DV被害からの脱出と離婚調停:迅速な解決に向けたステップ

何度か、夫の事で相談させて頂いてます。前回の投稿より進展し、警察署に相談に行った次の日に、警察の付き添いの上、夫がいない間に、子供を連れ家を出ました。今は安全な場所で、子供と幸せに暮らせることが出来、出てきて良かったと、心から思ってます。ただ、夫からのメールが凄く、内容も脅迫まがいなことや、子供を返せ等、千文字くらいのメールを20通以上送ってきてます。それも証拠になるということで、置いてますが、夫との喧嘩の時に、私も反撃したことが何回かあったり、物を投げあった時に、当たって怪我をさせてしまったり、夫が私が怒鳴ってるのを録音していて、自分が被害者で、「お前がモラハラでDVだ」と言ってきてます。私は、家を出てから沈黙を守ってきたのですが、部屋が私名義で、家賃・光熱費は私が今も払っていた為、解約するので、部屋を出てくださいと伝えたところ、激怒し、その証拠を持って、被害届を出しに行き、徹底的に戦うと言ってきました。今いる場所も調べあげられ、私の友達にも連絡を取り(勝手に連絡先を調べ)、裁判で協力を仰いでるみたいです。私は、子供を育てられる環境ではなく、夫とは協力して、家庭を守っていけないと判断したので、家を出ました。お互い離婚しようと同意もしていたのですが、実際夫は別れる気はなかったと思います。離婚調停の準備を進め、接見禁止の申し立てをし、部屋の解約も今月中には終わらせようと動いてます。仕事復帰・子供の保育所入所も控えているので、離婚もできれば4月までにはしたいのですが、私の場合、相手によると思いますが、大体どれくらいで、離婚できるんでしょうか??長文で分かりづらいと思いますが、宜しくお願いします。

ご自身の安全を確保され、お子様と新たな生活をスタートされたとのこと、まずは心よりお慶び申し上げます。しかし、夫からの執拗なメールや脅迫行為、プライバシー侵害は非常に深刻な問題です。 離婚調停を進めつつ、これらの行為に対しても法的措置を講じる必要があるでしょう。 本記事では、ご相談内容に基づき、離婚までの期間や必要な手続き、そして安全な生活を送るための具体的なアドバイスを提示します。

離婚調停の期間と流れ

離婚調停の期間は、ケースによって大きく異なります。平均的な期間は6ヶ月~1年程度と言われますが、合意がスムーズに進めば数ヶ月で終了することも、複雑な争点がある場合は数年かかることもあります。 ご自身のケースでは、夫からの執拗な嫌がらせや、お子様の親権、財産分与、慰謝料といった争点がありそうなので、平均的な期間よりも長引く可能性があります。

離婚調停の流れは以下の通りです。

  • 調停の申立て:家庭裁判所に調停を申し立てます。必要書類を準備する必要があります。
  • 期日設定:裁判所から調停期日が設定されます。当事者双方が出席し、話し合いを行います。
  • 調停:調停委員の仲介のもと、当事者間で話し合いを行い、合意を目指します。
  • 調停調書の作成:合意に至った場合は、調停調書が作成され、調停は終了します。
  • 調停不成立:合意に至らない場合は、調停は不成立となり、裁判に移行する可能性があります。

4月までの離婚を希望されるとのことですが、調停が長引く可能性を考慮すると、現実的な目標設定が必要です。弁護士に相談し、状況を説明することで、より正確な期間の見込みを得ることができます。

夫からの嫌がらせへの対処法

夫からの脅迫めいたメールや、プライバシー侵害は、刑事事件に該当する可能性があります。 証拠となるメールを全て保存し、警察に相談することを強くお勧めします。 ストーカー規制法の適用も検討すべきでしょう。 弁護士に相談することで、適切な法的措置を講じることができます。

具体的な対策

  • 証拠の保存:メール、通話記録、写真などを全て保存しましょう。日付や時刻が確認できるよう、スクリーンショットを撮るなど、証拠として使えるように整理してください。
  • 警察への相談:脅迫やプライバシー侵害について、警察に相談し、被害届を提出しましょう。警察は、あなたと子供さんの安全確保のために、適切な対応を取ってくれるでしょう。
  • 弁護士への相談:弁護士に相談することで、法的アドバイスを受け、適切な手続きを進めることができます。弁護士費用は心配かもしれませんが、法律扶助制度を利用できる可能性もあります。
  • 連絡先の変更:夫に連絡先を知らせる必要はありません。電話番号やメールアドレスなどを変更し、連絡が取れないようにしましょう。SNSアカウントも削除することを検討しましょう。
  • 周囲への相談:信頼できる友人や家族、専門機関などに相談し、精神的な支えを得ましょう。一人で抱え込まず、周囲の協力を得ることが大切です。

離婚調停における争点と対策

離婚調停では、以下の点について話し合われます。

1. 親権

お子様の親権は、どちらが持つのか、また、面会交流はどのように行うのかが争点となります。お子様の最善の利益を考慮して決定されます。安全な環境で育てることができることを裁判所に訴えることが重要です。

2. 財産分与

結婚中に築いた財産をどのように分けるのかが争点となります。共有財産だけでなく、個人の財産についても検討する必要があります。ご自宅がご名義であることは有利に働く可能性があります。

3. 慰謝料

DV被害を受けた場合、慰謝料を請求できる可能性があります。夫の行為がDVに該当する証拠をしっかりと揃えることが重要です。弁護士に相談して、適切な金額を請求しましょう。

4. 養育費

お子様の養育費を誰がいくら支払うのかが争点となります。お子様の年齢や生活水準などを考慮して決定されます。弁護士に相談し、適切な金額を請求しましょう。

専門家の視点:弁護士の役割

弁護士は、離婚調停において非常に重要な役割を果たします。弁護士は、あなたの権利を守り、有利な条件で離婚を進めるためのサポートをしてくれます。具体的には、以下の様な役割があります。

  • 法的アドバイス:離婚に関する法律や手続きについて、的確なアドバイスを提供します。
  • 証拠収集:証拠となる資料の収集や整理を支援します。
  • 交渉:相手方との交渉を行い、有利な条件で合意を目指します。
  • 裁判対応:調停が不成立になった場合、裁判での対応をサポートします。

弁護士に依頼することで、精神的な負担を軽減し、効率的に離婚を進めることができます。まずは、法律相談窓口などに相談してみましょう。

安全な生活のための具体的なステップ

現在、安全な場所で生活されているとのことですが、更なる安全対策が必要です。

  • 住所の変更:現在の住所を夫に知られないようにしましょう。必要に応じて、転居を検討しましょう。
  • セキュリティ対策:自宅の防犯対策を強化しましょう。防犯カメラの設置や、鍵の交換などを検討しましょう。
  • 緊急連絡先:警察やDV相談窓口などの緊急連絡先を常に携帯しておきましょう。
  • 個人情報の保護:個人情報が漏洩しないように注意しましょう。SNSの利用を控えたり、パスワードを変更するなど、セキュリティ対策を徹底しましょう。

まとめ

離婚調停は、時間と労力を要する手続きですが、弁護士の適切なサポートを受けることで、よりスムーズに進めることができます。 夫からの嫌がらせに対しても、警察への相談や法的措置を講じることで、ご自身と子供さんの安全を確保しましょう。 焦らず、一つずつ問題を解決していくことで、必ず明るい未来を築くことができるはずです。

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