8畳間の増築で発生する結露問題:原因と対策

リビングの隣りに8畳間を増築しました。冬季なのでシャッターを閉めますが樹脂複合サッシと周りの木から結露します。寝室としてつかってませんし、部屋を温めなくても結露します。なぜでしょうか?サッシ周りの断熱の工事不具合を思い始めてます。アドバイスをお願いします。補足:1.出入りは余り頻繁ではありませんがあります。2.換気は24時間のユニットが付いてますが、熱を逃がすと思い、使用してません。3.陶器系のサイディングボードです。ダイワハウスで築17年になります。古い側はサッシの結露はありますが、周りの木は結露しません。今年の秋に完成した、増築部だけ樹脂複合サッシです。リフォームも失敗のないようにと思い、ダイワハウスにてしました。

結露の原因究明:増築部分と既存部分の比較から

築17年の既存部分と、今年秋に増築された8畳間の違いに着目することで、結露の原因を探ります。既存部分はサッシに結露が見られるものの、周りの木には結露がないとのこと。一方、増築部分ではサッシだけでなく周りの木にも結露が発生しています。この違いは、増築部分の断熱性能や施工に問題がある可能性を示唆しています。 特に、樹脂複合サッシを採用しているにも関わらず結露が発生している点は、注意が必要です。樹脂複合サッシは断熱性能が高いとされていますが、施工不良や周辺部材との組み合わせによっては、期待通りの効果を発揮しない場合があります。

考えられる結露の原因

増築部分の結露は、以下の原因が考えられます。

1. サッシ周りの断熱不良

* サッシと壁の接合部の気密性不足: サッシと壁の間に隙間があると、外気の冷たい空気が入り込み、室内の暖かい空気が冷やされて結露が発生します。
* 断熱材の不足または施工不良: サッシ周辺の断熱材が不足していたり、適切に施工されていなかったりすると、熱が逃げやすくなり結露しやすくなります。特に、サッシ枠と壁の接合部には十分な断熱材を入れる必要があります。
* 窓枠の材質と断熱性能の不整合: 樹脂複合サッシは断熱性能が高いですが、窓枠の材質や断熱性能がサッシと合致していないと、熱橋(熱が伝わりやすい部分)となり、結露の原因となります。

2. 換気不足

24時間換気システムは設置されているものの、使用していないとのことです。換気不足は室内の湿度を高め、結露を促進します。特に冬季は外気が乾燥しているため、室内の湿気を外に逃がすことが重要です。換気システムを使用しないことで、室内の湿気がこもり、結露が発生しやすくなっている可能性があります。

3. その他要因

* シャッターの閉め方: シャッターを完全に閉め切ると、空気の循環が悪くなり、結露しやすくなります。わずかに隙間を開けて換気を促す工夫が必要かもしれません。
* 外壁材の影響: 陶器系のサイディングボードは、断熱性能が低い場合があります。外壁の断熱性能を高めることで、結露の抑制に繋がる可能性があります。
* 室内の湿度: 加湿器の使用や、洗濯物の室内干しなどによって室内の湿度が高くなっている可能性もあります。

結露対策:具体的なアドバイス

ダイワハウスでリフォームを行ったにも関わらず結露が発生していることから、施工不良の可能性も考慮する必要があります。まずは、ダイワハウスに連絡し、状況を説明して原因究明と対策を依頼することを強くお勧めします。

1. ダイワハウスへの連絡と調査依頼

* 状況を詳しく説明し、写真や動画を添付して連絡しましょう。
* 専門家による調査を依頼し、原因を特定してもらいましょう。
* 施工不良が認められた場合は、適切な補修工事を行うよう求めるべきです。

2. 換気システムの活用

24時間換気システムは、熱を逃がすという懸念があるかもしれませんが、結露防止には不可欠です。システムの風量調整機能などを活用し、適切な換気を行うようにしましょう。

3. 室内の湿度管理

* 室内での洗濯物の乾燥は避け、浴室乾燥機などを活用しましょう。
* 加湿器の使用は控えめにし、湿度計で室内の湿度を確認しましょう。
* 適切な換気によって、室内の湿度をコントロールしましょう。

4. サッシ周りの断熱強化(必要に応じて)

ダイワハウスの調査の結果によっては、サッシ周りの断熱強化が必要となる可能性があります。その場合は、専門業者に相談し、適切な対策を講じましょう。例えば、サッシ周りの隙間を埋める気密材の追加や、断熱材の増設などが考えられます。

専門家の視点:建築士からのアドバイス

建築士の視点から見ると、増築部分の断熱性能が既存部分と比べて低い可能性が高いです。特に、サッシ周りの施工精度が結露に大きく影響します。樹脂複合サッシは高性能ですが、施工が不適切だと効果が半減します。ダイワハウスに連絡し、専門家による現場調査と、適切な対策を講じることを強く推奨します。

まとめ

8畳間の増築で発生する結露は、サッシ周りの断熱不良、換気不足、室内の湿度管理などが原因として考えられます。まずはダイワハウスに連絡し、原因究明と対策を依頼することが重要です。その後、換気システムの活用、室内の湿度管理、必要に応じてサッシ周りの断熱強化を行うことで、結露問題を解決できる可能性があります。 早めの対応が、快適な室内環境を保つために不可欠です。

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