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DV事件における警察の対応と逮捕の可能性
ご主人からのDV被害、大変お辛い状況の中、警察に被害届を出されたとのこと、心よりお見舞い申し上げます。顔面打撲で診断書も取得され、警察への被害届も提出済みとのことですので、決して「程度の軽い喧嘩」ではありません。 警察がすぐに逮捕状を執行するとは限りません。警察の対応は、事件の証拠、加害者の態度、被害の程度など、様々な要素によって判断されます。
警察の捜査の流れ
警察は、まず被害届を受理した後、以下の流れで捜査を進めます。
- 被害状況の聴取: 具体的な状況、加害者の行動、怪我の状況などを詳しく聴取します。診断書は重要な証拠となります。
- 現場検証(実況見分): 現場の状況を確認し、証拠となるものを収集します。既に済まれているとのことですが、これは非常に重要なステップです。
- 加害者への事情聴取: 加害者であるご主人に対して、事件の経緯や動機などを聴取します。この段階で、加害者が事件を否認したり、証拠隠滅を図ったりする可能性もあります。
- 証拠収集: 診断書、写真、証言など、事件を立証するための証拠を収集します。 ご自身の携帯電話などに、過去のモラハラや暴力を示す証拠(音声データ、メール、写真など)があれば、提出することをお勧めします。
- 事件の分類と判断: 警察は、集めた証拠に基づいて、事件の性質(傷害罪、暴行罪など)を判断し、起訴すべきかどうかを検討します。 今回のケースでは、傷害罪に該当する可能性が高いです。
逮捕されるための条件
逮捕は、証拠が十分に揃い、逃亡や証拠隠滅の恐れがあると判断された場合に行われます。 一ヶ月経過しても逮捕に至っていないからといって、警察が事件を軽く見ているとは限りません。 捜査には時間と労力がかかり、証拠の積み重ねが必要なためです。 警察は、事件の全容解明に努めている最中である可能性が高いです。
「この程度の喧嘩」ではない
ご自身の状況を「この程度の喧嘩」と表現されていますが、顔面を殴られるほどの暴力は決して「程度が軽い」とは言えません。 DVは、身体的な暴力だけでなく、精神的な暴力(モラハラ)も含まれます。 過去のモラハラや見えない暴力の証拠があれば、今回の事件と合わせて、より重く評価される可能性があります。
離婚手続きと今後の対応
警察の捜査が長期化している間も、ご自身の安全と精神的なケアを最優先してください。
弁護士への相談
弁護士に相談することを強くお勧めします。弁護士は、離婚手続き、慰謝料請求、今後の安全確保のためのアドバイスなどを提供してくれます。 DV被害者向けの法律相談窓口も存在しますので、そちらも活用しましょう。
警察への連絡
警察から「直接連絡しない」と言われているにも関わらず、捜査状況について確認したい場合は、弁護士を通じて問い合わせることを検討しましょう。 弁護士であれば、適切な方法で警察に連絡を取り、捜査状況を確認することができます。
離婚届の提出
離婚届は、ご自身が提出する必要はありません。ご主人が提出する必要があります。 ご主人が離婚に応じない場合は、調停や裁判を通して離婚手続きを進める必要があります。 弁護士に相談することで、スムーズな離婚手続きを進めることができます。
安全確保
ご実家に帰られていますが、ご主人の行動によっては、安全が脅かされる可能性があります。 必要であれば、警察に相談し、安全確保のための措置(一時的な保護など)を検討しましょう。 また、ご友人やご家族に状況を伝え、サポートを仰ぐことも重要です。
専門家のサポート
DV被害者支援団体や相談窓口も活用しましょう。 専門機関は、法律的なアドバイスだけでなく、精神的なケアや生活上のサポートも提供してくれます。 一人で抱え込まず、周りの人に助けを求めることが大切です。
インテリアと心のケア
DV被害から回復するためには、安全な環境と心のケアが不可欠です。 新しい住まいを検討する際には、安全で落ち着ける空間作りを心がけましょう。 インテリアは、心の状態に大きな影響を与えます。
安全で落ち着ける空間づくり
- 明るい色合いの家具やインテリア: 紫やピンクなどの優しい色合いは、心を落ち着かせ、安心感を高める効果があります。 ただし、個人の好みもありますので、ご自身が心地よいと感じる色を選びましょう。
- 自然光を多く取り入れる: 自然光は、気分を明るくし、ストレスを軽減する効果があります。 カーテンやブラインドは、プライバシーを確保しつつ、自然光を取り入れられるものを選びましょう。
- 防犯対策: 防犯カメラやセキュリティシステムなどを導入し、安全性を高めることも重要です。
- アロマテラピー: ラベンダーやカモミールなどのアロマは、リラックス効果があります。
新しい生活を始めるにあたり、インテリアを通して、心穏やかに過ごせる空間を創造してください。 「いろのくに」では、様々な色のインテリアをご紹介していますので、ぜひご活用ください。