LED電球への交換方法と注意点|照明器具選びのポイント

部屋の電灯をLEDにしたいのですが、中の輪っか(電灯)だけLEDを買ってきて、付け替えれば良いのでしょうか?それとも、天井に張り付いている機械部分とカバーのセットも買ってこないといけないのでしょうか?すみません。初歩的な事をお聞きして。カバーを外すと、こんな電気です。

LED電球への交換:簡単?それとも複雑?

LED照明への交換は、ご自宅の照明器具の種類によって大きく異なります。質問者様のように「中の輪っか(電球)」だけ交換できる場合と、器具全体を交換する必要がある場合があります。 まずは、現在お使いの照明器具の種類を確認しましょう。

写真がないため断定はできませんが、質問文から察するに、一般的な「口金式」の照明器具をお使いの可能性が高いです。口金式とは、電球の根本にあるネジ式の金具(口金)で照明器具に固定するタイプです。このタイプの照明器具であれば、電球部分(光源)だけをLED電球に交換できます。

LED電球交換に必要なものと手順

LED電球への交換は、比較的簡単にできますが、安全に作業を行うために以下の準備と手順を踏んでください。

1. 準備するもの

* 新しいLED電球:既存の電球と同じ口金サイズ(E17、E26など)のLED電球を選びましょう。 ワット数(明るさ)や色温度(光の色の種類)も確認し、好みに合わせて選びます。 明るさは、部屋の広さや用途に合わせて適切なワット数を選びましょう。色温度は、ケルビン(K)で表示され、低いほど暖色系、高いほど寒色系になります。
* はしごまたは踏み台:天井の高い照明器具の場合は、安全に作業するために必ず使用しましょう。
* 軍手:万が一、ガラスが割れた場合などに手を保護するために着用しましょう。

2. 交換手順

1. 電源を切る: 照明器具の電源を必ず切ってから作業を始めましょう。ブレーカーを落としてから作業を行うのが最も安全です。
2. 電球を取り外す: 既存の電球を反時計回りに回して取り外します。 熱くなっている可能性があるので、軍手を着用して作業してください。
3. 新しいLED電球を取り付ける: 新しいLED電球を時計回りに回して取り付けます。 しっかりと固定されていることを確認しましょう。
4. 電源を入れる: 電源を入れて、正常に点灯することを確認します。

照明器具全体交換が必要なケース

一方、器具全体を交換する必要があるケースもあります。 具体的には、以下の様な場合です。

* 口金が特殊なタイプ: 一部の古い照明器具には、一般的な口金とは異なる特殊な口金が使われている場合があります。この場合は、LED電球に交換できません。
* 器具が古くて故障している: 器具自体が老朽化して故障している場合、LED電球に交換してもすぐに故障する可能性があります。
* デザイン変更したい: 単にLED電球に交換するだけでなく、照明器具のデザインも変更したい場合。
* シーリングライトなど一体型の場合: シーリングライトなど、電球と器具が一体型になっている場合は、器具ごと交換する必要があります。

照明器具の種類の見分け方

照明器具の種類は、大きく分けて以下の3つがあります。

* 電球型LED照明: 電球部分を交換するタイプ。最も一般的で、交換も簡単です。
* 一体型LED照明: 電球と器具が一体型になっているタイプ。交換する際は、器具ごと交換する必要があります。
* ダウンライト: 天井に埋め込まれたタイプの照明器具。交換は専門業者に依頼する方が安全です。

LED照明を選ぶ際のポイント

LED電球を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

* 口金サイズ: 既存の電球と同じ口金サイズ(E17、E26など)のLED電球を選びましょう。
* ワット数: 部屋の広さや用途に合わせて適切なワット数を選びましょう。
* 色温度: 好みに合わせて色温度を選びましょう。暖色系(2700K~3000K)はリラックスした雰囲気に、寒色系(5000K~6500K)は集中できる雰囲気に適しています。
* 演色性: 物の色をどれだけ自然に再現できるかの指標です。Ra(演色評価数)が高いほど自然な色を再現できます。
* 消費電力: 消費電力が少ないほど省エネ効果が高まります。
* 寿命: LED電球の寿命は長く、一般的に40,000時間程度です。

専門家への相談

もし、ご自身で交換するのが不安な場合、または照明器具の種類が分からず、どのように交換すれば良いか分からない場合は、電気工事士などの専門家に相談することをお勧めします。 安全に作業を行うためには、専門家のアドバイスを受けることが重要です。

まとめ

LED電球への交換は、比較的簡単ですが、安全に作業を行うために、手順をしっかりと確認し、必要に応じて専門家に相談しましょう。 適切なLED電球を選び、快適な空間を演出してください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)