製品を選び、口コミやレビューを参考にしながら、最適なLED電球を選んで、快適な空間を演出しましょう。

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