LED丸型蛍光灯の選び方:広角タイプで部屋全体を明るく照らす方法

LED丸型蛍光灯の広角タイプを探しています。LED丸型蛍光灯を買いましたが、従来品と比べて上半分が照明されないので暗いです。もっと広角な丸型LED蛍光灯は出てないでしょうか。ご存知の方よろしくお願いします。

従来の蛍光灯とLED照明の違いと、明るさ不足の原因

LED丸型蛍光灯は、省エネで長寿命なことから人気ですが、従来の蛍光灯と比べて光の広がり方が異なる場合があります。明るさ不足を感じるのは、以下の理由が考えられます。

* 光源の種類と配光角の違い:従来の蛍光灯は、管全体が発光するため、比較的広い範囲を均一に照らします。一方、LED丸型蛍光灯は、中心部にLEDチップが配置されているため、光の広がり方は配光角によって大きく異なります。配光角が狭いタイプだと、中心部だけが明るく、周辺は暗く感じてしまうのです。今回、質問者様がお持ちのLED丸型蛍光灯は、配光角が狭く、上半分が暗く感じられる原因となっている可能性があります。

* 器具との組み合わせ:LED丸型蛍光灯は、照明器具との組み合わせによって光の広がり方が変化します。器具の形状や材質、反射板の設計などが、光の拡散に影響を与えます。例えば、器具が光を反射する素材でできていない場合、光が拡散せずに、一点に集中してしまう可能性があります。

* 設置場所と高さ:天井が高すぎる場合、LED丸型蛍光灯からの光が拡散しきれず、明るさが不足することがあります。また、照明器具の設置場所によっては、光の当たり方が偏り、暗く感じる部分が出てくる可能性も考えられます。

広角タイプのLED丸型蛍光灯を選ぶポイント

より広い範囲を明るく照らすためには、配光角の広いLED丸型蛍光灯を選ぶことが重要です。商品を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

1. 配光角を確認する

商品パッケージや仕様書に記載されている「配光角」を確認しましょう。配光角が120度以上の製品を選ぶと、より広い範囲を明るく照らすことができます。180度に近づくほど、より均一に光が拡散します。

2. 全光束を確認する

「全光束」は、光源から放出される光の総量を表す単位(ルーメン:lm)です。数値が大きいほど明るく、部屋全体を照らすのに適しています。部屋の広さや明るさに対する希望に合わせて、適切な全光束の製品を選びましょう。一般的に、6畳の部屋であれば約3200lm、8畳の部屋であれば約4000lm以上の明るさが推奨されます。

3. 色温度を選ぶ

色温度は、光の色の種類を表す単位(ケルビン:K)です。昼白色(5000K前後)は、自然光に近い色で、作業に集中したい時などに適しています。電球色(2700K前後)は、暖かみのある色で、リラックスしたい時などに適しています。好みに合わせて選びましょう。

4. 照明器具との相性

LED丸型蛍光灯は、照明器具との組み合わせが重要です。器具の形状や材質、反射板の設計などが、光の拡散に影響を与えます。器具に適合したLED丸型蛍光灯を選ぶようにしましょう。説明書をよく確認し、適合するかどうかを確認することが大切です。

明るさを確保するための追加対策

LED丸型蛍光灯を選んだ後も、明るさが足りない場合は、以下の対策を検討してみましょう。

1. 照明器具の交換

現在の照明器具が、LED丸型蛍光灯の光を効率的に拡散できていない可能性があります。反射板付きの照明器具に交換することで、光の拡散を改善できる場合があります。

2. 照明の追加

一つのLED丸型蛍光灯だけでは明るさが足りない場合は、補助照明を追加することを検討しましょう。スタンドライトや間接照明などを組み合わせることで、部屋全体をより明るく、そして雰囲気のある空間を演出できます。

3. 壁や天井の色

壁や天井の色も明るさに影響を与えます。明るい色の壁や天井は、光を反射し、部屋を明るく見せる効果があります。逆に、暗い色の壁や天井は、光を吸収するため、部屋を暗く見せてしまいます。

4. 専門家への相談

それでも明るさが足りない、または適切な照明器具の選び方がわからない場合は、照明専門家に相談することをおすすめします。専門家は、部屋の構造や用途、希望する明るさなどを考慮し、最適な照明プランを提案してくれます。

事例:広角LED丸型蛍光灯導入による明るさ改善

ある8畳のリビングで、従来の蛍光灯から配光角120度、全光束4000lmのLED丸型蛍光灯に交換した事例があります。以前は、ソファに座ると暗く感じていましたが、交換後は部屋全体が均一に明るく照らされるようになり、快適性が向上しました。さらに、白色の天井と壁によって光の反射が促進され、より明るく感じられるようになりました。

まとめ

LED丸型蛍光灯を選ぶ際には、配光角、全光束、色温度、そして照明器具との相性に注意しましょう。明るさが足りない場合は、照明器具の交換、補助照明の追加、壁や天井の色なども考慮することで、より快適な空間を演出できます。必要であれば、専門家のアドバイスを受けることも有効です。適切な照明を選ぶことで、インテリア全体の雰囲気も大きく変わることを覚えておきましょう。

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