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11畳LDKの家具配置:キッチン一体型住宅のレイアウト計画
11畳の正方形LDKに、キッチン一体型、テレビの設置場所がない…という条件下での家具配置は、確かに頭を悩ませますね。でも、工夫次第で素敵な空間が作れます! 今回は、キッチン収納、テレビ台、卓袱台、ソファの配置について、具体的な提案と、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
キッチン収納の配置:L字型がおすすめ
壁一面がキッチンで埋まっているため、キッチン収納は独立型もしくはL字型が現実的です。向かい合わせは、LDKのスペースを圧迫しやすく、動線も悪くなる可能性が高いです。
- L字型収納のメリット:収納力が高い、作業効率が良い、キッチンとLDKの自然な仕切りになる。
- L字型収納のデメリット:設置スペースが必要、価格が高くなる可能性がある。
L字型にすることで、キッチンとリビングダイニングの間に自然な間仕切りが生まれ、空間を程よく区切ることができます。 収納力も高く、調理器具や食器を効率的に収納できます。 ただし、設置スペースを確保する必要があるため、間取りをよく確認しましょう。 オープンシェルフを組み合わせることで、圧迫感を軽減し、おしゃれな空間演出も可能です。
テレビ台の設置場所:ソファと卓袱台の配置との兼ね合いが重要
テレビの設置場所がないとのことですが、壁面を有効活用することが重要です。 ソファと卓袱台の配置を考慮し、最適な位置を見つけましょう。
- ソファを壁に配置し、その前にテレビ台を置く:最も一般的な配置ですが、11畳の正方形LDKでは、圧迫感を感じやすい可能性があります。ソファのサイズ選びが重要です。
- 卓袱台の近くにテレビ台を置く:リラックスした空間でテレビ鑑賞を楽しみたい場合に適しています。ただし、テレビ台のサイズによっては、卓袱台との間に十分なスペースを確保する必要があります。
- キッチンと向かい合わせの棚の後ろにテレビ台を置く(質問にある案):この案については、後述します。
その他の家具の配置:動線と空間のバランスを重視
ソファと卓袱台は、お互いの邪魔にならないように配置しましょう。 2名暮らしなので、コンパクトなソファと卓袱台を選ぶことで、より広々とした空間を確保できます。 また、通路の幅を確保し、スムーズな動線を確保することも重要です。
キッチンと向かい合わせにしっかりめの棚を置き、その後ろにテレビ台を置く案のメリット・デメリット
メリット:
* キッチンとリビングダイニングの明確な区切りになる。
* 収納スペースが増える。
* テレビ台を置くスペースが確保できる。
* 背の高い棚は、圧迫感を感じさせずに空間を区切ることができる。
デメリット:
* 棚の奥行きが深すぎると、テレビが見づらくなる可能性がある。
* 棚とテレビ台の間に十分なスペースを確保する必要がある。
* 棚が大きすぎると、LDKが狭く感じる可能性がある。
この案は、LDKの空間を効果的に仕切ることができ、収納スペースも確保できるというメリットがあります。しかし、棚のサイズや配置を間違えると、逆に圧迫感を感じたり、使い勝手が悪くなったりする可能性があるため、慎重に検討する必要があります。
具体的な家具選びと配置例
11畳の正方形LDKを最大限に活用するためには、家具のサイズ選びが重要です。 コンパクトで機能的な家具を選ぶことで、広々とした空間を確保できます。
例1:シンプルモダンなレイアウト
* ソファ:2人掛けコンパクトソファ
* テレビ台:ロータイプのコンパクトテレビ台
* 卓袱台:正方形の小さな卓袱台
* キッチン収納:L字型キッチン収納(奥行き45cm程度)
このレイアウトでは、ソファを壁際に配置し、その前にテレビ台を置きます。卓袱台はソファと反対側の壁際に配置し、キッチン収納はキッチンのL字型に沿って配置します。
例2:開放感重視のレイアウト
* ソファ:コンパクトなカウチソファ
* テレビ台:壁掛けテレビ
* 卓袱台:折りたたみ式の卓袱台
* キッチン収納:オープンシェルフとキャビネットを組み合わせた収納
このレイアウトでは、壁掛けテレビを採用することで、床面積を広く確保できます。折りたたみ式の卓袱台は、使わないときは収納できるので、スペースを有効活用できます。
専門家への相談も有効
家具の配置に迷ったら、インテリアコーディネーターに相談するのも良い方法です。プロの視点から、最適なレイアウトを提案してもらえます。 多くのインテリアショップでは、無料相談を受け付けているところもありますので、活用してみましょう。
まとめ
11畳のキッチン一体型LDKの家具配置は、スペースの有効活用と動線の確保が重要です。 今回ご紹介したレイアウト例やアドバイスを参考に、あなたにとって最適な配置を見つけて、快適な住空間を実現してください。 家具選びの際には、サイズや素材、デザインだけでなく、機能性も重視しましょう。 そして、何よりも大切なのは、自分が心地よく過ごせる空間を作るということです。