DIYで作る!アンティーク風マス目棚の作り方|初心者向けガイド

こんにちは。この春から子供が新入学することとなり、部屋にマス目の棚(縦4段、横3列)をつくってあげようと思うのですが、縦板と横板の処理をどうしようか悩んでいます。よくオークションに出ている古い感じのマス目の棚をイメージしています。あの縦板と横板の部分はどのように接合されているのでしょうか。金属のアングルを使えば簡単でしょうが、できるだけスマートに処理したいと考えています。技術が未熟な私でも出来る方法を教えて頂ければ助かります。宜しくお願い致します。

アンティーク風マス目棚のDIY:材料と工具の準備

お子様の新入学を機に、DIYでアンティーク風のマス目棚を作成したいとのこと。オークションなどで見かけるような、スマートな仕上がりの棚を作るための方法をステップごとに解説します。まずは、必要な材料と工具を揃えましょう。

材料

* 木材:棚板(厚さ2cm以上推奨、幅はお好みで調整)、縦板、横板(棚板と同じ木材を使用すると統一感が生まれます。パイン材やオーク材など、比較的加工しやすい木材を選びましょう。アンティーク風にするなら、多少節のある木材も味になります。)
* 木工用ボンド:木材同士を接着する際に使用します。
* ネジ:木材の強度を保つために、適切な長さのネジを選びましょう。コーススレッドと呼ばれる木ネジがおすすめです。
* 釘(オプション):ネジだけでは不安な場合、釘を併用することで強度を高めることができます。
* 木ねじ隠しキャップ(オプション):ネジ頭を隠してよりスマートな仕上がりを目指す場合に使用します。
* サンドペーパー:木材の表面を研磨して滑らかにする際に使用します。
* オイルステイン(お好みで):木材に色を付け、アンティーク感を演出します。ブラウン系の色味がおすすめです。
* ワックス(お好みで):オイルステインを保護し、より深みのある色合いに仕上げます。

工具

* のこぎり:木材を必要なサイズに切断します。
* ドリル:ネジ穴を開ける際に使用します。下穴を開けることで、木材が割れるのを防ぎます。
* ドライバー:ネジを締める際に使用します。
* 金槌(釘を使用する場合):釘を打ち込む際に使用します。
* やすり:木材の表面を研磨する際に使用します。
* メジャー:木材の長さを正確に測る際に使用します。
* 鉛筆:木材に印をつける際に使用します。
* クランプ(複数個あると便利):木材を固定して接着する際に使用します。

アンティーク風マス目棚のDIY:作り方

それでは、実際にマス目棚を作っていく手順を説明します。

1. 木材のカット

まずは、棚板、縦板、横板を必要なサイズにカットします。正確な寸法でカットすることが、仕上がりの美しさに直結します。メジャーと鉛筆を使って、丁寧に寸法を測り、のこぎりで慎重にカットしましょう。

2. 組み立て

縦板と横板を組み立てる際に、金属のアングルを使用せずスマートに仕上げるためには、ダボ継ぎという方法がおすすめです。

ダボ継ぎとは?

ダボ継ぎとは、木材に穴を開け、そこにダボ(円柱状の木片)を差し込んで接合する方法です。接着剤と組み合わせることで、非常に強固な接合を実現できます。

ダボ継ぎの手順

1. 縦板と横板に、ダボを入れるための穴を開けます。穴の位置は正確に測り、ドリルで丁寧に穴を開けましょう。
2. ダボを穴に差し込み、木工用ボンドで接着します。
3. クランプを使って、しっかりと固定します。接着剤が完全に乾くまで、数時間放置します。

3. 棚板の取り付け

ダボ継ぎで組み立てた枠に、棚板を取り付けます。棚板は、ネジと木工用ボンドを使用して固定します。ネジ穴はあらかじめドリルで下穴を開けておくと、木材が割れるのを防ぎます。

4. 表面処理

組み立てが完了したら、サンドペーパーで表面を研磨して滑らかにします。その後、お好みでオイルステインを塗布し、アンティーク風の色合いに仕上げます。オイルステインを塗布したら、ワックスで保護しましょう。

5. 完成

すべての工程が完了したら、完成です!お子様の部屋に設置して、喜んでくれる姿を見てください。

専門家のアドバイス:より美しい仕上がりを目指すために

DIY初心者の方にとって、完璧な仕上がりを目指すのは難しいかもしれません。しかし、いくつかのポイントに注意することで、より美しく、丈夫なマス目棚を作ることができます。

* 木材の選定:木材の種類によって、加工の難易度や仕上がりが異なります。初心者の方には、パイン材やSPF材などの加工しやすい木材がおすすめです。
* 正確な寸法測定:寸法を正確に測ることは、美しい仕上がりを実現するために非常に重要です。メジャーと鉛筆を使って、丁寧に寸法を測りましょう。
* 下穴の開け方:ネジ穴を事前に開けることで、木材が割れるのを防ぎます。下穴の大きさは、使用するネジの太さよりも少し小さめにしましょう。
* 接着剤の選択:木工用ボンドは、木材同士をしっかりと接着するために非常に重要です。信頼できるメーカーの製品を選びましょう。

まとめ:DIYでオリジナルのマス目棚を作ろう!

この記事では、アンティーク風のマス目棚の作り方を、初心者の方にも分かりやすく解説しました。金属のアングルを使用せずにスマートに仕上げるためのダボ継ぎの方法も紹介しました。

DIYは、時間と手間がかかりますが、自分だけのオリジナル作品を作ることができる、とても rewarding な作業です。お子様と一緒に作業を進めることで、より一層愛着のある棚になるでしょう。ぜひ、この記事を参考に、素敵なマス目棚を作ってみてください。

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