DIYで作る!取り外し可能な格子状の壁(スラットウォール風)

格子状の壁のDIYについて質問です。海外インテリアなどで見かけるスラットウォール?アコースティックパネル?のような壁を画像のように付けたいです。ただ気が変わるかもしれないので取り外し可能にしたいのです。作りたい大きさは、横幅910mm 高さ2400mmくらいです。2×4材でディアウォールなどを用いて柱を作り、ベニア板に木材(3cm×3cm)をネジで等間隔に固定し、ベニアの裏と柱に吊り下げ金具(ひっかけ金具みたいなもの)を取り付けるというイメージですが、疑問点は・ベニア板が大きいとしなりそうです。木材を固定すれば大丈夫なのか?・吊り下げ金具や、柱部分の耐荷重が心配。他にもこうした方がいいよ!これは危ないよ!みたいなアドバイスがあればお願いします。専門知識が全くないので知恵を貸してください。

海外インテリア風!格子状壁(スラットウォール)DIYのポイント

海外インテリアで人気のスラットウォール風壁をDIYで作成したいとのこと。910mm×2400mmという大掛かりなDIYですが、取り外し可能にすることで、レイアウト変更にも対応できる柔軟な空間づくりを目指せる点は素晴らしいですね。ただし、大きなベニア板を使用する際のたわみ、吊り下げ金具の強度など、いくつか考慮すべき点があります。この記事では、安全で美しく、そして取り外し可能な格子状壁を作るための具体的な手順と注意点をご紹介します。

1. 材料選びとサイズ決定:強度と安全性を重視

ベニア板の選び方:たわみを防ぐ工夫

910mm×2400mmのベニア板は、確かにたわみが心配です。単一のベニア板を使用するよりも、複数のベニア板を繋ぎ合わせて使用することをおすすめします。例えば、横幅を半分(約455mm)に分割し、2枚のベニア板を繋ぎ合わせることで、たわみを大幅に軽減できます。 使用するベニア板の厚みも重要です。最低でも9mm厚以上のベニア板を選びましょう。さらに、強度を高めるために、ベニア板の裏側に補強材(例えば、厚さ12mm程度の合板)を貼り付けるのも有効です。木材を等間隔に固定することでさらに強度を増すことができますが、補強材を追加することで、より安心安全な仕上がりになります。

木材の選び方:耐久性とデザイン性を両立

格子状のデザインを作る木材は、3cm×3cmの角材が良いですね。耐久性のある硬い木材(例えば、桧、杉など)を選びましょう。また、塗装や着色をすることで、よりデザイン性を高めることができます。

2×4材とディアウォールの選定:耐荷重を計算する

ディアウォールは、壁に穴を開けずに棚を作れる便利なアイテムですが、今回のように大きな壁を作る場合は、耐荷重に十分注意する必要があります。ディアウォール単体では、想定される重量に耐えられない可能性があります。 そのため、2×4材を複数本使用し、しっかりと補強する必要があります。壁の高さ(2400mm)とベニア板の重量、さらに格子状木材の重量を考慮して、必要な2×4材の本数と太さを計算しましょう。必要に応じて、専門業者に相談することも検討ください。

吊り下げ金具の選定:安全性を最優先

吊り下げ金具は、ベニア板の重量を支える重要な役割を担います。耐荷重が十分な金具を選び、複数個所に取り付けることで、安全性を高めましょう。ホームセンターなどで様々な金具が販売されていますが、耐荷重を確認し、余裕を持った選択が重要です。

2. 制作手順:丁寧な作業で美しい仕上がりを

柱の作成と固定:水平と垂直を正確に

まず、ディアウォールまたは2×4材を使って、壁の骨組みとなる柱を作成します。水平器と垂直器を必ず使用し、正確に設置することが重要です。柱と壁の固定には、適切な金具を使用し、しっかりと固定しましょう。

ベニア板への木材固定:等間隔に正確に

ベニア板に木材を固定する際は、等間隔に正確に固定することが重要です。事前に木材の位置をマーキングし、電動ドライバーを使用してネジを締め付けます。ネジの長さは、ベニア板と木材の厚みを考慮して選びましょう。

吊り下げ金具の取り付け:バランスを考慮

ベニア板の裏側と柱に吊り下げ金具を取り付けます。金具の位置は、ベニア板の重量バランスを考慮して決めましょう。複数個所に金具を取り付けることで、より安全になります。

取り付けと取り外し:簡単操作を実現

吊り下げ金具を利用することで、壁の取り付けと取り外しが簡単にできます。金具の種類によっては、フックとループ式など、簡単に着脱できるものもあります。事前に金具の使用方法をよく確認し、スムーズな取り付けと取り外しができるようにしましょう。

3. 安全性と注意点:DIYの落とし穴を回避

耐荷重の確認:専門家への相談も検討

DIYで大きな壁を作る際には、耐荷重計算は非常に重要です。自信がない場合は、専門業者に相談し、適切な設計と材料選びを行うことをおすすめします。安全を確保するためには、多少の費用がかかっても、専門家の意見を聞くことが最善策です。

落下防止対策:万が一の事態に備える

万が一、壁が落下した場合に備えて、落下防止対策を講じましょう。例えば、壁の上部に安全ロープを取り付け、壁を固定するなど、様々な方法があります。

工具と材料の準備:安全な作業環境を確保

DIYを行う前に、必要な工具と材料をすべて準備しましょう。安全な作業環境を確保するために、作業スペースを確保し、作業中は保護メガネや手袋を着用しましょう。

4. デザイン性とアレンジ:自分らしい空間を演出

塗装や着色:好みの色合いに仕上げる

完成した格子状の壁は、塗装や着色をすることで、より自分らしい空間を演出できます。好きな色を選んで、自分だけのオリジナルの壁を作りましょう。

照明との組み合わせ:空間の雰囲気を変える

格子状の壁は、照明との組み合わせによって、空間の雰囲気を大きく変えることができます。間接照明やスポットライトなどを活用することで、より魅力的な空間を演出できます。

5. まとめ:安全第一で自分らしい空間を創造しよう

DIYで格子状の壁を作ることは、大変ですが、やりがいのある作業です。この記事で紹介したポイントを参考に、安全に、そして自分らしい空間を創造してください。専門家のアドバイスを得ながら進めることで、より安全で美しい作品が完成するでしょう。

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