DIYで理想の壁を実現!4畳半の部屋の壁紙張り替え完全ガイド

現在部屋の壁紙の張り替えを進めています。部屋は四畳半。壁の4面中2面はコンクリ、残りの2面はベニアです。説明下手なので、添付をご確認いただき、質問の答えをいただければと思います。部屋の壁紙が古すぎて、壁紙ののりがベニヤやコンクリにべったりとついており、すべて剥がした状態です。そのときの壁紙からベニア・コンクリまで4層になっていたと思います。1層目はクロス、2層目はクロスののり、3層目はわかりせん。4層目ベニアもしくはコンクリです。しょっちょくに申し上げると、綺麗に壁紙を貼るにはどのようにすればよいかという事です。特に壁底がベニアとコンクリでは一度修繕しなければいけない部分もあります。質問1:まずベニアは、図1をみてもらうと赤い枠で白いペンキのようなものが塗られていました。推測するに、ベニアの板と板の間を平らにするために塗られたものだと思うのですが、この塗られた原料はいったいなんなのでしょうか?質問2:それを塗り、平らにしたあと、糊付きの壁紙をそのまま貼り付けてよいのでしょうか?(そのままというのはダイレクトにではなく手順にそって貼るという意味です)ベニアに壁紙を貼る前に何か別の下地的なものを塗る(もしくは貼る)らしきものがあればそれから貼った方がよいのでしょうか。質問3:コンクリの壁について。一部大きなヒビがあります。しかもかけています。結構大きいです。そのヒビについては前回の知恵袋に 書いているのでみていただければと思います。このヒビを埋めるにはやはりこの大きなヒビを削る必要があるのではと思いました。あと壁全体に穴があったり、ぼこぼこしている部分もある。とりあえず、アサヒペンから出てる【めコンクリートひび割れ補修キットコンクリートひび割れ補修キット】で補修を考えていますが、これでよいでしょうか…(大きなヒビは別途です)質問4:コンクリの結露について。前回に質問したのですが、個人的に無理でした(^^;)せっかく知恵をいただいたのに…。こればかりばプロに任せたほうがいいのかと思いました。コンクリの結露防止っていくらかかるのでしょうか。…できれば個人で頑張りたいですが…よろしくお願いします。

ベニア壁の下地処理と壁紙張り替え

ベニア壁の白い塗料について

質問1で挙げられている、ベニア板の間に塗られた白い塗料は、パテの可能性が高いです。ベニア合板は複数の薄い板を接着剤で貼り合わせて作られており、板と板の間に僅かな段差が生じる場合があります。この段差を埋めて表面を平滑にするために、パテが使用されます。木工用パテや、より強度が必要な場合は、シーリング材が使用されている可能性もあります。成分は、種類によって異なりますが、石膏系、樹脂系など様々です。

ベニア壁への壁紙張り替え手順

質問2に関して、パテが完全に乾燥し、硬化していることを確認した上で、壁紙を直接貼ることは可能です。しかし、より綺麗に、そして長持ちさせるためには、下地処理を行うことをおすすめします。

  • パテの研磨:乾燥後、サンドペーパーなどでパテを研磨し、表面を滑らかにします。この工程を丁寧にやることで、壁紙の仕上がりが大きく変わります。
  • 下地処理剤の塗布:壁紙のノリとの密着性を高め、剥がれを防ぐために、壁紙用下地処理剤を塗布します。ホームセンターなどで手軽に購入できます。これにより、壁紙の寿命が延び、綺麗に仕上がります。
  • 壁紙の貼り付け:下地処理剤が完全に乾燥したら、説明書に従って壁紙を貼り付けていきます。気泡が入らないように、ヘラなどで丁寧に圧着しましょう。

下地処理剤を使用することで、ベニアの吸い込みを抑え、壁紙の剥がれやシワを防ぎます。特に、古いベニアの場合、下地処理剤の使用は必須と言えるでしょう。

コンクリート壁の補修と結露対策

コンクリート壁のヒビ割れ補修

質問3にあるコンクリート壁のヒビ割れ補修について、アサヒペンの「めコンクリートひび割れ補修キット」は、小さなヒビ割れには有効ですが、大きなヒビや欠損部分には不向きです。大きなヒビは、そのまま放置すると、建物の構造に影響を与える可能性もあります。まずは、ヒビの状況を専門業者に確認してもらうことを強くお勧めします。

小さな穴やボコボコした部分については、アサヒペンのキットで補修を試みても良いでしょう。ただし、使用する前に、表面の汚れや埃を完全に除去し、乾燥させてから作業を行うことが重要です。補修材が完全に乾燥したら、サンドペーパーなどで研磨し、平滑な状態にしてから壁紙を貼る準備をします。

コンクリート壁の結露対策

質問4のコンクリート壁の結露対策は、DIYで解決するのは難しい場合が多いです。結露の原因は、壁内部の断熱性不足や、室内の湿度が高いことなど、様々な要因が考えられます。

  • 専門業者への相談:結露が深刻な場合は、断熱工事が必要となる可能性があります。専門業者に相談し、状況に応じた適切な対策を検討しましょう。費用は、工事の規模や内容によって大きく異なりますが、数万円から数十万円かかる場合もあります。
  • DIYでの対策:専門業者に依頼する前に、DIYでできる対策を試してみるのも良いでしょう。例えば、換気をこまめに行う除湿機を使用する壁に断熱材を貼るなどが挙げられます。ただし、これらの対策だけでは、根本的な解決にならない場合もあります。

結露は、カビや腐食の原因にもなります。早めの対策が重要です。

まとめ:プロの力を借りることも検討しよう

4畳半の部屋の壁紙張り替えは、DIYで挑戦できる範囲ですが、コンクリート壁の大きなヒビや結露対策は、専門家の知識と技術が必要な場合もあります。無理せずプロの力を借りることも検討し、安全で快適な住空間を実現しましょう。 今回のDIYで得た経験を活かして、次回のインテリアチャレンジにもぜひ挑戦してみてください。

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