BSアンテナからBS・地デジ対応アンテナへの交換と各部屋での視聴について

BSアンテナを、BS地上Dアンテナに変更した場合、各部屋でD放送は観られるようになるのでしょうか。15年前に新築し、VHS,BS,UHSが観られるようにアンテナを設置しました。2階建で1階で4部屋、2階で4部屋にVHS,BSが見られるように配線を分配しています。デジタルTVを購入し、UHSのアンテナが設置してあるので、地上Dが見られると思っていたのですが、観られません。①アンテナが地上D対応していないためでしょうか。②BSはD放送を観ることが、各部屋できています。BSアンテナを地上D、BS対応のアンテナに交換すれば、各部屋の地上Dが観ることができるようになるのでしょうか。③従来のUHSアンテナを地上D対応に交換したほうが良いのでしょうか。④安価な方法、より簡単な方法 以上について、恐れ入りますが、ご教示ください。

地デジ放送が見られない原因と解決策

15年前に設置されたアンテナが、現在の地デジ放送に対応していないことが、各部屋で地デジが見られない原因と考えられます。 BSアンテナはBSデジタル放送を受信できますが、地上デジタル放送(地デジ)は受信できません。 UHFアンテナも同様に、地デジに対応していない可能性が高いです。 現在のデジタルテレビは地デジの受信に対応していますが、受信するためのアンテナが適切でなければ視聴できません。

①アンテナが地上デジタル放送に対応していない

ご質問の①の通り、アンテナが地上デジタル放送に対応していないことが最も大きな原因です。15年前のアンテナは、アナログ放送の受信を目的として設置された可能性が高く、デジタル放送、特に地デジに対応していないことが考えられます。 BSデジタル放送が各部屋で見られるのは、BSアンテナと分配器、そして各部屋のテレビがBSデジタル放送に対応しているためです。しかし、地上デジタル放送は異なる周波数帯を使用するため、BSアンテナやUHFアンテナだけでは受信できません。

②BSアンテナと地デジの受信

ご質問の②にあるように、BSデジタル放送は各部屋で見られるのに、地デジが見られないのは、アンテナの種類と周波数の違いによるものです。BSアンテナはBS放送を受信するものであり、地デジ放送を受信するアンテナとは異なります。

③UHFアンテナの交換

ご質問の③について、従来のUHFアンテナを地デジ対応アンテナに交換するのも一つの方法ですが、BS放送も受信したいのであれば、BS・地デジ両対応のアンテナへの交換が最適です。UHFアンテナは地デジ放送の一部を受信できる可能性もありますが、受信感度や安定性、全てのチャンネルの受信を保証するものではありません。

④安価で簡単な解決策:BS・地デジ対応アンテナへの交換

ご質問の④、最も安価で簡単な方法は、BS・地デジ両対応アンテナへの交換です。 既存のアンテナを撤去し、新しいアンテナを設置することで、BS放送と地デジ放送の両方を各部屋で受信できるようになります。 この際、分配器も地デジに対応しているものへの交換が必要となる場合があります。

具体的な解決ステップ

1. **アンテナの確認:** まず、現在設置されているアンテナの種類と対応周波数を確認します。アンテナ本体や取扱説明書に記載されているはずです。 もし情報が不明な場合は、専門業者に相談することをお勧めします。

2. **BS・地デジ対応アンテナの選定:** 複数のメーカーから様々な種類のアンテナが販売されています。 ご自宅の環境(建物の構造、周囲の環境など)や受信したいチャンネル数などを考慮して、適切なアンテナを選びましょう。 専門業者に相談すれば、最適なアンテナを提案してもらえます。 高性能なアンテナは価格が高くなりますが、受信感度や安定性が向上します。

3. **アンテナ工事の依頼:** アンテナの交換は、専門業者に依頼することを強くお勧めします。 安全な作業を行うためには、専門知識と技術が必要です。 自分で作業を行うと、感電や転落などの危険性があります。 また、不適切な設置は受信不良の原因となる可能性があります。 複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することをお勧めします。

4. **分配器の確認・交換:** 既存の分配器が地デジに対応しているか確認します。 対応していない場合は、地デジ対応の分配器に交換する必要があります。 これも専門業者に依頼するのが安全です。

5. **ケーブルの確認:** アンテナケーブルの劣化や接続不良も受信不良の原因となります。 ケーブルの接続状態を確認し、必要であれば交換しましょう。

専門家の視点:信頼できる業者選びのポイント

アンテナ工事は専門知識と技術が必要なため、信頼できる業者を選ぶことが重要です。 以下の点を参考に、業者選びを行ってください。

* **資格の確認:** アンテナ工事を行うには、電気工事士の資格が必要です。 資格を有する業者を選ぶようにしましょう。
* **見積もりの明確さ:** 見積書は明確で、工事内容、費用、保証内容などがきちんと記載されている必要があります。 不明な点があれば、必ず確認しましょう。
* **対応の迅速さ:** 問い合わせへの対応が迅速で丁寧な業者を選びましょう。
* **口コミ・評判の確認:** インターネットなどで、業者の口コミや評判を確認しましょう。
* **保証内容の確認:** 工事後の保証内容を確認し、万が一不具合が発生した場合の対応を確認しましょう。

インテリアとの調和

アンテナ工事は、インテリアにも影響を与えます。 アンテナの設置場所やデザインを検討し、家の外観やインテリアと調和するようにしましょう。 アンテナを目立たなくしたい場合は、壁面などに設置するタイプや、小型のアンテナを選ぶことも可能です。 専門業者に相談すれば、最適な設置場所やアンテナの種類を提案してもらえます。 アンテナの色も、家の外壁の色と合わせることで、より自然な仕上がりになります。例えば、ブラウン系の外壁であれば、ブラウンのアンテナを選ぶことで、目立ちにくく、景観を損なうことなく設置できます。

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