80平米事務所を住居に改装!建築費用と具体的なプランニング

ざっとで結構ですが建築費用を知りたいです。現在会社の事務所としてしようしている、約80平米の部屋があり、そこを改装して住めるようにしたいと思っています。(住居として建築許可が下りると前提して。)現在の事務所の中に更に壁も作り断熱もしてもらいます。窓の位地は変えずに、内側にもう一つ(インプラスとかいう)付けます。鉄筋2階建て長方形で電気、ガス、水道は2階まで来ています。水回りの場所は変えずに洗面台、トイレ、風呂を新たに取りつけます。キッチンも普通に家庭で使用する大きさを取り付けます。大きなワンルームで床はフローリングです。よろしくお願いします。

80平米事務所のリノベーション:費用と工程

80平米の事務所を住居に改装する費用は、具体的なプランによって大きく変動します。ご質問の条件から推測すると、以下の工程と費用が考えられます。あくまで概算であり、正確な費用は設計図作成と業者への見積もり依頼が必要です。

1. 設計・プランニング

まず、プロの建築士に依頼して詳細な設計図を作成してもらいましょう。既存の構造や配管状況、希望する間取りなどを考慮した上で、最適なプランを提案してもらいます。この段階で、内装材や設備機器の種類・グレードなども決定します。費用は設計図の規模や建築士の料金体系によって異なりますが、概算で10万円~30万円程度を見込んでおきましょう。

2. 解体・撤去

既存の事務所のレイアウトを住居用に変更するためには、不要な壁や什器の解体・撤去が必要になります。費用は解体する面積や廃棄物の量によって変動しますが、概算で5万円~15万円程度と予想されます。

3. 内装工事

内装工事は、最も費用がかかる部分です。

  • 壁・天井:断熱材の施工、クロス張替え、新規壁の設置など。既存の壁を活用できる部分と、新たに壁を作る部分によって費用が大きく変わります。概算で30万円~100万円程度
  • 床:フローリングの張替えや補修。現状がフローリングとのことなので、補修程度で済む可能性もあります。概算で5万円~20万円程度
  • 窓:内窓(インプラス)の設置。窓の数やサイズによって費用が変動します。概算で10万円~30万円程度
  • 水回り:キッチン、洗面台、トイレ、浴室の設置。設備機器のグレードによって費用が大きく異なります。概算で100万円~200万円程度
  • 電気工事:照明器具の設置、コンセントの増設など。概算で5万円~15万円程度
  • クロス工事:壁紙の張替え。デザインや素材によって費用が変動します。概算で5万円~15万円程度

4. その他費用

上記以外にも、以下の費用が発生する可能性があります。

  • 建築確認申請費用:建築確認申請を行うための費用。概算で3万円~10万円程度
  • 諸経費:設計図作成費用、工事監理費用、清掃費用など。概算で5万円~15万円程度

5. 費用総額の概算

上記の費用を合計すると、最低でも200万円~400万円、場合によっては500万円を超える可能性もあります。これはあくまで概算であり、実際の費用は、使用する材料や設備、工事の難易度、業者によって大きく異なります。

費用を抑えるためのポイント

費用を抑えるためには、以下の点を考慮しましょう。

  • シンプルで機能的なデザインにする:凝ったデザインや特殊な素材は費用を増加させるため、シンプルで機能的なデザインにするとコストを抑えることができます。
  • 標準的な設備機器を選ぶ:高級な設備機器は高価なため、標準的なグレードのものを選ぶと費用を抑えられます。
  • 複数の業者に見積もりを依頼する:複数の業者に見積もりを依頼することで、価格比較を行い、最適な業者を選ぶことができます。
  • DIY可能な部分を行う:クロス張替えや塗装など、DIY可能な部分については自分で行うことで費用を抑えることができます。ただし、安全に配慮し、無理のない範囲で行いましょう。
  • 中古建材を活用する:中古建材を活用することで、新品よりも費用を抑えることができます。ただし、品質や安全性に注意が必要です。

専門家のアドバイス

建築費用は、設計段階でのプランニングが非常に重要です。経験豊富な建築士に相談し、予算と希望を明確に伝えることで、最適なプランを提案してもらうことをお勧めします。また、施工業者選びも重要です。複数の業者に見積もりを取り、実績や評判などを確認した上で、信頼できる業者を選びましょう。

まとめ

80平米の事務所を住居に改装する費用は、プランによって大きく異なりますが、最低でも200万円~400万円程度を見込んでおく必要があります。費用を抑えるためには、シンプルなデザイン、標準的な設備機器の選択、複数の業者への見積もり依頼などが有効です。専門家のアドバイスを受けながら、慎重に計画を進めていきましょう。

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