9歳うさぎの行動変化と対応策:食欲不振、トイレの失敗、食糞、攻撃性の増加

うさぎ(9歳)の変化について。 我が家では今年9歳になったネザーランドドワーフのメスを飼っています。 今まで大きな病気をしたことなく、まだ走り回ったり、高い所にジャンプして飛び乗ったりとまだまだ元気な様子です。 性格も温和な性格でイヤなことがあっても噛むことなく何よりも人が大好きです。抱っこは嫌いですが…。笑 そんなうさぎに最近ちょっと変化がありましたので相談させていただきます。 ここ最近(1週間くらい)、以下の様子がおかしいです。 ・フードやおやつを食べない フードが全然減っていません。袋の音だけで飛びついてくるくらい大好物な乾燥パインにも興味を示しません。ただ、チモシーやキャベツなどの葉っぱ系をすごいよく食べます。野菜に関しては持ってくとがっつくように食べます。 ・トイレの失敗 いつもゲージ内でもトイレでしていたのに、トイレの側(新聞紙)にしています。ただトイレを見るとうんちもおしっこもしているので毎回というわけではなさそうです。そして昨日、初めて部屋に放していた時にやられちゃいました。いつもは放している時も自分のゲージに戻ってトイレしてまた部屋へ出る…という感じでしたのでおしっこされてビックリしました。 ・うんちを食べる&おしっこが水っぽい 食糞ではなく普通のうんちをカリカリ食べちゃいます。ちなみに今はチモシーとキャベツしか食べていないのでうんちは白がかったうんちです。あとおしっこも黄色っぽくはなく透明に近い色で、すごいサラサラしています。どこか体調が悪いサインでしょうか? ・怒りやすくなった 今まで全くといっていいほど怒らない温和な性格でした。いつも部屋に放している時は「おうちに戻って」と言いながらおしり軽くポンポンとするとハウスしてくれていました。ただ最近はその方法も効かずブゥブゥ鳴きながらUターンして足ダンします。ついこの間は体を前にドンっと出す感じで威嚇(攻撃?)されました。あと昨日エサ箱がひっくり返っていたので直そうと手入れたら初めて噛まれました。(痛くなかったので多分甘噛みですが…)フードは食べていないのでエサ箱の中にはちゃんとありました。 本当に今まで全くこういうことはなく、1週間くらいの出来事です。 体調が悪そうではありません。年齢から来たワガママ…?と思いつつそんな急にくるものなのかと疑問に感じ、これからそれぞれの変化に対してどう対応すればいいのでしょうか?長生きしてもらいたいので大切にしたいです。 ウサギを飼育されている方でどなたか分かる方いましたらアドバイスください。

9歳うさぎの行動変化:原因と対応策

9歳という高齢期を迎えたネザーランドドワーフのうさぎさんの最近の変化について、ご心配ですね。食欲不振、トイレの失敗、食糞、攻撃性の増加といった症状は、単なる老化によるワガママだけでなく、様々な原因が考えられます。一つずつ詳しく見ていきましょう。

1. 食欲不振(ペレットを食べない、おやつに興味を示さない)

  • 高齢による消化機能の低下: 年齢を重ねると、消化器官の機能が衰え、ペレットの消化が難しくなることがあります。硬いペレットを嫌がるようになったり、消化不良を起こしやすくなるため、食欲が低下する可能性があります。
  • 歯の異常: 歯の伸びすぎや、歯周病などによって、ペレットを食べにくくなっている可能性があります。歯の異常は、食欲不振だけでなく、体重減少にも繋がります。
  • 病気: 胃腸の病気、肝臓病、腎臓病など、様々な病気が食欲不振を引き起こす可能性があります。特に、おしっこが水っぽくなっているのは、腎臓の機能低下を示唆する可能性があります。
  • ストレス: 環境の変化、家族構成の変化、新しいペットの導入など、ストレスも食欲不振の原因となります。

対応策

* 獣医への相談: まずは動物病院を受診し、健康状態を検査してもらうことが重要です。血液検査やレントゲン検査で、病気の有無や歯の異常などを確認できます。
* ペレットの種類の見直し: 高齢うさぎ用の、消化の良い、柔らかく粒の小さいペレットに切り替えてみましょう。
* おやつは少量に: おやつは、少量を、嗜好性の高いものを与えましょう。
* ストレス軽減: うさぎさんの落ち着ける環境を整え、ストレスを軽減しましょう。

2. トイレの失敗

  • 加齢による認知機能の低下: 高齢になると、認知機能が低下し、トイレの位置を覚えにくくなることがあります。これは「認知症」に似た状態です。
  • 膀胱炎や尿路結石: おしっこが水っぽくなっていることから、膀胱炎や尿路結石の可能性も考えられます。痛みや排尿困難によって、トイレに間に合わなくなることがあります。
  • 関節炎: 高齢うさぎは関節炎になりやすく、トイレまで移動するのが困難になっている可能性があります。

対応策

* 獣医への相談: おしっこの状態と合わせて、獣医に相談しましょう。
* トイレの位置の見直し: トイレを複数個設置したり、うさぎさんの行動範囲に近づけたりしてみましょう。
* トイレの形状や素材: 使い慣れたトイレでも、高齢になると使いにくくなっている可能性があります。トイレの形状や素材を見直してみましょう。
* 床材の変更: 新聞紙ではなく、吸収性の高いペットシーツを使用するなど、床材を見直してみましょう。

3. 食糞

  • 栄養不足: ペレットを食べないことで栄養不足になり、必要な栄養素を糞から摂取しようとしている可能性があります。
  • 腸内細菌のバランス異常: 腸内細菌のバランスが崩れると、食糞行動が起こることがあります。

対応策

* 栄養バランスの良い食事: 栄養価の高いペレットや、新鮮な野菜、チモシーなどをバランスよく与えましょう。
* プロバイオティクスの摂取: 獣医の指示に従い、腸内環境を整えるプロバイオティクスをサプリメントとして与えることも検討しましょう。

4. 攻撃性の増加

  • 痛みや不快感: 関節炎などの痛みや、病気による不快感から、攻撃的になることがあります。
  • 恐怖や不安: 環境の変化や、身体的な変化への不安から、攻撃性を示すことがあります。
  • 老化による性格の変化: 高齢になると、性格が変化することもあります。今まで温和だったうさぎさんが、攻撃的になることも珍しくありません。

対応策

* 獣医への相談: 痛みの原因がないか、病気の有無を調べてもらいましょう。
* 穏やかな対応: 無理強いせず、うさぎさんのペースに合わせて接しましょう。
* 安全な空間の確保: うさぎさんが落ち着ける、安全な空間を用意しましょう。

まとめ:早期発見と適切なケアが大切

うさぎさんの行動変化は、単なる老化だけでなく、病気やストレスが原因である可能性があります。少しでも気になる症状があれば、早めに動物病院を受診し、獣医の診断と指示に従って適切なケアを行いましょう。高齢のうさぎさんと長く幸せに暮らすためには、早期発見と適切なケアが非常に大切です。

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