DIYで趣味の部屋をリフォーム!コンクリート床へのクッションフロアの施工方法

以前、居酒屋として営業していた貸店舗をDIYし、趣味の部屋としてリフォームしたいと思ってます。床にクッションフロアを貼付けたいのですが、現在の床はコンクリート(タイル敷き?)でした。そのままクッションフロアを貼付けても良いのでしょうか?防水?湿気対策などはしなくても大丈夫なのか詳しい方教えて下さい。広さは10畳より少し広い位、窓はなく扉のみです。手を付けはじめたのは最近で初めに床を水でゴシシゴシ洗いました。壁と床の継ぎ目にヒビ割れがあるのでモルタル?で塞ぐ予定です。超初心者なので用語など全くわかりません、わかりやすく回答頂けると助かります^^;補足現在の床の状況ですが…Pタイル?ではなく普通のタイルでした。以前の借主さんが撤退されたあと、数ヶ月使用した方がいて、その方がその上から所々コンクリートを薄く塗り…ようするにタイルとコンクリートで色々な状態です。目地の段差などはあまり感じませんでしたが素人ですのでよくわからないです、住むわけではなく週に数回使う程度なので住居程の完成度は求めませんが…難しいでしょうか?

コンクリート床へのクッションフロアの施工:下地処理が重要

居酒屋の貸店舗をDIYで趣味の部屋にリフォームされるんですね!素敵な計画ですね。コンクリートやタイルの上にクッションフロアを貼ることは可能ですが、下地処理が仕上がりの良し悪し、そして耐久性に大きく影響します。現状の床の状態から適切な手順を踏んでいきましょう。

1. 床の状態の確認と清掃

まず、床の状態を詳しく確認することが重要です。タイルの上にコンクリートが部分的に塗られているとのことですが、そのコンクリートの強度や剥がれやすさ、タイル自体の状態(割れや欠け)を丁寧にチェックしましょう。

  • コンクリートの強度確認:コンクリート部分を軽く叩いてみて、空洞音や剥がれやすい部分がないか確認します。もし剥がれやすい部分があれば、完全に除去する必要があります。
  • タイルの状態確認:タイルに割れや欠けがないか、浮いている部分がないかを確認します。浮いているタイルは剥がして、新しいタイルかセメントで補修しましょう。
  • 清掃:床を水でゴシゴシ洗われたとのことですが、汚れや油分、ホコリなどを完全に除去するために、中性洗剤で丁寧に洗浄し、完全に乾燥させましょう。乾燥が不十分だと、クッションフロアが剥がれる原因になります。

2. 下地調整:ヒビ割れの補修とレベル調整

壁と床の継ぎ目のヒビ割れは、モルタルで補修する予定とのことですが、これは適切な方法です。モルタルは乾燥後に収縮するため、ヒビ割れを完全に埋めるだけでなく、周囲にも少し余裕を持たせて塗りましょう。完全に乾燥するまで数日必要です。

さらに、床のレベル調整も重要です。タイルとコンクリートで高低差がある場合、クッションフロアが凸凹して仕上がりが悪くなります。必要に応じて、セメント系のレベル調整材を使用して、床面を平らにしましょう。この作業は、特に広い面積の場合は専門業者に依頼するのも良いでしょう。

3. 防水・防湿対策

窓のない部屋とのことですが、湿気対策は必須です。コンクリートは湿気を吸着しやすい素材です。クッションフロアを直接貼ると、湿気がクッションフロアにこもり、カビや腐敗の原因になる可能性があります。

  • 防湿シートの施工:クッションフロアを貼る前に、必ず防湿シートを敷きましょう。防湿シートは、ホームセンターなどで手軽に購入できます。シートを床全面に敷き詰め、継ぎ目はしっかりとテープで固定します。
  • 防水塗料の塗布(必要に応じて):特に湿気が多い場所や、コンクリートの強度が低い場合は、防水塗料を塗布することをおすすめします。防水塗料は、コンクリートの表面を保護し、湿気や水分の侵入を防ぎます。

4. クッションフロアの施工

下地処理が完了したら、いよいよクッションフロアの施工です。

  • 寸法測定とカット:クッションフロアを部屋のサイズに合わせてカットします。余裕を持ってカットし、必要に応じて調整しましょう。正確な寸法を測ることは、美しい仕上がりへの第一歩です。
  • 接着剤の選択と塗布:クッションフロア専用の接着剤を使用します。接着剤の種類によって乾燥時間などが異なるため、製品の説明をよく読んでから作業しましょう。接着剤は、ヘラを使って均一に塗布します。
  • クッションフロアの貼り付け:接着剤を塗布したら、クッションフロアをゆっくりと貼り付けていきます。空気の巻き込みを防ぐために、中央から外側に向かってヘラで圧着します。気泡が入ってしまった場合は、針で小さな穴を開けて空気を抜いてください。
  • 余分な部分のカット:クッションフロアを貼り終えたら、余分な部分をカッターでカットします。壁との隙間は、巾木などで綺麗に仕上げましょう。

専門家の視点:DIYの限界とプロへの依頼

DIYは楽しいですが、限界もあります。特に、床のレベル調整や防水処理など、専門的な知識や技術が必要な作業は、プロに依頼する方が安心です。

  • プロのメリット:仕上がりの美しさ、耐久性、そして何より安全性を確保できます。また、作業時間を大幅に短縮できます。
  • 費用:DIYと比較して費用は高くなりますが、仕上がりの満足度や安心感、時間の節約などを考慮すると、費用対効果は高いと言えるでしょう。

今回のケースでは、床の状態が複雑なため、プロに相談してみるのも良いかもしれません。特に、防水処理やレベル調整に不安がある場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

まとめ:計画性と丁寧な作業で理想の趣味部屋を実現

コンクリート床へのクッションフロアの施工は、下地処理が最も重要です。丁寧に作業を進めることで、美しい仕上がりと高い耐久性を期待できます。DIYに挑戦する場合は、計画性を持って作業を進め、必要に応じて専門家のアドバイスを求めましょう。

あなたの趣味の部屋が、素敵な空間になることを願っています!

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