EMボカシ堆肥とウジ虫発生:夏の対策と改善策

EMボカシを使って生ゴミ堆肥をつくっています。最近、続けてウジ虫がわきました。 夏でも大丈夫だったのにナゼなのか? 市民菜園10坪を借りて野菜作りをたのしんでいます。 2年ほど前から、市の講座で、EMボカシを手作りし、それで生ゴミを堆肥化しています。 前回作ったボカシは、乾燥を失敗(大たらいで乾燥させたら隅の部分がカビ?っぽく固まってました)してしまい、 でもソレを生ゴミに掛けてました。 ウジ虫(1cm位)がわいたのは、カビたボカシを使ったからでしょうか? 蓋を開けた時のウジ虫を見た時のショックと言ったらもう…補足生ゴミ(バケツ内)にウジ虫がわきます。 とりあえず熱湯を掛けて殺します。 当然熱湯が掛かった生ゴミは、生ゴミ堆肥としては失格ですよね。コレは”寝かし”を待たずして畑の、しばらく使用予定の無い場所に、土と良く混ぜて埋め、厚めに土を掛けておきます。 EM菌が足りない、のなら、いつもの倍量のボカシ(カビちゃってますが)を生ゴミに掛けたら良いのですかね?

ウジ虫発生の原因とEMボカシ堆肥の改善策

生ゴミ堆肥にウジ虫が発生した原因は、いくつかの可能性が考えられます。ご質問にあるように、カビが生えたEMボカシの使用が大きな要因の一つでしょう。しかし、それだけではありません。夏の高温多湿と、EMボカシの乾燥不足、そして生ゴミの管理方法なども影響している可能性があります。一つずつ詳しく見ていきましょう。

カビが生えたEMボカシの使用

EMボカシにカビが生えていたことは、堆肥化の過程に悪影響を与えた可能性が高いです。カビは、好気性菌(酸素を必要とする菌)の活動を阻害し、嫌気性菌(酸素を必要としない菌)の繁殖を促進します。嫌気性菌の繁殖は、悪臭や腐敗を招き、ウジ虫などの害虫を呼び寄せる原因となります。カビが生えた部分は、堆肥として使用せず、廃棄することをお勧めします。

夏の高温多湿の影響

夏場は気温が高く湿度も高いので、生ゴミが腐敗しやすく、ウジ虫が発生しやすい環境となります。特に、通気性が悪いと、嫌気性菌が繁殖しやすくなり、ウジ虫の発生リスクが高まります。

EMボカシの乾燥不足

EMボカシは、適切に乾燥させることが重要です。乾燥不足は、カビの発生を招き、ウジ虫の発生を助長します。大たらいでの乾燥は、隅の部分が乾燥しにくく、カビが生えやすいので、乾燥方法を見直す必要があります。天日干しが良いでしょう。風通しの良い場所で、薄く広げて乾燥させることが重要です。

生ゴミの管理方法

生ゴミのバケツは、常に清潔に保つことが重要です。バケツの中に残った生ゴミや水分は、ウジ虫の発生源となります。使用後は、洗剤で丁寧に洗い、乾燥させることを心がけましょう。また、生ゴミはこまめに処理し、バケツに溜め込まないことが大切です。

ウジ虫が発生した場合の対処法

既にウジ虫が発生してしまった場合は、以下の対処法を試してみてください。

熱湯処理と廃棄

熱湯処理は、ウジ虫を殺す効果がありますが、堆肥としては使用できません。熱湯処理した生ゴミは、土と混ぜて埋め、厚めに土を掛けて処分しましょう。

EMボカシの増量だけでは不十分

EM菌を増やすために、カビが生えたボカシを倍量使用する方法は、効果的ではありません。むしろ、カビの繁殖を助長し、状況を悪化させる可能性があります。新鮮で、適切に乾燥させたEMボカシを使用することが重要です。

改善策と予防策

今後の堆肥作りでは、以下の点に注意しましょう。

1. EMボカシの適切な乾燥

EMボカシは、十分に乾燥させることが重要です。天日干しを行い、風通しの良い場所で薄く広げて乾燥させましょう。乾燥が不十分な場合は、乾燥機を使用するのも一つの方法です。

2. 生ゴミの適切な管理

生ゴミは、こまめに処理し、バケツに溜め込まないようにしましょう。バケツは常に清潔に保ち、使用後は洗剤で丁寧に洗い、乾燥させましょう。

3. 通気性の良い堆肥容器の使用

通気性の良い容器を使用することで、嫌気性菌の繁殖を抑え、ウジ虫の発生を防ぐことができます。市販の堆肥容器や、通気性の良い自作容器を使用しましょう。

4. 生ゴミの種類と量

肉類や魚介類などの水分が多い生ゴミは、腐敗しやすく、ウジ虫が発生しやすいので、量を少なくするか、他の生ゴミと混ぜて堆肥化しましょう。

5. 定期的な点検

堆肥化の過程で、定期的に堆肥の状態をチェックし、異常があればすぐに対応しましょう。

専門家のアドバイス

堆肥作りに関する専門家や、地域の農業センターなどに相談してみるのも良いでしょう。専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な堆肥作りを行うことができます。

まとめ

ウジ虫の発生は、EMボカシの乾燥不足、夏の高温多湿、生ゴミの管理方法など、複数の要因が重なって起こる可能性があります。適切な乾燥、清潔な管理、通気性の確保を心がけ、必要に応じて専門家のアドバイスを求めることで、快適な堆肥作りを実現できます。

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