LEDシーリングライトのチラつきと寿命について徹底解説!交換時期の見極め方と選び方

部屋のLEDシーリングライトが最近チラチラ(チカチカというより軽い感じ?)します。6.7年使いました。寿命でしょうか??また、早く交換しないと突然切れて真っ暗になってしまいますか??

LEDシーリングライトのチラつきの原因

6~7年も使用されたLEDシーリングライトのチラつきは、寿命の可能性が高いです。しかし、必ずしも寿命だけが原因ではありません。チラつきの原因をいくつか見ていきましょう。

  • 寿命による劣化:LEDチップや駆動回路の劣化により、電圧や電流の供給が不安定になり、チラつきが発生します。これは経年劣化によるもので、最も一般的な原因です。
  • 接触不良:ライト本体と電源、または配線部分の接続不良によって、電気が不安定に供給され、チラつきが起こる場合があります。経年劣化による緩みや、地震などの振動による影響が考えられます。
  • 電圧の不安定さ:家の電気系統の不具合や、他の電化製品との干渉によって、供給される電圧が不安定になり、チラつきが発生することがあります。特に古い住宅や、電化製品が多い場合は注意が必要です。
  • 調光機能の不具合:調光機能付きのシーリングライトの場合、その機能に不具合が生じている可能性があります。調光器の故障や設定の問題などが考えられます。
  • 周辺環境の影響:蛍光灯などの他の照明器具からのノイズの影響を受ける可能性もあります。特に、LEDシーリングライトと蛍光灯が近接している場合は注意が必要です。

寿命が近いLEDシーリングライトの症状

寿命が近いLEDシーリングライトは、チラつきの他に、以下の様な症状が現れることがあります。

  • 明るさが徐々に暗くなる:LEDチップの劣化によって、徐々に明るさが低下していきます。
  • 点灯しなくなる時間の長くなる:スイッチを入れた後、点灯するまでに時間がかかるようになります。
  • 点滅が頻繁になる:チラつきが頻繁になったり、点滅する時間が長くなったりします。
  • LEDチップの劣化が目に見える:LEDチップ自体が黒ずんだり、変色したりしている場合があります。

これらの症状が見られた場合は、交換を検討する必要があります。

突然消灯する可能性は?

はい、可能性があります。特に、寿命が近い状態での使用は、突然消灯するリスクを高めます。 完全に消灯する前にチラつきなどの前兆が現れることが多いですが、まれに、何の前触れもなく突然消灯する場合もあります。真っ暗な状態になるのは危険なので、チラつきなどの異常を感じ始めたら、早めの交換を強くお勧めします。

LEDシーリングライトの交換時期

LEDシーリングライトの平均寿命は、約40,000時間と言われています。毎日8時間使用した場合、約13年間に相当します。しかし、これはあくまで平均値であり、使用環境や製品の品質によって寿命は大きく異なります。

6~7年の使用でチラつきが始まっている場合は、寿命が近づいていると判断して良いでしょう。 早めの交換を検討することをお勧めします。

LEDシーリングライトの選び方

交換する際には、以下の点を考慮して選びましょう。

明るさ(ルーメン)

部屋の広さや明るさに対する希望に合わせて、適切なルーメン数のシーリングライトを選びましょう。一般的に、6畳の部屋なら約810ルーメン、8畳なら約1200ルーメンが目安です。

色温度(ケルビン)

色温度は光の色のことで、ケルビン(K)で表されます。

  • 昼白色(5000K):明るい白色で、作業に適しています。
  • 電球色(2700K):暖色系の柔らかな光で、リラックスした雰囲気に最適です。
  • 昼光色(6500K):より青みがかった白色で、すっきりとした印象を与えます。

自分の好みに合わせて選びましょう。

消費電力

消費電力は、電気料金に直結します。省エネ性能の高いLEDシーリングライトを選ぶことで、ランニングコストを抑えることができます。

機能

調光機能や調色機能、タイマー機能など、便利な機能が付いたシーリングライトもあります。必要に応じて検討しましょう。

専門家のアドバイス

電気工事士の視点から見ると、チラつきは軽視できません。継続的なチラつきは、配線や器具自体の故障につながる可能性があり、最悪の場合、火災の原因となることもあります。 専門家による点検・修理を検討することも視野に入れてください。

具体的な交換手順

1. 安全確保:ブレーカーを落として、電源を完全に切断します。これは非常に重要です。感電事故を防ぐためです。
2. 古いライトの取り外し:シーリングライトの取付方法によって異なりますが、一般的には、本体を固定しているネジを外し、配線を丁寧に外します。手順は説明書をよく確認しましょう。写真や動画を撮っておくと、取り付け時に役立ちます。
3. 新しいライトの取り付け:新しいシーリングライトの説明書をよく読んで、手順に従って取り付けます。配線の接続を間違えないように注意しましょう。
4. 動作確認:ブレーカーを上げて、点灯を確認します。チラつきがないか、明るさが適切かなどを確認します。

まとめ

LEDシーリングライトのチラつきは、寿命の可能性が高いですが、他の原因も考えられます。6~7年使用している場合は、交換を検討しましょう。交換する際は、明るさ、色温度、消費電力、機能などを考慮して、適切なシーリングライトを選びましょう。 また、交換作業は安全に配慮して行い、不安な場合は専門業者に依頼することをお勧めします。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)