LDKの壁紙変色問題:原因究明と解決策

壁紙の変色についてわかる方いますか?喫煙をしない部屋(LDK)で壁紙だけが全体的に黄色から茶色に変色することってありますか? (継ぎ目の糊の部分は白いまま)キッチンの煙なら天井や建具の木部の変色もあるはずなんですが、普通にキレイなんです。同じ壁紙を廊下や玄関に使っているのですが変色していません。キッチン側の梁の部分に同じ壁紙が貼ってあり、まだらに茶色に変色していて、作り付けの電話ボックスの壁も茶色に近い変色です。和室と仕切るフスマはなぜか一枚だけLDK側のみ変色。カレンダーか絵が掛けてあった形が薄っすら四角に残っていますが、業者さんも原因がわからず首をひねっていて…。部屋の壁全体が茶色にまだらになってて、呪われた部屋みたいになってます。リフォームするにしても、原因不明のままで、また同じようなことになったら困るので、この際スッキリ解決したいので、同じような現場を見られた方やご存知の方、宜しくお願いします。補足ご回答ありがとうございます。勉強になります。メーカーさんに問い合わせたところ、オレフィン壁紙だそうです。ビニール製に比べると汚れは付きやすいとのこと。建築会社は腰が引けてるし、何か隠してるの?何が隠れてるの?

壁紙変色の原因を探る:オレフィン壁紙の特性と可能性

LDKの壁紙が黄色から茶色に変色し、特にキッチン側の梁や電話ボックス、襖の一部に集中して変色しているとのこと。 喫煙がなく、天井や建具が綺麗なのに壁紙だけが変色しているという状況は、確かに不可解です。 さらに、オレフィン壁紙であるという情報も重要です。オレフィン壁紙は、塩化ビニル系壁紙に比べて汚れやすく、経年劣化による変色も起こりやすい傾向があります。

しかし、部分的な変色や、カレンダー跡のような影が残っていることから、単なる経年劣化だけでは説明がつきにくい点があります。 可能性として考えられる原因をいくつか検討してみましょう。

1. 湿気や結露の影響

* 外壁からの湿気: 外壁の断熱不良や、雨漏りなどによる湿気が、壁紙の変色を引き起こしている可能性があります。特に、キッチン側の梁や電話ボックスが変色していることから、この可能性は高いと考えられます。
* 内部結露: LDKの換気が不十分で、室内の湿気が壁に結露し、それが壁紙の変色につながっている可能性も考えられます。 特に、冬場や梅雨時期に顕著な現象かもしれません。
* 配管からの漏水: 壁の中に隠された配管からの微細な漏水も、壁紙の変色を引き起こす可能性があります。 目に見える水漏れがない場合でも、壁紙の裏側で漏水している可能性があります。

2. 光による変色

* 直射日光: 窓からの直射日光が長時間当たっている部分に、変色が集中している可能性があります。 カーテンやブラインドなどで、直射日光を遮断することで、変色の進行を抑制できる可能性があります。
* 照明の影響: 照明器具の種類や設置場所によっては、特定の部分に光が集中し、壁紙の変色を促進する可能性があります。

3. 化学物質の影響

* 建材からの放散: 建材から放散される化学物質が、壁紙に付着し、変色を引き起こしている可能性があります。 特に、新築住宅やリフォーム直後によく見られる現象です。
* 生活用品からの影響: 洗剤や化粧品など、生活用品から揮発する化学物質が、壁紙に付着し、変色を引き起こしている可能性もあります。

4. 施工不良

* 下地処理の不備: 壁紙を貼る前の下地処理が不十分だった場合、壁紙の変色につながる可能性があります。
* 接着剤の不良: 使用した接着剤の種類や量によっては、壁紙の変色を引き起こす可能性があります。

5. その他

* カビ: 湿気が原因でカビが発生し、それが壁紙の変色につながっている可能性もあります。
* ペットの尿: ペットを飼っている場合、ペットの尿が原因で壁紙が変色している可能性もあります。

専門家への相談と具体的な解決策

原因が特定できない場合は、専門家(建築士、壁紙業者、または住宅診断士)に相談することをお勧めします。 彼らは、状況を詳しく調査し、適切な原因究明と解決策を提案してくれます。

専門家への相談手順

1. 写真撮影: 変色している部分の写真を複数枚撮影し、変色の程度や範囲を記録します。
2. 状況説明: 変色の状況、発生時期、生活状況などを詳しく説明します。
3. 見積りの取得: 原因究明と修理・リフォームにかかる費用を見積もってもらいましょう。

解決策

原因によって解決策は異なりますが、考えられる解決策は以下の通りです。

* 換気改善: 換気扇の設置や、定期的な換気を行うことで、湿気対策を行います。
* 断熱対策: 外壁の断熱性を高めることで、結露を防ぎます。
* 漏水修理: 配管からの漏水があれば、速やかに修理を行います。
* 壁紙張替え: 変色がひどい場合は、壁紙の張替えが必要になります。 この際、原因を特定した上で、適切な壁紙を選びましょう。
* 部分的な補修: 変色が軽度であれば、部分的な補修で済む場合があります。

建築会社への対応: 建築会社が腰をひけているとのことですが、瑕疵担保責任の観点から、原因究明と対応を求めるべきです。 必要であれば、弁護士に相談することも検討しましょう。

まとめ:原因究明と適切な対応で快適な住空間を

LDKの壁紙変色は、原因が特定しにくい複雑な問題です。 しかし、一つずつ可能性を検討し、専門家の力を借りながら原因を究明することで、必ず解決策が見つかります。 原因不明のまま放置すると、状況が悪化したり、健康被害につながる可能性もあります。 早めの対応を心がけ、快適な住空間を取り戻しましょう。

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