8畳一人暮らしの部屋でチェストベッドの高さが気になる!違和感解消のインテリア術

一人暮らしで部屋は8畳くらいで長方形なのですが、収納が少ないために母に勧められるがままにチェストベッドを買い、マットレスも幅が厚いものを買ってしまいました。。。立った時にベッドの高さが80㌢くらいあります。一番奥に窓に添う形で横向きに置いていますが、違和感がハンパなくあります。どのようにすれば違和感がなくなりますか(T_T) 1回寝てしまったので返品はできないと思います((+_+))

80cmの高床式ベッドが8畳の部屋で圧迫感を与える理由

8畳のワンルームに、高さ80cmのチェストベッドを配置すると、部屋が狭く感じ、圧迫感を感じるのは当然です。80cmという高さは、一般的なベッドよりもかなり高く、部屋の天井高を低く感じさせ、空間全体に閉塞感を与えてしまいます。さらに、窓際に配置することで、採光を妨げ、部屋が暗く、さらに狭く感じられる原因にもなります。ベッドが部屋の面積を大きく占有し、家具配置の自由度も制限されているため、違和感を感じるのは当然と言えるでしょう。

違和感解消のための具体的な対策

返品はできないとのことですので、現状のベッドを活かしつつ、違和感を取り除くためのインテリアコーディネートを考えていきましょう。大きく分けて、以下の3つのアプローチで改善を目指します。

1. 視覚的な工夫で圧迫感を軽減する

高さ80cmのベッドの存在感を薄め、空間を広く見せる工夫が必要です。

  • ベッドリネンを統一感ある色でまとめる: ベッドの高さを目立たなくするには、ベッドリネンを部屋全体のインテリアカラーと統一させることが有効です。例えば、部屋全体が明るいトーンであれば、ベッドカバーやシーツも明るい色で統一することで、ベッドの存在感を和らげることができます。ブラウン系のベッドであれば、ベージュやアイボリーなどの明るい色のリネンを選ぶと、空間が明るく広々と見えます。
  • 壁の色を明るくする: 部屋の壁の色が暗いと、ベッドの高さがより強調されてしまいます。明るい色、例えばオフホワイトやペールトーンのカラーに塗り替えることで、空間が明るくなり、圧迫感が軽減されます。壁紙の張り替えも効果的です。
  • 鏡を活用する: 鏡は空間を広く見せる効果があります。ベッドの反対側の壁に、大きめの鏡を設置することで、奥行き感を出し、部屋を広く見せることができます。ただし、鏡の設置位置によっては、かえって圧迫感を感じることがあるので、慎重に配置場所を選びましょう。
  • 床の色とベッドの色を近づける: 床の色とベッドの色が大きく異なる場合、ベッドの存在感が際立ちます。床材の色に合わせたラグを敷くことで、ベッドと床の色の差を小さくし、一体感を出すことができます。ブラウンのベッドには、同系色のブラウン系のラグがおすすめです。

2. 家具配置を見直す

ベッドの配置とその他の家具の配置を工夫することで、空間をより広く、使いやすくすることができます。

  • ベッドサイドテーブルをコンパクトにする: 高いベッドに大きなサイドテーブルを置くと、さらに圧迫感が増します。コンパクトなサイドテーブル、もしくは壁掛け式の棚などを検討しましょう。これにより、床面積を広く確保し、空間を広く見せる効果があります。
  • 家具の高さを揃える: 部屋にある家具の高さを揃えることで、統一感が生まれ、空間が広く感じられます。チェストベッドの高さを考慮し、他の家具も高さを揃えるように配置を工夫してみましょう。
  • 窓辺を有効活用する: 窓際にベッドを配置しているため、窓辺のスペースが狭くなっている可能性があります。窓際にコンパクトな植物を置くなどして、視覚的なアクセントを加えつつ、空間を有効活用しましょう。ただし、採光を妨げないよう、注意が必要です。
  • マルチファンクション家具を活用する: 収納が少ないとのことですので、収納機能付きの家具を活用しましょう。ソファベッドや、収納付きのオットマンなど、複数の機能を持つ家具は省スペースで便利です。

3. 照明を工夫する

照明の工夫も、空間の印象を大きく変えます。

  • 間接照明を取り入れる: 間接照明は、空間を柔らかく、広く見せる効果があります。フロアランプや間接照明器具を取り入れることで、圧迫感を軽減することができます。特に、ベッドの周囲に間接照明を配置することで、ベッドの存在感を和らげることができます。
  • 明るさを調整できる照明を選ぶ: 明るさを調整できる照明器具を選ぶことで、時間帯や気分に合わせて明るさを変えることができます。暗めの照明はリラックス効果があり、空間を広く感じさせる効果があります。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、8畳のワンルームに高さ80cmのベッドは、確かに圧迫感を感じやすい配置です。しかし、適切なインテリアコーディネートによって、その違和感を軽減することは十分可能です。ポイントは、視覚的な工夫と家具配置の最適化です。上記で挙げた具体的な対策に加え、全体的なインテリアのカラーバランスを調整することで、より快適な空間を実現できるでしょう。例えば、白やベージュなどの明るい色を基調としたインテリアにすると、空間が広く感じられます。また、模様や柄の少ないシンプルな家具を選ぶことで、すっきりとした印象を与え、圧迫感を軽減できます。

まとめ:小さな工夫で快適な空間を

8畳のワンルームで高さ80cmのチェストベッドを使用する際には、視覚的な工夫、家具配置の見直し、照明の調整を組み合わせることで、圧迫感を軽減し、快適な空間を演出できます。諦めずに、様々な方法を試してみて、自分にとって最適なインテリアを見つけてください。

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