DIY防音室作成ガイド:重量、防音性、そしてデザイン

閲覧有難うございます。自作で防音室、というよりも組立できる小部屋をDIYで作ろうと思うのですが、アドバイスをお願いします。外←→内 壁:ベニヤ板|遮音シート|石膏ボード|グラスウール|ベニヤ板|吸音材 天井:遮音シート|ベニヤ板|グラスウール|ベニヤ板|吸音材 床:厚めのコンパネ|防振マット|防音カーペット ゴムパッキンで天井・壁・床・繋ぎの隙間を埋める 換気は小さめのPC用ファンを2個給気用と排気用でつける これで小さめの部屋を作るとしたらどのくらいの防音ができるでしょうか? 変更した方がいい箇所なども教えていただけると助かります。またこの構成でW×D×Hがおよそ120×150×180(cm)のものを作った場合、およそ何kgの重量になるでしょうか?その他アドバイスなどあればお願いします。使う予定の物 遮音シート:CZ-12 石膏ボード:タイガーボード(9.5mm or 12.5mm) グラスウール:GCボード(50mm)又はロックウールのMGボード 防振マット:P防振マット(10mm) 防音カーペット:静床ライト 吸音材:UNX3 補足必要な大きさを考えた結果W1820*D1210*H1515(㎜)に変えました。 計算したところおおよそ壁308.76kg,天20.8kg,床40kgになることがわかり、吸音材の値を足していないので、誤差を含めて400kg弱になり、中に物を入れると400kgを超えると思われます。これは普通のアパートに耐えれる重量なのでしょうか?この質問と防音性についての質問とアドバイスに答えていただけると助かります。

DIY防音室:設計と材料選び

自作防音室の計画、素晴らしいですね! 防音室のDIYは、費用を抑えつつ、自分好みにカスタマイズできる魅力的な方法です。しかし、防音性能や重量、そして安全性を考慮した計画が重要です。 ご質問いただいた内容に基づき、具体的なアドバイスをさせていただきます。

防音性能について

ご提案の構造(ベニヤ板|遮音シート|石膏ボード|グラスウール|ベニヤ板|吸音材)は、DIY防音室としては一般的な構成です。しかし、防音性能は、材料の選定と施工精度に大きく依存します

* **遮音シート(CZ-12):** 遮音性能は良好ですが、隙間なく施工することが重要です。
* **石膏ボード(タイガーボード):** 厚さ9.5mmと12.5mmでは遮音性能に差が出ます。12.5mmの方が効果的です。
* **グラスウール(GCボード/MGボード):** 吸音材として効果を発揮しますが、遮音性能は期待できません。遮音性能を高めるには、より密度の高いグラスウールや、別の遮音材を検討する必要があります。
* **ベニヤ板:** 強度と仕上げに役立ちますが、遮音性能への寄与は低いです。
* **吸音材(UNX3):** 室内音響の調整に役立ち、残響音を減らす効果があります。防音性能そのものを上げる効果は限定的です。

重要なのは、隙間を完全に無くすことです。 ゴムパッキンだけでは不十分な場合が多いです。気密性の高いテープやコーキング剤を使用し、徹底的に隙間を埋める必要があります。

重量と耐荷重について

計算された重量(約400kg)は、かなり重いです。アパートの床の耐荷重は、構造や築年数によって大きく異なります。必ず管理会社に確認することが必須です。耐荷重を超えると、床の損傷や事故につながる可能性があります。

防音室の改善点

より効果的な防音室を作るために、以下の点を検討してみてください。

* **二重構造にする:** 壁、天井、床を二重構造にすることで、遮音性能を大幅に向上できます。例えば、壁はベニヤ板|遮音シート|石膏ボード|グラスウール|石膏ボード|ベニヤ板 のように、石膏ボードを2枚にするなど。
* **高性能遮音材の導入:** グラスウールだけでは遮音効果が不十分です。鉛シートや、より高性能な遮音材を検討しましょう。専門業者に相談すると適切な材料を選定できます。
* **床の防振対策:** 防振マットだけでは不十分です。防振ゴムや、制振材を追加することで、振動による音漏れを軽減できます。
* **ドアの選定:** 防音ドアを使用しない場合、既存のドアに防音対策を施す必要があります。防音シートや、気密性の高いパッキンなどを活用しましょう。
* **換気システムの改善:** PC用ファンだけでは、十分な換気ができない可能性があります。防音性能の高い換気扇を検討しましょう。

専門家への相談

DIYで防音室を作るのは、技術と知識が必要な作業です。防音性能に不安がある場合、専門業者に相談することを強くおすすめします。専門業者は、適切な材料選定や施工方法をアドバイスし、より効果的な防音室を実現するお手伝いをしてくれます。

デザインとインテリア

防音室は機能性だけでなく、デザインも重要です。グレーの壁や、落ち着いた色のインテリアで、リラックスできる空間を作りましょう。

グレーインテリアのポイント

グレーは、様々な色と合わせやすく、落ち着いた雰囲気を作り出すのに最適な色です。

* **明るさ調整:** グレーは、明度によって印象が大きく変わります。明るいグレーは開放感があり、暗いグレーは重厚感があります。
* **素材感:** グレーの壁には、木目調の素材や、レンガ調の壁紙などを組み合わせると、より奥行きのある空間になります。
* **アクセントカラー:** グレーをベースに、アクセントカラーとして、黄色やオレンジなどの暖色系、または青や緑などの寒色系を取り入れると、より個性的な空間になります。

具体的なインテリア例

* **床:** グレーのカーペットや、木目調のフローリング。
* **壁:** グレーのクロスや、グレーの塗装。
* **家具:** グレーのソファや、木製の棚。
* **照明:** 間接照明や、調光機能付きの照明。

これらの要素を組み合わせることで、機能的で快適なグレーの防音室を実現できます。

まとめ

DIY防音室の作成は、計画性と正確な施工が求められます。重量、防音性能、安全性を十分に考慮し、必要に応じて専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。 グレーを基調としたインテリアで、快適で機能的な空間をデザインしてください。

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