90歳要介護2の義母のための最適な住まい選び:有料老人ホームと自宅介護の比較

90歳の義母が要介護2で、現在介護老人保健施設に入所しています。間もなく入所から一年が経つところで、そろそろ施設から出ていかざるを得なくなるかも、という状態です。平日はフルタイムの仕事をしているので面会には行けませんが、毎週土日いずれかは施設を訪問しています。実の娘と息子、特に娘は全く義母の面倒を見ず、隣区に住んでいるにも関わらず全く施設に面会にも現れません。私は現在義理の娘とは絶縁状態です。最近義母の隣のベッドに認知症の方が入居され、一日中、夜中にも大声で喚くそうで義母は10日ほど眠れない状態だと話しています。血圧も高く、年末年始は一時帰宅が許可されましたが、その許可も危うく取り消しになるところでした。認知症の方が特老ではなくどうして今の施設に入所されているのか詳しくは分かりませんが、義母もそろそろ今の環境が限界のようです。食事のテーブルの席まで隣だと聞きました。そこで間もなく入所から一年が経とうとするこの機会に、今の施設を退所することを考えています。一つは、施設に隣接する月額17万円の有料老人ホームに入所すること、もう一つは義母宅で同居をしながら介護をすることです。私のフルタイムの仕事の契約がそろそろ切れそうなのでいずれの選択肢も可能となります。元旦に実家に帰った義母はやはり居心地も全然違うようで、食欲もありました。この有料老人ホームの入居費用は高いと聞きましたが、実際の相場はどのくらいなのでしょう。実の娘と息子はとても義母の世話などしそうにないので、私が全てすることになると思います。いずれの選択肢が良いのでしょうか。

90歳要介護2の義母さんの状況と今後の選択肢

現在、90歳で要介護2の義母様は、介護老人保健施設に入所されていますが、隣室の認知症の方の騒音問題により、睡眠不足や血圧上昇といった健康上の問題を抱えている状況です。一年間の入所期間が満了に近づき、新たな住まいを検討する必要性に迫られています。選択肢としては、施設に隣接する有料老人ホームへの入居と、自宅への同居・介護の2つがあります。実の娘・息子からの支援は期待できず、質問者様ご自身で全てを担う覚悟が必要となります。

有料老人ホームの費用相場と選び方

質問者様は、施設に隣接する有料老人ホームの月額費用が17万円と聞いておられますが、これは決して高額ではありません。有料老人ホームの費用は、サービス内容や立地、部屋の広さなどによって大きく異なります。

有料老人ホームの費用相場

一般的に、有料老人ホームの月額費用は、15万円~30万円が相場とされています。しかし、特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設(老健)と比較すると、高額な印象を受けるかもしれません。 しかし、その分、より充実したサービスや快適な環境が提供されていることが多いです。

* 個室と多床室:個室の方が費用が高くなります。
* サービス内容:医療体制が整っている、24時間対応の介護サービスがある、レクリエーションが充実しているなど、サービス内容が充実しているほど費用が高くなります。
* 立地:都市部の方が費用が高くなる傾向があります。
* 部屋の広さ:広い部屋ほど費用が高くなります。

17万円という費用は、サービス内容や立地などを考慮すると、平均的な価格帯と言えるでしょう。

有料老人ホームを選ぶ際のポイント

有料老人ホームを選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 医療体制:義母様の健康状態を考慮し、医療体制が充実している施設を選びましょう。医師や看護師が常駐している施設や、提携病院がある施設が安心です。
  • 介護サービス:要介護2の義母様には、適切な介護サービスが必要です。24時間対応の介護サービスがあるか、介護スタッフの配置状況を確認しましょう。
  • 食事:食事内容や提供方法も重要なポイントです。栄養バランスの良い食事が提供されているか、食事形態(刻み食、ミキサー食など)に対応できるかを確認しましょう。
  • レクリエーション:認知症予防や生活の質を高めるために、レクリエーションが充実している施設を選ぶことも大切です。
  • 立地:アクセスが良い立地であることが、ご自身の負担を軽減します。公共交通機関の便が良い、ご自宅からの距離が近いなど、ご自身の状況に合わせて選びましょう。
  • 費用:費用だけでなく、含まれるサービス内容を比較検討しましょう。一見安価に見えても、別途費用がかかるサービスがある場合もあります。

自宅介護と有料老人ホームの比較

自宅介護と有料老人ホーム、どちらが良いかは、義母様の状態、ご自身の状況、そして経済状況を総合的に判断する必要があります。

自宅介護のメリットとデメリット

  • メリット:義母様にとって、慣れ親しんだ環境で生活できるため、精神的な安定が得られる可能性が高いです。費用を抑えられる可能性があります。
  • デメリット:24時間365日の介護が必要となるため、ご自身の負担が非常に大きくなります。介護スキルや知識が必要となります。休むことが難しく、心身ともに疲弊するリスクがあります。緊急時の対応もご自身で行う必要があり、負担が大きくなります。

有料老人ホームのメリットとデメリット

  • メリット:専門スタッフによる24時間体制の介護を受けられるため、ご自身の負担を軽減できます。緊急時にも迅速に対応してもらえます。社会的な交流の機会も得られます。
  • デメリット:費用が高額になります。施設の環境やサービス内容に満足できない可能性があります。義母様が新しい環境に適応できない可能性もあります。

専門家への相談

介護に関する不安や疑問は、一人で抱え込まず、専門家に相談することが大切です。

* ケアマネージャー:介護サービス計画の作成や相談窓口として、ケアマネージャーに相談することをお勧めします。
* 医師:義母様の健康状態について、主治医に相談しましょう。
* 社会福祉士:福祉サービスに関する相談窓口として、社会福祉士に相談できます。

結論:最適な選択肢は?

ご自身の状況や義母様の状態を踏まえ、総合的に判断する必要があります。

フルタイムの仕事が終わり、時間的な余裕ができること、そして義母様の健康状態の悪化、隣室の騒音問題などを考慮すると、有料老人ホームへの入居が現実的な選択肢と言えるでしょう。 17万円という費用は、サービス内容を考慮すると妥当な範囲内です。ただし、複数の有料老人ホームを比較検討し、義母様に最適な施設を選ぶことが重要です。

自宅介護は、ご自身の心身への負担が非常に大きいため、現実的ではない可能性が高いと言えます。

まとめ

義母様の幸せな生活のために、最適な選択肢を選び、必要なサポートを受けながら、共に歩んでいきましょう。 専門家のアドバイスを積極的に活用し、後悔のない選択をしてください。

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