老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅のどちらが良いのか・・・ 81歳。膝と腰が悪く。自分で起き上がって、つたえ歩きがギリギリ出来るくらいの身体状況。痴呆は無し。性格は、気が小さい。やや心配症。甘える（やって貰うのが好き。） 老人ホームの方が、常に介護スタッフが居ている。全てお任せできて楽（安心）な気もするが、高齢者向け住宅も、建物内にヘルパー派遣や、デイサービスセンターがあって、かなり小まめな訪問介護が受けれたり、介護保険でリハビリを受けれたり、メリットもあるように思ったり・・・ 実際、どう違うのか？オススメというか、アドバイス頂けないでしょうか？よろしくお願いいたします。補足ご回答有難う御座います。 老人ホームは、月30万（食費他全部で）、例えば、ベネッセの「まどか」などを検討しております。賃貸は、例えば、Ｃアミーユなどを検討ｓております。
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老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅：それぞれのメリット・デメリット
81歳で、膝と腰の悪い状態、自立は困難だが、痴呆はなく、やや心配症で甘える傾向のある方の住まい選びは、非常に重要な決断です。老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）は、どちらも高齢者向けですが、提供されるサービスや費用、生活スタイルが大きく異なります。ベネッセの「まどか」のような特定施設入居者生活介護（特養）を検討されているとのことですが、まずはそれぞれの特性を比較してみましょう。
老人ホーム（特養など）
メリット
- 24時間体制の介護サービス： 常に介護スタッフがおり、緊急時にも迅速に対応してもらえます。身体介護、生活援助など、あらゆるサポートを受けられます。
- 安心感： 常にスタッフに見守られているため、ご本人だけでなくご家族も安心できます。特に、心配症で甘える傾向のある方には、大きなメリットとなります。
- 食事や生活のサポート： 食事の提供、洗濯、掃除など、日常生活の全てをサポートしてもらえます。ご自身の負担を大幅に軽減できます。
デメリット
- 費用が高い： 月30万円という費用は、平均的な金額です。収入によっては負担が大きくなる可能性があります。
- 自由度の制限： 決められたスケジュールやルールに従う必要があり、自由な行動が制限される場合があります。
- 入居までの待ち時間が長い： 特養は需要が高いため、入居までに長い待ち時間が発生することがあります。
- 個室の確保が難しい： 個室を希望する場合は、さらに待ち時間が長くなる可能性があります。
サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）
メリット
- 比較的自由な生活： 老人ホームと比べて自由度が高く、自分のペースで生活できます。プライバシーも比較的守られます。
- 費用が比較的安い： 老人ホームと比べて費用が安く抑えられます。家賃とサービス利用料の組み合わせなので、状況に応じて調整しやすいです。
- 必要な時に必要なだけ介護サービスを受けられる： ヘルパー派遣やデイサービスなどを利用することで、必要な時に必要な介護サービスを受けられます。介護度が進行しても、対応できる可能性が高いです。
- 自分の家具を持ち込める場合が多い： 自分の家具や生活用品を持ち込んで、馴染みのある環境で生活できます。これは精神的な安定に繋がります。
デメリット
- 介護サービスは利用頻度や内容に制限がある： 24時間体制の介護ではないため、緊急時対応に不安を感じる可能性があります。
- 介護サービスの利用には別途費用がかかる： 介護保険の範囲内ではありますが、自己負担分が発生します。
- 健康状態の悪化に対応できない場合もある： 介護度が急激に悪化すると、対応できない可能性があります。
81歳の方への具体的なアドバイス
ご本人の状況、性格を考慮すると、現状ではサ高住の方が適している可能性が高いです。
サ高住を選択するメリット
- 比較的自由な生活： 常に介護スタッフに見守られることに抵抗がある場合、サ高住の方が精神的な負担が少ないでしょう。
- 必要な介護サービスを必要な時に利用： 現在の状態では、常時介護は必要ないかもしれません。必要な時に必要なサービスを受けられるサ高住の方が、費用対効果が良いでしょう。
- リハビリも受けやすい： サ高住では介護保険を利用したリハビリも受けられるため、現在の身体状況の改善も期待できます。
サ高住を選ぶ際の注意点
- 介護サービスの利用計画を立てる： 事前に必要な介護サービスの種類と頻度を把握し、利用計画を立てましょう。担当者とよく相談することが重要です。
- 緊急時の対応を確認する： 緊急時に対応できる体制が整っているか、事前に確認しましょう。夜間対応体制や近隣の医療機関との連携状況などを確認することが大切です。
- 契約内容を丁寧に確認する： 契約内容をよく理解し、不明な点は担当者に質問しましょう。特に、介護サービスの利用料や自己負担額について、しっかりと確認することが重要です。
もしサ高住で不安な場合は
心配症で甘える傾向があるため、サ高住で不安を感じる可能性も考慮すべきです。その場合は、定期的な訪問介護サービスを積極的に利用することを検討しましょう。また、デイサービスも併用することで、社会参加の機会を増やし、精神的な安定を図ることも可能です。
専門家の意見
高齢者福祉の専門家によると、「ご本人の性格や体力、経済状況を総合的に判断することが重要です。サ高住は、自立度が高い高齢者にとって、自由度が高く、経済的な負担も少ない選択肢です。しかし、介護度が進行した場合、老人ホームへの転居が必要になる可能性も考慮しなければなりません。そのため、将来を見据えた上で、適切な選択をすることが大切です。」とのことです。
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まとめ
81歳で膝と腰の悪い状態、自立が困難な方にとって、住まい選びは非常に重要です。老人ホームとサ高住、それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご本人の性格や経済状況、将来的な介護ニーズを考慮して、最適な選択をしてください。 専門家への相談も有効な手段です。
