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和室の壁紙と天井の色選び:清潔感と広々感を両立させるポイント
LDK横に隣接する4.5畳の和室、しかも襖で仕切れるのに壁に収納できるという、使い勝手の良い空間ですね。 LDKと一体化させたり、独立した空間として使ったりと、フレキシブルに対応できる点が魅力です。 清潔感のある明るい空間を希望されているとのことですので、壁紙と天井の色選びについて、具体的なアドバイスをさせていただきます。
1. 和室の壁紙:グリーン系の採用は違和感がないか?
畳が緑色で、壁紙もグリーン系をご検討とのことですが、これは全く違和感ありません。むしろ、畳の色と調和することで、自然で落ち着いた和室空間を演出できます。 ただし、グリーンにも様々な種類があります。 鮮やかなグリーンは、少し落ち着きがなくなる可能性がありますので、黄緑や緑がかったベージュなど、比較的淡いトーンのグリーンを選ぶことをおすすめします。 サンゲツの「日本の彩」シリーズは、自然な色合いのものが多く、きっとお好みのグリーンが見つかるでしょう。
LDKが白基調であることと、和室の壁紙の色を変えることで、空間のメリハリをつけることができます。 LDKと和室を完全に一体化させたい場合は白基調も選択肢ですが、襖で仕切れるのであれば、あえて異なる色にすることで、それぞれの空間の個性を際立たせることができます。 これは、空間の広がりを感じさせる効果にも繋がります。
グリーン系の壁紙を選ぶ際のポイント
* 明るさ:彩度が低く、明るめのグリーンを選ぶと、清潔感と広々とした印象を与えます。
* 柄:無地か、控えめな柄を選ぶと、落ち着きのある空間になります。派手な柄は、空間を狭く見せる可能性があります。
* 素材:自然素材風の壁紙を選ぶと、より和室らしい雰囲気になります。
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2. 和室の天井の色:最適な色選び
天井の色は、壁紙の色と調和させることが重要です。 グリーン系の壁紙を選んだ場合、天井の色は白、アイボリー、または薄いベージュがおすすめです。 これらの色は、空間を広く明るく見せる効果があります。 また、天井の色を壁紙より少し明るい色にすることで、より開放的な空間を演出できます。
天井の色を選ぶ際のポイント
* 明るさ:白やアイボリーは、空間を明るく見せる効果があります。
* 色味:壁紙の色と調和する色を選びましょう。
* 素材:クロスだけでなく、和室らしい雰囲気を出すために、木材調の天井材も検討してみましょう。
3. 全体的な空間コーディネート
LDKの床とドアが明るい茶系であることを考慮すると、和室の畳の緑色、ミディアムブラウン系のこたつ、そして淡いグリーンの壁紙、白またはアイボリー系の天井は、自然で調和のとれた空間を演出します。 襖が白であることも、空間の明るさを保つ上でプラスに働きます。
襖を壁に収納することでLDKと一体化できる点は、空間の広がりを演出する上で非常に効果的です。 しかし、完全に一体化させると、和室の存在感が薄れてしまう可能性もあります。 襖を閉じた状態と開けた状態、それぞれの状態での空間の印象を想像しながら、最適な色を選びましょう。
4. 専門家の意見を参考に
インテリアコーディネーターなどの専門家に相談することも有効です。 彼らは、色の組み合わせや素材選びについて豊富な知識と経験を持っています。 複数の専門家の意見を聞くことで、より客観的な視点を得ることができます。 また、ショールームなどで実際に色見本を見て、自分の目で確認することも重要です。
5. モデルハウスを活用しよう
近場のモデルハウスで、実際に壁紙や天井の色を確認することは、イメージを掴む上で非常に有効です。 様々な色の組み合わせを見ることができるので、参考になるでしょう。 また、照明の種類や配置も確認することで、よりリアルな空間イメージを掴むことができます。
まとめ:清潔感と広々感を両立した和室を実現しよう
和室の壁紙と天井の色選びは、空間全体の印象を大きく左右します。 今回のケースでは、畳の緑色を活かしつつ、淡いグリーンの壁紙と白またはアイボリー系の天井を組み合わせることで、清潔感と広々とした明るい空間を実現できるでしょう。 専門家の意見を参考にしたり、モデルハウスを見学したりすることで、より理想的な和室を創造できるはずです。 様々な組み合わせを検討し、自分にとって最適な空間を作り上げてください。