90歳超えの母と有料老人ホーム:入浴問題と信頼回復への道

私の母は今年90歳を超え我が家の長寿新記録を更新中です、が、如何せん昨年からそれまでの一人暮らしが出来なくなったため、今は私の近くにある有料老人ホームに入っております。一昔前と異なり、この種の施設は 設置基準の緩和に呼応するかのように、最近乱立気味で母の入所先も株式会社経営の施設です。入所前は規制緩和は設置数の増加を促したけれども、施設のサービス内容の質の低劣化を招きはしないかと心配していました。入所当時は母も満足な様子で過ごしており、施設側もこちらからの問いかけにこまめに対応をしてもらっておりまして安心していました。しかし、、この頃は職員間の相互連絡もよくなく、職員室の員数も減少したように思えます。又、最近母から「施設の外周散歩に連れてもらえない」「お風呂に入れてもらえない、夏場のことでもあり何とかしてほしい」と、ここ最近不安・不満の口数が多くなっていたのは感じていました。私は週に3日くらいは訪問しており、その際目を通していた、常時室内に置いてある「ケアプラン計画表・実施記録」は最近目に留まらなくなっています。現在本人からの一番の訴えは入浴に関する事です。一月ほど前に本人の部屋に介護職員に来てもらい、私立ち合いで本人から「入浴の回数が週に一回有るかなし」と直接訴えさせたものの、この職員は記録を見ながら予定通り毎週2回(火曜日・金曜日)は行っています、散歩も週2回はお誘いしていますよ、又日によってはお婆ちゃんから入浴や散歩を断ることもあるんですよ、との言葉に本人は「あの職員はウソをついてる「」と言い張ります。そこで、相談ですが、今後のことを考えると、母を信じるのか?施設側を信じるのか?どうすればいいのか、と頭を抱えております。どうか、いいお知恵を拝借させていただきたく、よろしくお願いいたします。

90歳代の母の有料老人ホームでの生活:信頼関係の崩壊と具体的な解決策

高齢の母が有料老人ホームで生活を送る中で、入浴や散歩といった基本的なケアに問題が生じ、施設への不信感が募っている状況ですね。ご心配な気持ち、よく分かります。まず、重要なのは、「母と施設、どちらを信じるか」ではなく、「事実を明らかにする」ことです。感情的な判断ではなく、客観的な情報に基づいて対応していく必要があります。

現状把握と情報収集:事実確認が最優先

現状を把握するために、以下のステップを踏んでみましょう。

1. ケアプランの確認と記録の入手

* 「ケアプラン計画表・実施記録」の確認: 以前は常時置いてあったとのことですが、現在は確認できないとのこと。施設側に、記録の保管場所や閲覧方法について問い合わせましょう。記録が不備である場合は、施設の管理体制に問題がある可能性があります。
* 記録の写しを入手: 記録を閲覧できるようになれば、入浴や散歩の実施状況を詳細に確認しましょう。記録に不備や矛盾があれば、それを指摘する材料になります。
* 記録のデジタル化: 可能であれば、記録を写真撮影したり、スキャンしてデジタルデータとして保存しておきましょう。将来的な証拠として役立ちます。

2. 他の職員への聞き取り

* 複数職員への確認: 問題となっている職員だけでなく、他の職員にも入浴や散歩の状況について聞いてみましょう。異なる職員からの情報を得ることで、客観的な事実が見えてくる可能性があります。
* 記録と証言の比較: 職員の証言と記録の内容を比較し、食い違いがないか確認しましょう。食い違いがあれば、施設側に説明を求める必要があります。
* 匿名での情報収集: もし、施設側に直接尋ねることに抵抗がある場合は、匿名で情報提供を受け付ける窓口があるか確認してみましょう。

3. 第三者機関への相談

* 市町村の介護保険担当窓口: まず、お住まいの市町村の介護保険担当窓口に相談してみましょう。彼らは有料老人ホームの運営状況について一定の知識を持っており、適切なアドバイスやサポートをしてくれるはずです。
* 地域包括支援センター: 地域包括支援センターも、高齢者の生活に関する相談窓口として役立ちます。施設選びや介護サービスの利用に関する相談にも対応してくれます。
* 弁護士や専門機関: 問題が解決しない場合、弁護士や高齢者福祉に詳しい専門機関に相談することも検討しましょう。

具体的な行動:信頼回復と改善に向けて

事実確認の結果に基づき、以下の行動を検討しましょう。

1. 施設側への改善要求

* 具体的な問題点を指摘: 入浴や散歩の実施状況、記録の不備、職員間の連携不足などを具体的に指摘し、改善を求めましょう。
* 改善計画の提示を求める: 施設側に、問題解決のための具体的な改善計画の提示を求めましょう。計画には、具体的な対策、実施時期、責任者などを明確に記載するよう求めることが重要です。
* 改善状況のモニタリング: 改善計画に基づいて、改善状況を定期的にモニタリングしましょう。改善が見られない場合は、さらに強い対応を検討する必要があります。

2. 施設変更の検討

* 他の施設への転居: 施設側の対応が不十分な場合、他の有料老人ホームへの転居を検討する必要があります。転居に際しては、母の状態や希望を十分に考慮し、適切な施設を選びましょう。
* 施設選びのポイント: 新しい施設を選ぶ際には、ケアプランの内容、職員の対応、施設の清潔さ、利用者の満足度などをしっかり確認しましょう。口コミサイトや地域の相談窓口などを活用して情報収集を行うことが重要です。
* 転居手続き: 転居手続きには、一定の期間と手続きが必要となるため、余裕を持って準備を進めましょう。

3. 母とのコミュニケーション

* 母の気持ちを理解する: 母の不安や不満を丁寧に聞き取り、共感することが重要です。
* 安心感を与える: 母に安心感を与えるために、定期的な訪問や電話連絡を心がけましょう。
* 状況を説明する: 現状を分かりやすく説明し、今後の対応について相談しましょう。

インテリアの視点:居心地の良い空間づくり

有料老人ホームの部屋は、母の生活の質に大きく影響します。もし転居を検討する場合は、インテリアにも配慮しましょう。

1. 安全で快適な空間

* 転倒防止対策: 滑りにくい床材、手すりの設置、家具の配置など、転倒防止対策をしっかり行いましょう。
* 明るさと清潔さ: 明るい照明と清潔な環境は、心身のリラックスに繋がります。
* リラックスできる色合い: ベージュなどの落ち着いた色合いは、リラックス効果があります。

2. 思い出を大切にする空間

* 写真や思い出の品: 母の好きな写真や思い出の品を飾ることで、安心感と心の安らぎを与えられます。
* 馴染みのある家具: 可能であれば、母の自宅から馴染みのある家具を持ち込むことで、安心感を与えられます。
* 植物: 観葉植物などを置くことで、空間の彩りと癒し効果を高めることができます。

まとめ:信頼回復と安心できる生活環境の確保

90歳を超える母の介護は、大変な負担と責任を伴います。しかし、冷静に事実を把握し、適切な対応をすることで、母と施設との信頼関係を回復し、安心できる生活環境を確保できる可能性があります。 今回の問題を通して、介護施設の選び方、ケアプランの内容、そして施設とのコミュニケーションの重要性を改めて認識しましょう。 専門家への相談を積極的に活用し、母にとって最善の選択をしていきましょう。

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