LDKのカラーコーディネートで迷ったら?白基調のシンプルモダン空間に温もりと統一感をプラスする方法

LDKのインテリアカラーでセンス良く見えるように家具を購入したいのですが、カラーコーディネートがよくわかりません。床は明るめナチュラルカラーの幅広フローリングで、壁紙と建具は白。キッチンと食器棚も白です。カウンターキッチンでカウンター部分は白ですが、カウンター下の収納は黒。テレビ台を新しく購入するか今あるものを使うかで迷っていますが、今あるものを使うとすれば黒。LDKの間取りは直線です。テレビ台の上に壁取付の床と同じ色の飾り棚を2枚段違いで設置しています。部屋が広く見えるように白を基調にしてシンプルモダンを目指していますが、無機質になるのは嫌で床はナチュラルカラーにしました。①ダイニングセットをブラウンにしてテーブルを床と同じ色にしたら変ですか?ブラウンかナチュラルどちらかに揃えたほうがいいでしょうか。②テーブルの下に敷くラグとカーテンは何色が合うと思いますか?

白を基調としたシンプルモダンなLDKに、温かみと統一感をプラスしたい。そんな理想の空間を実現するためのカラーコーディネートについて、具体的なアドバイスを交えてご紹介します。床が明るめナチュラルカラー、壁と建具が白、キッチンも白というベースに、黒の収納や既存の黒のテレビ台、そして床と同色の飾り棚という要素が加わっています。この状況から、ダイニングセットの色選びやラグ、カーテンの色選びに迷っているとのことですね。

1. ダイニングセット:ブラウンとナチュラル、どちらを選ぶ?

①ダイニングセットをブラウンにして、テーブルを床と同じ色にするのは変でしょうか?というご質問ですが、結論から言うと変ではありません。むしろ、床の色とテーブルの色を揃えることで、空間の統一感が生まれ、より広く、落ち着いた印象になります

ただし、ブラウンとナチュラル、どちらの色を選ぶかは、全体のバランスと目指す雰囲気によって異なります。現状、白と黒がベースとなっているため、ブラウンを選ぶことで、温かみのあるアクセントを加えることができます。ナチュラルカラーを選ぶと、より統一感が強調されますが、少し単調になる可能性も。

具体的な提案として、床の色味に合わせた明るめのブラウンのダイニングセットを選び、椅子はベージュやアイボリーなどの明るい色を選ぶことをおすすめします。これにより、空間全体に明るさと温かみが加わり、シンプルモダンでありながら、リラックスできる雰囲気を演出できます。

もし、ナチュラルカラーのテーブルを選択する場合は、木目の美しいテーブルを選ぶことで、シンプルモダンながらも自然の温もりを感じさせる空間を演出できます。ただし、白とナチュラルだけで構成すると、少し寂しい印象になる可能性があるため、他のインテリアでアクセントカラーを取り入れることを検討しましょう。

2. ラグとカーテンの色選び:全体のバランスを考慮する

②テーブルの下に敷くラグとカーテンは何色が合うと思いますか?というご質問には、ダイニングセットの色と全体のバランスを考慮して選ぶ必要があります。

  • ブラウンのダイニングセットの場合:ベージュやアイボリーなどの明るい色味がおすすめです。これらの色は、ブラウンと白のバランスをとり、空間を広く見せる効果があります。また、少し濃いめのグレーのラグも、モダンな雰囲気を演出できます。カーテンは、ラグの色と合わせて、または白やオフホワイトなどの明るい色を選ぶと、清潔感と広々とした印象を与えます。
  • ナチュラルカラーのダイニングセットの場合:より明るい色味のラグやカーテンを選ぶことで、空間全体が明るくなります。例えば、オフホワイトやライトグレーのラグ、そして白や淡いベージュのカーテンがおすすめです。これにより、シンプルで清潔感のある空間を演出できます。ただし、単調にならないように、クッションや照明などでアクセントカラーを取り入れることを検討しましょう。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、白を基調としたシンプルモダンなLDKに、ブラウンやベージュなどの温かみのある色を取り入れることは非常に効果的です。無機質になりがちな白をベースにした空間は、これらの色を加えることで、人間味が増し、より居心地の良い空間になります。

特に、ベージュは、白との相性も抜群で、様々なインテリアスタイルに合わせやすい万能カラーです。ラグやカーテン、ソファなどのファブリックアイテムにベージュを取り入れることで、空間全体に統一感と奥行きを与えることができます。また、ブラウンは、より重厚感や落ち着きを演出したい場合に最適です。ただし、ブラウンの濃淡や素材感によって印象が大きく変わるため、慎重に選びましょう。

3. 具体的な色選びと素材選びのポイント

具体的な色選びにおいては、色のトーンに注目することが大切です。明るめのトーンは空間を広く見せ、暗めのトーンは落ち着いた雰囲気を演出します。また、素材感も重要な要素です。例えば、リネン素材のカーテンは、ナチュラルでリラックスした雰囲気を、ベルベット素材のソファは、高級感と重厚感を演出します。

具体的な例として、床が明るめナチュラルカラーなので、ダイニングテーブルも同系色の明るめブラウンを選択し、椅子はベージュのファブリック素材を選ぶと、温かみのある空間になります。ラグは、ベージュやアイボリー系のもの、もしくはグレー系のものを選び、カーテンは白やオフホワイトのレースカーテンと、ベージュやグレーのドレープカーテンを組み合わせることで、光を取り込みながら、プライバシーも確保できます。

4. アクセントカラーの活用

シンプルモダンな空間は、アクセントカラーを効果的に使うことで、より魅力的な空間になります。例えば、クッションやグリーン、照明器具などに、ターコイズブルーやマスタードイエローなどのアクセントカラーを取り入れることで、空間全体にメリハリが生まれます。ただし、アクセントカラーは、全体のバランスを崩さないように、少量に留めることが重要です。

5. まとめ:理想のLDKを実現するためのステップ

白を基調としたシンプルモダンなLDKに温かみと統一感をプラスするには、以下のステップで進めてみましょう。

  1. 床の色に合わせた明るめブラウンのダイニングテーブルを選択
  2. 椅子はベージュやアイボリーなどの明るい色を選ぶ
  3. ラグはベージュ、アイボリー、またはグレー系のものを選択
  4. カーテンは白、オフホワイト、またはベージュ系のものを選択
  5. クッションやグリーン、照明などでアクセントカラーを取り入れる

これらのポイントを踏まえ、ご自身の好みやライフスタイルに合わせたカラーコーディネートを検討してみてください。理想のLDKを実現し、快適な空間を手に入れましょう。

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