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クロス替えDIY:素人が一室だけ張り替えるのは可能?
結論から言うと、DIYで一室のクロス替えは可能です。ただし、難易度や仕上がりには個人差があり、経験や器用さ、そして時間が必要となります。業者に依頼するのと比較して、費用を抑えられますが、その分、時間と労力は覚悟しなければなりません。
この記事では、DIYによるクロス替えのメリット・デメリット、具体的な手順、必要な材料や道具、そして失敗しないためのコツを解説します。
クロス替えDIYのメリット・デメリット
まずは、DIYでクロス替えを行うメリットとデメリットを比較してみましょう。
メリット
- 費用を抑えられる:業者に依頼するよりも大幅にコスト削減できます。材料費と自分の時間だけなので、5~10万円の節約は十分可能です。
- 自分のペースで作業できる:都合の良い時間を選んで作業を進められるので、忙しい方でも取り組みやすいです。
- 達成感を得られる:自分で部屋をリフォームできたという満足感と達成感は、大きな喜びとなります。
- 理想のインテリアに近づける:好みのクロスを選んで、理想の空間を実現できます。
デメリット
- 時間と労力がかかる:予想以上に時間がかかり、体力も必要です。準備から後片付けまで、数日かかる可能性も考慮しましょう。
- 仕上がりが完璧ではない可能性:プロのような仕上がりを期待するのは難しいです。多少の歪みやシワができる可能性も考慮しましょう。
- 失敗のリスクがある:下準備や作業手順を間違えると、クロスを無駄にしてしまう可能性があります。事前にしっかりと知識を習得しましょう。
- 怪我をする可能性:カッターナイフなどの刃物を使用するため、怪我に注意が必要です。安全対策をしっかり行いましょう。
クロス替えDIYに必要な材料と道具
クロス替えに必要な材料と道具をリストアップします。ホームセンターで購入できます。
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材料
- 壁紙(クロス):部屋の面積を測り、必要な量を計算して購入しましょう。少し多めに買っておくと安心です。柄合わせが必要なクロスは、さらに余裕を持って購入しましょう。
- 下地処理剤:既存のクロスとの接着性を高めるために必要です。種類も豊富なので、状況に応じて適切なものを選びましょう。
- 糊:クロス専用の糊を使用しましょう。種類によって粘度や乾燥時間が異なるため、適切なものを選びましょう。
道具
- メジャー:正確な採寸のために必要です。
- カッターナイフ:クロスを切る際に使用します。刃の交換はこまめに行いましょう。
- ローラー:糊付けとクロスを壁に貼る際に使用します。ヘラと併用すると綺麗に仕上がります。
- ヘラ:クロスを壁に密着させるために使用します。気泡が入らないように丁寧に作業しましょう。
- バケツ:糊を混ぜるためのバケツです。
- はけ:糊を塗る際に使用します。均一に塗るように注意しましょう。
- マスキングテープ:クロスを貼る際に、周囲の壁や家具などを保護するために使用します。
- 脚立:高い位置のクロスを貼る際に必要です。安全に作業できる高さの脚立を選びましょう。
- 作業用手袋:糊やクロスで手が汚れるのを防ぎます。
- ゴミ袋:廃材を処分するためのゴミ袋です。
クロス替えDIYの手順
クロス替えは、以下の手順で行います。
1. 下準備
- 既存のクロスの剥がす:古いクロスを剥がします。剥がすのが難しい場合は、下地処理剤を塗布して剥がれやすくしましょう。
- 壁の清掃:壁の汚れやホコリを丁寧に落とします。綺麗に清掃することで、クロスとの接着性を高めます。
- 下地処理:下地処理剤を塗布します。乾燥時間を守って作業しましょう。
- 採寸:正確に採寸し、必要なクロスを計算します。柄合わせが必要な場合は、さらに余裕を持って計算しましょう。
2. クロス貼り
- 糊付け:クロスに糊を均一に塗布します。糊の量が多すぎると、シワの原因になります。
- 貼り付け:クロスを壁に貼り付け、ローラーやヘラを使って空気を抜きます。気泡が入らないように丁寧に作業しましょう。
- 余分な部分をカット:余分な部分をカッターナイフで丁寧にカットします。
3. 後片付け
- ゴミの処理:廃材をきちんと処理します。
- 道具の清掃:使用した道具を綺麗に清掃します。
クロス替えDIYの注意点
- 安全第一:作業中は安全に配慮し、怪我をしないように注意しましょう。脚立を使用する際は、必ず安定した場所に設置し、転倒しないように注意しましょう。
- 換気をしっかり行う:糊には独特の臭いがあります。作業中は換気をしっかり行い、気分が悪くならないように注意しましょう。
- 乾燥時間を守る:糊や下地処理剤は、乾燥時間をしっかり守って作業しましょう。乾燥不足だと、クロスが剥がれる原因になります。
- 専門家のアドバイスを受ける:どうしても不安な場合は、ホームセンターの店員や専門家に相談しましょう。
まとめ
DIYで一室のクロス替えは、時間と労力はかかりますが、費用を抑え、自分の理想の空間に近づけることができます。この記事を参考に、安全に作業を進めてください。 初めての場合は、小さな面積から始めてみることをおすすめします。 そして、完璧な仕上がりを求めすぎず、DIYならではの温かみのある空間を目指しましょう。