Contents
90cm水槽設置における重量と床への負担
90cm水槽は、水、砂利、水槽、魚、その他備品などを含めると、約300kg~400kgもの重量になります。これは、一般的な大人2~3人分の体重に相当します。2階、特に床補強のない築13年の木造住宅に設置する場合は、床の耐荷重を確認することが非常に重要です。
床の耐荷重確認方法と対策
まず、建物の設計図書を確認するか、建築会社に問い合わせて床の耐荷重を確認しましょう。耐荷重が不明な場合は、専門業者に床の強度診断を依頼することを強くお勧めします。
もし耐荷重が不足している場合は、以下の対策が必要です。
- 床補強工事:最も確実な方法です。専門業者に相談し、適切な補強工事を依頼しましょう。費用はかかりますが、安全を確保する上で最も重要な対策です。
- 設置場所の変更:1階への移動が可能な場合は、そちらが安全です。2階に設置する場合でも、柱や梁の上など、耐荷重が高い場所を選びましょう。
- 荷重分散:複数の木材や合板を組み合わせて、水槽の重量を広く分散させる方法です。後述する水槽台選びにも大きく関わってきます。
ピアノの設置状況も考慮する必要があります。ピアノも重量がありますので、水槽とピアノの合計重量が床の耐荷重を超えていないか確認しましょう。
ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)
適切な水槽台選び:メタルラックは避けるべき?
90cm水槽には、メタルラックは絶対に使用しないでください。メタルラックは、水槽の重量に耐えられない可能性が高く、大変危険です。仮に耐えられたとしても、水平を保つことが難しく、水槽の破損や水漏れにつながる可能性があります。
おすすめの水槽台
90cm水槽には、専用のしっかりとした水槽台を使用することが重要です。
- 木製水槽台:強度があり、安定性が高いのが特徴です。デザインも豊富で、インテリアに合わせやすいものが選べます。価格も幅広いです。
- スチール製水槽台:木製に比べて重量があり、より高い強度が求められる場合に適しています。シンプルなデザインが多いです。
水槽台の選び方のポイントは、以下の通りです。
- 耐荷重:水槽の重量の少なくとも1.5倍以上の耐荷重があるものを選びましょう。
- サイズ:水槽のサイズに合ったものを選びましょう。少し余裕がある方が、メンテナンスもしやすくなります。
- 素材:耐久性と安定性に優れた素材を選びましょう。木製やスチール製がおすすめです。
- 安定性:ガタつきがないか、しっかりとした作りであるかを確認しましょう。アジャスター付きのものがおすすめです。
暫定的な水槽台として
予算の都合上、水槽台を後から購入するとのことですが、暫定的な設置でも、メタルラックは避けてください。
45cm水槽2台程度であれば、十分な補強と水平調整を施した上で、メタルラックを使用する可能性はありますが、リスクを伴います。必ず、床の耐荷重を確認し、複数の合板などを用いて重量を分散させ、水平を完璧に保つ工夫が必要です。それでも、専用のしっかりとした水槽台を購入するまでの一時的な措置として考えてください。
板の種類と置き方
水槽を直接置くのではなく、合板などの板を敷いて設置することは、水平調整や荷重分散に有効です。
おすすめの板の種類
- 合板:比較的安価で入手しやすいです。厚さ18mm以上のものを選びましょう。
- 集成材:強度が高く、反りや歪みが少ないです。合板よりも高価ですが、より安全性を求めるならおすすめです。
板の置き方
- 水槽台よりも大きいサイズの板を使用する:水槽の重量を広く分散させるために、水槽台よりも少し大きめの板を使用しましょう。
- 複数枚の板を使用する:一枚の板では不安定な場合は、複数枚の板を重ねて使用しましょう。この場合も、板と板の間に隙間がないようにしっかり固定することが大切です。
- 水平を正確に取る:水平器を使って、板が完全に水平になっていることを確認しましょう。少しでも傾いていると、水槽が不安定になり、水漏れや破損の原因となります。
専門家の意見
水槽の設置や水槽台の選び方については、専門業者に相談することをお勧めします。ホームセンターやペットショップなどでもアドバイスを受けることができます。安全な飼育環境を確保するためには、専門家の意見を参考に、適切な対策を講じることが重要です。
まとめ
90cm水槽の設置は、重量や床への負担を考慮する必要がある、非常に重要な作業です。安易な判断は、水槽の破損や水漏れ、最悪の場合、事故につながる可能性があります。必ず床の耐荷重を確認し、適切な水槽台を選び、専門家の意見を参考に、安全な環境を整備してください。ポリプテルスたちのためにも、慎重な対応を心がけてください。