88㎡の土地に建つ2階建て住宅の広さ:3LDK・4LDKプランの検討

88㎡の土地に対する80%の建ぺい率で3及び4LDKの2階建てだとどれくらいの広さの家が建つでしょう?一般的に1.2階トイレ付きの風呂、洗面脱衣所で。 補足 容積率は400%、約6.5m×13mの長方形の土地です。6.5mが道路側(東向)に面してます。

土地面積と建ぺい率から建築可能な面積を算出

まず、建ぺい率80%、土地面積88㎡から建築可能な床面積を計算します。

建築可能な床面積 = 土地面積 × 建ぺい率 = 88㎡ × 0.8 = 70.4㎡

この70.4㎡が、2階建て住宅の延床面積の上限となります。 ただし、これはあくまで延床面積の最大値であり、実際に建築可能な面積は、建築基準法や設計上の制約によってさらに小さくなる可能性があります。 例えば、外壁の厚さ、階段、廊下などの共用部分、そして建築確認申請に必要な余裕などを考慮すると、実際に居住スペースとして使える面積はさらに小さくなります。

3LDKと4LDK、それぞれのプランにおける広さの目安

70.4㎡という延床面積を元に、3LDKと4LDKのプランでそれぞれどのような広さの住宅が建つかを検討してみましょう。これはあくまで目安であり、間取りや設備によって大きく変動します。

3LDKプランの広さ

一般的な3LDKの住宅では、各部屋の広さや廊下、トイレ、浴室、洗面所などを考慮すると、70㎡程度の延床面積で十分な広さの住宅を建てることが可能です。 しかし、70.4㎡という限られた面積の中で、各部屋を広く確保しようとすると、廊下や収納スペースが狭くなる可能性があります。 逆に、各部屋をある程度コンパクトにすることで、より広いリビングや、ウォークインクローゼットなどの収納スペースを確保することもできます。

* リビング:15~20㎡
* ダイニングキッチン:10~15㎡
* 寝室:8~10㎡ × 2部屋
* 子供部屋/書斎:6~8㎡
* 浴室:1.5~2㎡
* トイレ:1~1.5㎡ × 2ヶ所
* 洗面脱衣所:3~4㎡
* 廊下、収納:残りの面積

4LDKプランの広さ

4LDKとなると、70.4㎡では各部屋の広さを確保することが難しくなります。 各部屋を狭くする必要があります。 コンパクトな間取り設計の工夫が不可欠です。 例えば、リビングとダイニングを一体化させたり、子供部屋を少し狭くしたり、収納スペースを工夫するなどの方法が考えられます。 また、ロフトを設けることで収納スペースを増やすことも可能です。

* リビング:12~15㎡
* ダイニングキッチン:8~12㎡
* 寝室:7~8㎡
* 子供部屋:5~7㎡ × 3部屋
* 浴室:1.5~2㎡
* トイレ:1~1.5㎡ × 2ヶ所
* 洗面脱衣所:3~4㎡
* 廊下、収納:残りの面積

容積率と建築可能高さ

容積率400%は、建築可能な延床面積が土地面積の4倍まで可能であることを示しています。 しかし、これは建ぺい率と合わせて考える必要があります。 今回の場合、建ぺい率80%、容積率400%なので、2階建て住宅を建てることは十分可能です。 ただし、建築可能な高さには制限があります。 自治体によって異なりますが、地域の建築基準法を確認する必要があります。

6.5m×13mの長方形土地の活用

6.5mが道路に面しているため、日当たりを考慮した設計が重要です。 リビングや主寝室を南向きに配置することで、日射量を最大限に活用できます。 また、東向きの道路に面した6.5mの幅を有効活用するために、玄関や駐車場の配置を工夫する必要があります。

専門家への相談

上記はあくまで概算です。 正確な広さや間取りについては、建築士や不動産会社に相談することが重要です。 土地の形状、日当たり、周辺環境などを考慮した上で、最適なプランを提案してもらえます。 複数の設計事務所に相談し、比較検討することをおすすめします。 また、予算についても事前にしっかりと確認しておきましょう。

具体的なアドバイス

* 間取りプランを複数作成してもらう: 複数のプランを比較することで、自分のニーズに合った最適な間取りを見つけることができます。
* 収納スペースを十分に確保する: 限られた面積の中で、収納スペースを最大限に活用する工夫が必要です。
* 省スペース設計を検討する: 家具や設備の配置を工夫することで、空間を広く見せることができます。
* 自然光を最大限に取り入れる: 窓の位置や大きさを工夫することで、明るい室内を実現できます。
* 断熱性能の高い建材を選ぶ: 光熱費を抑え、快適な住環境を実現できます。

まとめ

88㎡の土地に3LDKまたは4LDKの2階建て住宅を建てる場合、建ぺい率や容積率、土地の形状などを考慮した上で、専門家と相談しながら最適なプランを設計することが重要です。 各部屋の広さや収納スペース、日当たりなどを考慮し、快適な住空間を実現しましょう。

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