80年代映画風インテリアのジャンルと探し方|レトロモダンからヴィンテージまで

80sの映画のようなインテリアはなんというジャンルなのか教えてください。 80s頃が舞台の映画、E.T.やグレムリン、ストレンジャーシングス、バックトゥザ・フューチャーなどに出てくるような家のインテリアはなんというジャンルなのでしょうか? ミッドセンチュリー?ともまた違う、アメリカのモーテルや雑多なおじいちゃん家みたいな雰囲気です。 なんと検索すればいいかわからず困っています。

80年代映画に登場するような、独特の雰囲気を持つインテリアに魅力を感じている方も多いのではないでしょうか。ミッドセンチュリーモダンとはまた異なる、ノスタルジックでどこか懐かしさを感じさせるそのスタイル。一体どのようなジャンルに分類され、どのように探せば良いのでしょうか?この記事では、80年代映画風インテリアの特徴、ジャンル、探し方、そして具体的なアイテム選びのポイントまで詳しく解説します。

80年代映画風インテリアの特徴:懐かしさと現代的なセンスの融合

E.T.、グレムリン、ストレンジャーシングス、バック・トゥ・ザ・フューチャー…これらの映画に登場するインテリアには共通点があります。それは、レトロな雰囲気現代的なセンスが絶妙に融合している点です。単なるレトロではなく、どこかポップで、少し雑多な感じが特徴と言えるでしょう。具体的には、以下の様な要素が挙げられます。

  • パステルカラーの家具や小物:ピンク、ブルー、イエローなどのパステルカラーが、当時の流行を反映して多く用いられています。
  • 幾何学模様:大胆な幾何学模様の壁紙やファブリックは、80年代らしいポップな雰囲気を演出します。
  • レトロな家電:ブラウン管テレビやカセットテープデッキなどのレトロな家電は、空間の雰囲気を高める重要なアクセントとなります。
  • 木材と金属の組み合わせ:ダークブラウンの木製家具と、金属製の脚や取っ手との組み合わせは、当時の家具デザインの特徴をよく表しています。
  • 個性的な照明:スタンドライトやテーブルランプなど、個性的なデザインの照明も空間の雰囲気作りに貢献します。
  • ヴィンテージ感:使い込まれたような、ヴィンテージ感のある家具や小物は、独特の雰囲気を醸し出します。

80年代映画風インテリアのジャンル:明確な名称はないが、複数のスタイルがミックス

実は、80年代映画風インテリアを明確に定義するジャンル名は存在しません。しかし、いくつかのスタイルがミックスされたものと考えることができます。

1. レトロモダン

レトロな要素と現代的なデザインが融合したスタイルです。80年代の要素を取り入れつつ、現代的なセンスでアレンジすることで、古臭くならず、洗練された空間を演出できます。例えば、ヴィンテージ風のソファに、シンプルなデザインのテーブルを合わせるなど。

2. ポップ

鮮やかな色使いや大胆なパターンが特徴です。パステルカラーや幾何学模様を取り入れることで、明るく楽しい雰囲気を演出できます。ただし、全体をポップにしすぎると、落ち着きのない空間になりかねないので、バランスが重要です。

3. アメリカンレトロ

アメリカのモーテルやダイナーをイメージした、ノスタルジックなスタイルです。ヴィンテージ感のある家具や小物を使い、温かみのある空間を演出できます。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の世界観に近いと言えるでしょう。

4. ヴィンテージ

実際に80年代の家具や小物を活用するスタイルです。古着屋や骨董市などで探すことで、唯一無二の空間を演出できます。ただし、状態の良いものを選ぶことが重要です。

80年代映画風インテリアの探し方:キーワードと具体的なアイテム

80年代映画風インテリアを探す際に有効なキーワードは、上記で挙げたジャンル名に加え、以下の様なものがあります。

  • 「80sインテリア」
  • 「レトロインテリア」
  • 「ヴィンテージインテリア」
  • 「アメリカンレトロインテリア」
  • 「ポップインテリア」
  • 「ミッドセンチュリーモダン(ただし、80年代風アレンジ)」

具体的なアイテム選びのポイントは以下の通りです。

  • 家具:ソファ、チェア、テーブルなど、ヴィンテージ感のある木製家具や、金属製の脚がついた家具を探してみましょう。パステルカラーのものがおすすめです。
  • 照明:スタンドライトやテーブルランプなど、個性的なデザインの照明は空間の雰囲気を大きく変えます。レトロなデザインのものがおすすめです。
  • 小物:カセットテープデッキ、ブラウン管テレビ、レトロな電話機など、80年代を象徴する小物は、空間のアクセントになります。ただし、実際に動作する必要はなく、ディスプレイとして飾るだけでも効果があります。
  • ファブリック:幾何学模様やパステルカラーのカーテン、クッションカバーなど、ファブリックも重要な要素です。大胆な柄を選ぶことで、より80年代らしい雰囲気を演出できます。
  • 壁紙:幾何学模様やストライプ柄の壁紙は、空間の雰囲気を大きく変える効果があります。ただし、全体を派手にするのではなく、一部分にアクセントとして使うのがおすすめです。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「80年代風インテリアは、単に古いものを集めるのではなく、現代的なセンスとバランスよく組み合わせることが重要です。例えば、ヴィンテージの家具に、シンプルなデザインの現代的な家具を組み合わせることで、洗練された空間を演出できます。また、色使いにも注意が必要です。パステルカラーを多く使う場合、全体がぼやけてしまうのを防ぐため、アクセントカラーとして濃い色を取り入れると良いでしょう。」とのことです。

まとめ:自分らしい80年代風インテリアを創造しよう

80年代映画風インテリアは、明確なジャンル名こそありませんが、レトロモダン、ポップ、アメリカンレトロ、ヴィンテージなどの要素を巧みに組み合わせることで、個性的で魅力的な空間を創り出すことができます。この記事で紹介したキーワードやアイテム選びのポイントを参考に、あなただけの80年代風インテリアを創造してみてはいかがでしょうか。

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