DV被害と離婚、そして新しい生活への道筋

はじめまして。知人から相談された話なのですが、どなたか専門家の方のアドバイスを頂けたらと思います。知人は42歳の主婦なのですが、現在 旦那さんと高校生と中学生の子供2人と生活しています。ただ夫婦生活が上手くいかず、数年前からいざこざが絶えず、DVなどで警察を呼ぶことなどがしばしばありました。普段の生活の中でも部屋を荒らされたり靴やバッグなどの持ち物を捨てられたりと嫌がらせがかなり酷かったそうです。旦那さんは会社に勤めてますが、マンションの返済や光熱費、税金等以外はあまり生活費を入れてくれないらしく、知人が外で働き生活費や教育費に充て、足らない分は実家の親御さんから援助してもらっているそうです。ただ子供の生活を考えて何とかこの状況を我慢して生活していましたが、先日ついに口論と暴力の末、旦那さんが包丁を子供達や知人に向けて脅すなどし、傷害で警察に1週間ほど拘留されました。その後、子供達を心配する知人の意向で旦那さんにはとりあえず実家に帰ってもらい、旦那さんの叔父にあたる弁護士が間に入り、今後子供の為に旦那さんと一緒に住むことは厳しいことや生活費、教育費等の話をしてきましたが、一向に話が進まずにいたところ、先週末に旦那さんが勝手に帰ってきて家に居座り始めたそうです。知人は子供を心配し、学校以外は常に連れ歩いているそうです。すぐにその旨を叔父の弁護士に電話をしてもなかなか取り合ってくれず、昨日事務所まで直接行き話をしましたが適当にあしらわれたそうです。知人は現在やはり生活にギリギリの為、高額な弁護士を雇うのが厳しく、今のところ旦那さんの行動に対して泣き寝入りしか出来ず、今後の生活や子供達の状況に不安を抱えています。できればこれから旦那さんと離婚をして親権を取り、子供達が現在の学校へ通える範囲に新居を借りて教育費や生活費等をなるべく旦那さんに負担してもらうことが希望のようですが、その際どのような方法、手立てがあるでしょうか? もしくは、あまりお金がかからない相談機関などはありますでしょうか?ただ、今まで無料の相談窓口などに何度か相談したようですが、あまり有意義なアドバイスは貰えなかったようですが…是非、切羽詰っている知人の為にお知恵を貸して頂けたらと思います。宜しくお願いします。

ご相談ありがとうございます。ご友人の置かれている状況は非常に深刻で、一刻も早い解決が必要です。DV被害、経済的な困難、そして弁護士との対応の難しさ…様々な問題が複雑に絡み合っています。ご友人と子供たちの安全と未来のために、具体的なステップを踏んで解決策を探っていきましょう。

1.まずは安全確保:警察と相談支援センター

警察への通報と保護命令の申請

旦那さんが自宅に居座っている状況は非常に危険です。まずは警察に相談し、現状を伝えましょう。 旦那さんの行為は住居侵入にあたる可能性があります。警察は、ご友人の安全確保のために必要な措置を取ってくれます。また、緊急性が高い場合は、保護命令の申請も検討しましょう。保護命令が出れば、旦那さんはご友人宅に近づくことや連絡を取ることが禁止されます。

相談支援センターの利用

最寄りのDV相談支援センターや女性相談窓口に連絡を取りましょう。これらの機関は、DV被害者への支援を専門に行っています。弁護士の紹介や、一時的な避難場所の提供、経済的な支援など、様々なサポートを受けることができます。相談は無料で、秘密も守られます。相談窓口の電話番号はインターネットで簡単に検索できます。

  • 全国共通のDV相談窓口電話番号:0570-783-909
  • お住まいの地域のDV相談支援センターや女性相談窓口

2.離婚に向けて:弁護士への相談と手続き

弁護士費用補助制度の活用

弁護士費用が高額で心配とのことですが、法テラス(日本司法支援センター)の利用を検討しましょう。法テラスは、経済的に弁護士を雇うことが困難な方に対して、弁護士費用の一部を補助する制度を提供しています。収入や資産状況に応じて、補助額が決定されます。まずは法テラスに相談し、ご友人の状況に合った支援を受けられるか確認しましょう。

離婚協議と調停・訴訟

弁護士に依頼することで、離婚協議、調停、訴訟といった手続きをスムーズに進めることができます。弁護士は、ご友人の権利を守り、慰謝料、養育費、財産分与などの請求をサポートします。DVがあったことは、離婚原因として有利に働きます。また、子供たちの親権についても、ご友人の希望を反映できるよう尽力してくれます。

離婚協議がまとまらない場合は、家庭裁判所に調停を申し立てることができます。調停は、裁判官の仲介のもとで当事者同士が話し合い、合意を目指す手続きです。調停でも合意が得られない場合は、訴訟という手段が残されています。

3.経済的な自立と生活基盤の構築

生活保護制度の活用

生活が非常に厳しい状況とのことですので、生活保護制度の利用も検討しましょう。生活保護は、生活に困窮している方に対して、最低限の生活を保障する制度です。申請は市区町村の福祉事務所で行います。生活保護を受けることで、一時的に生活費を確保し、次のステップへと進むための時間を確保することができます。

仕事探しと経済的支援

ご友人が働くことで生活費を補っている状況ですが、DV被害の影響で精神的に不安定な状態である可能性も考えられます。ハローワークや民間の人材紹介会社などを活用し、ご友人の状況に合わせた仕事探しをサポートしましょう。また、DV被害者向けの経済的な支援制度も存在しますので、相談支援センターなどで情報収集を行いましょう。

4.子供たちの生活と教育

子供たちの学校生活を維持することは非常に重要です。現在の学校に通える範囲で新しい住居を探すことができれば、子供たちの生活環境を安定させることができます。弁護士に相談することで、住居の確保や引越し費用に関するサポートも受けられる可能性があります。

また、養育費の請求は必須です。弁護士は、旦那さんに適切な養育費を支払わせるための手続きをサポートします。養育費の額は、子供の年齢、生活水準、旦那さんの収入などを考慮して決定されます。

5.インテリアと心の癒し:新しい生活への一歩

新しい生活を始めるにあたり、インテリアも心の癒やしに繋がります。グレーは落ち着きと安心感を与える色です。新居では、グレーを基調としたインテリアで、穏やかな空間を作ることをお勧めします。例えば、グレーのソファやカーテン、そして白やベージュを組み合わせることで、清潔感と広がりを感じさせる空間を演出できます。落ち着いた色合いの家具や、自然素材を取り入れることで、心身ともにリラックスできる環境を作ることが大切です。

具体的なアドバイスとしては、

  • グレーの壁に、白やアイボリーの家具を配置する
  • グレーのソファに、ベージュやアイボリーのクッションを置く
  • 自然素材のラグやカーテンで、温かみのある空間を作る
  • 間接照明を効果的に使用し、リラックスできる雰囲気を作る

これらの工夫で、安全で落ち着ける空間を作り、新しい生活への一歩を踏み出せるようサポートしましょう。

ご友人の状況は非常に複雑で、解決には時間と労力が必要になります。しかし、諦めずに、一つずつ問題に取り組むことが大切です。専門機関の力を借りながら、ご友人と子供たちが安全で幸せな生活を送れるよう、サポートを続けていきましょう。

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