JR駅で拾得物のスマホを駅員が使用!法的な問題と適切な対応

JR駅内にてスマホを落としました。駅員が勝手に使用していたのですが法的に問題があるのでは? 先日11時半過ぎに携帯を駅内に落としてきたことに気づき帰路をUターンしました。 親切な方が窓口に届けてくださったようですぐに見つかったのですが引き渡し時に駅員からこういわれました。 「お母さんから着信がありました」 着信するとその番号とアドレス帳に登録されている分にはその送信者の名前が表示されるタイプでしたのでそのときは「こんな遅くまで私の心配してくれてたのか、珍しいな」程度に思っていました。 無事、帰宅したら母がまだ起きていて12時過ぎまで起きてることがめったにないし様子がおかしい、ものすごく怒っている。 「あんた、夜中に電話してくるんじゃないわよ!」 母は私の電話からの着信でたたき起こされたと言ってます。 急いで確認したところ母の電話には駅員の留守電メッセージが… あろうことか人の携帯を開いてアドレスから母親に電話していました。 少し前のことになりますが出張先のホテルの部屋に携帯を落としたことがあります。 社名義の部屋でよく使う部屋だったのですがホテルの方の対応は保管のみでした。 社に戻り携帯が見当たらず同僚にかけてもらったがウンともスンとも言わない、そこで忘れ物に気づいたのですが長時間コールをしても誰も出てくることはありませんでしたし、私の携帯から折り返し同僚の携帯にコールされるようなことはなくそのことについて尋ねたときこう言われました。 「法的にそれは許されないことなので電話がかかってきても受けません」 受け取り自体がまずいのだったら通話は法律的に問題があるのでは?警察に相談することも視野に入れているのですが通話記録や録音記録はなんらかの証拠として取り扱ってもらえるのでしょうか? あと気になることなのですが、受け取り時にちょっと怪しいな…と思ったんです。 どう考えても窓口から見える位置に置いて行ったとしか考えられない。 その駅員が置いて行ったものを興味本位で回収し中を見ていた可能性が高くとても気持ちが悪いです。補足携帯を取ってもらうことによって助かる人もいれば私のように嫌悪感も抱く人間もいます。 最悪の恩知らず…と言われてましてもこれは価値観の違いですのでなんとも言えません。 どんな情報が入ってるかにもよるじゃないですか? 馬鹿にするわけではありませんがプリペイド携帯のようなものや通話のみの機種の場合は見られても対して抵抗はないと思うんです。そういったものを使用してたら私だって神経質になりませんよ。 しかし現在使用しているものはカード情報から写真、GPSなどの機能が付いている、しかも仕事でも使っている個人情報の塊である物に対しあまりにもうかつな扱いなのでは?と思うのです。変にいじることにより設定が変わる恐れもあります。 ちなみに専用のケース(これが壊れてしまっていたのがそもそもの原因です。2週間前に購入したばかりの新品です)に入れて歩いていたので置き忘れてしまったわけでもないです。 落としたこと…不可抗力に対して本人が悪い!というのはあまりに乱暴な意見ですよ。

駅員による拾得物スマホの私用は違法?

駅員が拾得したスマートフォンを勝手に使用した行為は、民法および個人情報保護法に抵触する可能性があります。

民法上の問題点

民法では、拾得物は「拾得者」が所有者へ返還する義務を負っています。 駅員は拾得物を保管する義務はありますが、勝手に使用したり、内容を確認したりする権利はありません。 今回のケースでは、駅員が所有者の承諾なくスマートフォンを使用し、さらに母親に電話した行為は、不法行為に該当する可能性があります。

個人情報保護法上の問題点

スマートフォンには、個人情報(連絡先、写真、位置情報など)が多数保存されています。駅員がこれらの情報を無断で閲覧・使用した行為は、個人情報保護法違反にあたる可能性があります。特に、母親への通話行為は、個人情報の漏洩に該当する可能性が高く、深刻な問題です。

証拠として使えるもの

警察への相談を検討されているとのことですが、以下の証拠が有効です。

* 通話記録:駅員と母親間の通話記録は、駅員の行為を裏付ける重要な証拠となります。携帯電話会社から通話明細を取得しましょう。
* 留守電メッセージ:母親の携帯電話に残された駅員の留守電メッセージは、直接的な証拠となります。メッセージの内容を記録しておきましょう。
* 証言:事件の状況を把握している母親の証言も重要な証拠となります。
* 駅員の証言:駅員自身の証言も必要です。ただし、証言が信用できるかどうかは、状況証拠などによって判断されます。

警察は、これらの証拠を基に、駅員の行為が民法上の不法行為や個人情報保護法違反に該当するかを判断します。

駅員の対応への不信感

駅員がスマホを拾得した場所が窓口から見える位置だったという点、そして、対応に不自然さを感じたという点から、駅員が意図的にスマホを拾得し、内容を確認していた可能性も否定できません。この点についても、警察に相談する際に説明すると良いでしょう。

適切な対応

まず、警察に相談することをお勧めします。警察は、事件の状況を調査し、適切な対応を指示してくれます。

さらに、鉄道会社にも苦情を申し立てることを検討しましょう。鉄道会社は、駅員の行為について責任を負う可能性があります。苦情申し立てを行う際には、証拠となる資料を添付すると効果的です。

今後、拾得物に遭遇した場合の対応

今回の経験を踏まえ、今後、拾得物に遭遇した場合の適切な対応について考えてみましょう。

拾得物を見つけたら

* すぐに警察に届け出ることが重要です。
* 拾得物の内容を確認したり、使用したりすることは絶対に避けましょう。
* 拾得場所、日時、状況などを記録しておきましょう。

拾得物を届けられた場合

* 身分証明書を提示し、所有権を証明しましょう。
* 拾得物に異常がないかを確認し、問題があれば警察に報告しましょう。
* 拾得物に個人情報が含まれている場合は、プライバシー保護に配慮しましょう。

専門家の意見

弁護士に相談することで、法的観点からのアドバイスを受けることができます。弁護士は、事件の状況を詳しく聞き取り、適切な法的措置を提案してくれます。

まとめ

駅員による拾得物スマートフォンの私用は、民法および個人情報保護法に抵触する可能性があり、重大な問題です。警察への相談、鉄道会社への苦情申し立て、弁護士への相談などを検討し、適切な対応を取るようにしましょう。 今後のためにも、拾得物への適切な対応方法を理解しておくことが大切です。

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