DIYで間接照明とエアコンコンセントを増設!ツーバイフォー住宅での配線工事に関するQ&A

電気工事士の方に、屋内配線(壁内配線?)の質問です。現在、6畳間の”壁紙→珪藻土”&”絨毯→フローリング”をDIYにて施工中です。 平日、残業が無ければ帰ってきて30分だとか、買い物だけだとか、1年くらいかけてゆっくりやっていくつもりでした。 が、間接照明に興味を持ち出しまして、更にエアコン専用コンセントも欲しいと思い(現在はありません) 「ここにコンセントがあればなぁ」 「天井灯と連動のコンセントあれば間接照明もボタン一つだなぁ」 などと思い始めました。 ここで問題があります。我が家はツーバイフォーです。更に壁内部に管など通っておりません。 ツーバイの家に、新たにコンセントを引くのは至難だと聞いたことがあります。 素人考えですが、石膏ボード(12mm厚)の一部をカットしVVFケーブルの通り道を作り、屋根裏まで通せないか?と思いました。 カットし配線を通した後、薄い板などを張り(中は空洞にしておくため)パテで段差を埋めるなりすれば、見た目は平面になり、線の発熱や断線も大丈夫な筈。 また、使っていない隣の部屋にはエアコン専用コンセントがあります。そこから分岐するか、それとも隣のエアコンは不使用として配線そのまま持ってくるか。 長くなりましたので質問を纏めます 1、石膏ボートをカットし、そこに配線を通し埋めるのは法律上OKか 2、天井と連動のコンセントを作るのは法律上OKか 3、エアコン横コンセントは分電盤・より専用線でないと駄目、などありますか? 4、1番がOKなら、無資格者が現在できる準備はどこまでか (石膏ボードに穴を開けるまでOK,土台を据え付けるのはOK,結線以外(配線を通すところまで)OK、など) 実は、現在電気工事士の資格は持っていません。 上記質問は免状保有者なら知ってて当然の知識かもしれませんが、全て駄目では参考書を買うお金が無駄になってしまうので、このような質問をさせていただきました。 1番さえOKなら電気工事士の資格を取ろうと思います。 機械システム工学科(高専)程度の知識で、理解しやすい参考書も教えていただけると幸いです。 見にくい文章で大変恐縮ですが、よろしくお願いいたします。補足sira************さん すいません、本文を読んでいただけるとあり難いです。「答えを知ったら自分で行なうつもりですね。」というのは「答えを知ったら(無資格で)自分で行なうつもりですね。」という意味でしょうか。 こちらはこちらが質問者なのであまり強くは言えないのですが、いきなり決め付けは失礼じゃないでしょうか。 ・上記の工事が可能なら資格取得を目指すし、違法ならあきらめる、って考えを 「できるってわかったら無資格でやるんでしょ?」 なんて言われたら、学生か仕事で必要な場合以外、資格取得を目指せなくなりますよね? まぁここは顔の見えない私の発言を信用していただくしかありません。 必要なところは、バッチリ資格取得してからの作業になります(というか、そのための質問4ですし。)

ツーバイフォー住宅での配線工事に関する疑問を解決!

DIYでリフォームを進めている6畳間の部屋に、間接照明とエアコンコンセントを増設したいというご質問ですね。ツーバイフォー住宅で壁内に配線が通っていないという状況、そして電気工事士の資格をお持ちでないという点を踏まえ、一つずつ丁寧に解説していきます。

質問1:石膏ボードをカットし、配線を通し埋めるのは法律上OKか?

結論から言うと、法律上はNGです。 電気工事は、電気工事士法によって資格者に限定されています。石膏ボードをカットし、配線を通す行為も電気工事の一部であり、無資格者が行うことは法律違反となります。 たとえ見た目上の仕上がりが美しく、安全に配慮して施工したとしても、法律違反であることに変わりはありません。

質問2:天井と連動したコンセントを作るのは法律上OKか?

これも法律上はNGです。 天井照明と連動したコンセントを作るには、電気回路の設計や施工が必要になります。これも電気工事士の資格が必要です。安全な電気設備を作るためには、専門知識と技術が不可欠です。

質問3:エアコンコンセントは分電盤から専用線でないと駄目?

はい、エアコンコンセントは分電盤から専用回路(専用線)で接続する必要があります。 これは、エアコンが大きな電力を消費するため、他の家電製品と回路を共有するとブレーカーが落ちたり、火災の原因になったりする危険性があるためです。 既存のコンセントから分岐するような工事も、電気工事士の資格が必要です。

質問4:無資格者ができる準備はどこまでか?

残念ながら、石膏ボードに穴を開けることすら、法律上は推奨できません。 配線工事は、専門知識と技術が必要な作業です。誤った施工は、感電や火災といった重大な事故につながる可能性があります。 資格取得を目指されるという前向きな姿勢は素晴らしいですが、安全を第一に考え、まずは電気工事士の資格取得を最優先事項としてください。

電気工事士の資格取得について

電気工事士の資格取得には、第二種電気工事士と第一種電気工事士があります。 第二種電気工事士は、比較的容易に取得でき、家庭内の電気工事の多くに対応できます。 第一種電気工事士は、より高度な知識と技術が求められます。 ご質問の内容から判断すると、第二種電気工事士の資格取得を目指されるのが適切でしょう。

おすすめの参考書

機械システム工学科のご経験があれば、電気の基礎知識は既に持たれていると思います。そのため、資格試験向けの参考書を選ぶことをお勧めします。 書店やオンラインショップで「第二種電気工事士 試験対策」などで検索すると、多くの参考書が出てきます。 過去問題集と合わせて学習することで、効率的に資格取得を目指せます。 また、専門学校や通信教育なども有効な手段です。 講義を受けることで、より深く理解を深めることができます。

安全なリフォームのために

DIYリフォームは楽しいですが、電気工事は専門家の手に委ねるべきです。 今回のケースでは、間接照明やエアコンコンセントの増設は、電気工事士に依頼することが最善の方法です。 安全で快適な住まいを実現するためにも、専門家の力を借りましょう。

まとめ

今回のご質問に対する回答をまとめます。

  • 石膏ボードをカットして配線を通す行為は法律違反です。
  • 天井照明と連動したコンセントを作る行為も法律違反です。
  • エアコンコンセントは分電盤から専用回路で接続する必要があります。
  • 無資格者ができる準備は、ほとんどありません。安全のため、電気工事士に依頼しましょう。

DIYでリフォームを進めることは素晴らしいですが、電気工事は専門知識と技術が必要な作業です。安全を最優先し、電気工事士の資格取得や専門業者への依頼を検討してください。 安全で快適な住まいづくりを心から応援しています。

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