DIYでコンクリート風床に挑戦!ザラザラ床の改善策と美しい仕上がりへの道

部屋の一部の床をコンクリートにしたくて、ホームセンターで買ったインスタントセメントで床の一部を塗ったのですが、乾いたらザラザラして、拭いても砂が出るのですが、何が原因か分かる方いらっしゃいますか? 水分料は規定くらいでまぜて、床に塗っただけです。 コンクリートは表面がツルツルとしていますよね。 原因が分かったら、上からまた塗り直しても大丈夫でしょうか。

インスタントセメントDIYでザラザラ床になった原因を探る

ホームセンターで購入したインスタントセメントで床の一部をDIYされたとのこと、コンクリート風の仕上がりを目指したものの、ザラザラとした仕上がりになり、砂が出てしまうとのこと、大変残念でしたね。コンクリートは本来ツルツルとした表面を持つため、期待はずれだったことと思います。この原因をいくつか考え、解決策を提案させていただきます。

考えられる原因1:セメントの種類と配合

まず考えられるのは、使用したインスタントセメントの種類と、水の配合比です。インスタントセメントは、種類によって仕上がりの質感や強度が異なります。DIY向けのインスタントセメントは、手軽さを重視しているため、プロ仕様のセメントと比べて強度や表面の滑らかさが劣る場合があります。また、水の量が多すぎると、セメントが十分に固まらず、ザラザラとした仕上がりになり、砂が出てしまう可能性があります。規定量を守っていても、気温や湿度によって必要な水の量が変わる場合もあります。

考えられる原因2:下地処理の不足

セメントを塗る前の下地処理が不十分だったことも原因として考えられます。コンクリート風仕上げをするには、下地となる床の表面を綺麗に清掃し、必要に応じてプライマーを塗布する必要があります。下地処理が不十分だと、セメントが床にしっかり密着せず、剥がれやすくなったり、ザラザラとした仕上がりになったりします。特に、油汚れや埃が残っていると、セメントとの接着性が悪くなります。

考えられる原因3:施工方法の問題

セメントの塗り方にも問題があった可能性があります。均一に塗布せずに、厚薄ができていたり、空気が入っていたりすると、表面がザラザラしてしまいます。また、セメントが乾く前に触ったり、歩いたりすると、表面が傷つき、ザラザラとした仕上がりになります。十分な乾燥時間(製品の説明書をよく確認しましょう)を確保することが重要です。

ザラザラ床の改善策:塗り直しと仕上げ

では、現状のザラザラとした床を改善するために、どうすれば良いのでしょうか? 結論から言うと、塗り直しは可能ですが、適切な手順を踏む必要があります。

1. 表面の清掃と研磨

まず、既存のセメントの表面を丁寧に清掃します。ブラシやヘラなどで、剥がれやすい部分や砂を取り除きましょう。その後、サンドペーパーなどで研磨し、表面を平滑にします。この工程で、セメントとの密着性を高めることができます。

2. 下地処理の再確認

セメントを塗り直す前に、下地処理を再度確認しましょう。床面に油汚れや埃が残っていないか、しっかりと清掃し、必要であればプライマーを塗布します。プライマーはセメントとの接着性を高め、仕上がりの美しさにも繋がります。ホームセンターで様々な種類が販売されているので、店員さんに相談しながら、最適なプライマーを選びましょう。

3. セメントの選定と配合

今回は、より滑らかな仕上がりを目指しましょう。DIY向けではなく、強度と耐久性に優れたセメントを選びましょう。ホームセンターの店員さんに相談し、コンクリート風仕上げに適したセメントを選び、水の配合比を正確に守ることが重要です。少量ずつ混ぜて、練り具合を確認しながら作業を進めましょう。

4. 適切な施工方法

セメントを塗布する際は、ヘラやコテを使って均一に塗り広げます。空気が入らないように注意し、厚薄ができないように丁寧に作業を行いましょう。一度に厚塗りせず、薄く数回に分けて塗る方が、均一な仕上がりになります。また、十分な乾燥時間を確保しましょう。乾燥時間は気温や湿度によって異なりますので、製品の説明書をよく確認してください。

5. 仕上げの工夫

より滑らかな表面にするためには、セメントが完全に乾燥した後に、研磨剤を使って研磨する方法もあります。ただし、研磨作業は、ある程度の技術と経験が必要です。自信がない場合は、専門業者に依頼するのも良いでしょう。

専門家の視点:プロの仕上げとは?

DIYでコンクリート風床を作るのは、技術と知識が必要な作業です。完璧な仕上がりを求めるなら、専門業者への依頼も検討しましょう。プロは、適切なセメントの種類、配合、施工方法を熟知しており、美しい仕上がりと高い耐久性を保証してくれます。費用はかかりますが、仕上がりの満足度を考えると、費用対効果は高いと言えるでしょう。

まとめ:美しいコンクリート風床を実現するために

インスタントセメントによるDIYでコンクリート風床を作ることは、手軽に雰囲気を変えられる魅力的な方法です。しかし、下地処理やセメントの種類、施工方法など、注意すべき点が多くあります。今回の失敗を活かし、適切なセメントを選び、下地処理を徹底し、丁寧に施工することで、理想のコンクリート風床を実現できるはずです。もし、自信がない場合は、専門業者に相談することをおすすめします。

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