8畳の部屋の床板選び:サイズ、耐久性、価格、選び方のコツ

250枚 床板について 工務店にお勤めの方や、床材にお詳しい方でお答えいただけるようでしたらお願い致します。m(__)m 8畳の部屋に床板を張るのに 工務店さんにサンプルを見せてもらいました。 細目なのは廊下用らしいのですが、 ①床板一枚は最大でどのくらいの大きさのものがあるのでしょうか? (㎝×㎝) ②細かく張るよりも、大きいものをいくつか張ったほうがもちは良く(はがれにくい)継ぎ目も少ないので歩きやすい?綺麗なのでしょうか? ③床の値段の違いは何によるものですか? ④一般的には 坪いくらくらいが平均・標準なのでしょうか?

8畳の部屋の床材選び:よくある疑問と解決策

8畳の部屋に床板を張る際、サイズ、耐久性、価格など、様々な疑問が湧くことでしょう。この記事では、工務店勤務経験のあるインテリアコーディネーターの視点から、これらの疑問を解消し、理想の床選びをサポートします。

① 床板一枚の最大サイズ

床板のサイズは、使用する木材の種類やメーカーによって異なります。一般的な無垢材の床板の場合、最大サイズは約182cm × 約30cm程度です。ただし、これはあくまで一般的なサイズであり、それよりも大きいものや小さいものも存在します。 特に、銘木を使った高級な床材では、より大きなサイズのものが見つかることもあります。 一方、廊下などに使用される細目の床板は、幅が狭く、長さが比較的長い傾向があります。 具体的なサイズは、工務店や建材店でサンプルを確認し、カタログで詳細を確認することをお勧めします。

② 大きな床板と小さな床板、どちらが良い?

大きな床板と小さな床板、どちらが良いかについては、一概に断言できません。それぞれにメリット・デメリットがあります。

大きな床板のメリット

  • 継ぎ目が少ない: 見た目が美しく、高級感があります。また、継ぎ目からの剥がれや隙間が生じるリスクも低減できます。
  • 施工が効率的: 張る枚数が少なくなるため、施工時間が短縮され、コストを抑えられる可能性があります。
  • 歩きやすい: 継ぎ目が少ないため、足触りが良く、歩きやすいです。

大きな床板のデメリット

  • 価格が高い: 大きな板は材料費が高くなる傾向があります。
  • 搬入が難しい場合がある: 大きな板は搬入が困難な場合があり、施工が複雑になる可能性があります。
  • 反りや割れのリスク: 大きな板は、反りや割れが発生するリスクがやや高くなります。

小さな床板のメリット

  • 反りや割れのリスクが少ない: 小さな板は、反りや割れが発生しにくい傾向があります。
  • 施工が容易: 小さな板は扱いやすく、施工が容易です。
  • 価格が比較的安い: 小さな板は、材料費が比較的安価です。

小さな床板のデメリット

  • 継ぎ目が目立つ: 継ぎ目が多く、見た目が少し安っぽく見える可能性があります。
  • 施工時間がかかる: 張る枚数が多いので、施工時間が長くなります。
  • 剥がれやすい可能性: 継ぎ目が多いと、剥がれやすい可能性があります。

最終的には、お部屋の広さ、デザイン、予算、そして個人の好みを総合的に考慮して、最適なサイズを選択することが重要です。

③ 床材の価格の違い

床材の価格は、以下の要素によって大きく異なります。

  • 木材の種類: 高級木材(チーク、ウォールナットなど)は、一般木材(杉、パインなど)よりも高価です。
  • 仕上げ方法: オイル仕上げ、ウレタン塗装など、仕上げ方法によっても価格が変わります。無垢材は塗装方法によっても価格が大きく変わります。
  • サイズ: 大きなサイズの板材は、小さなサイズのものよりも高価です。
  • ブランド: メーカーやブランドによっても価格に差があります。
  • 施工費: 施工業者や施工方法によっても価格が変わります。下地処理の必要性なども影響します。

④ 坪単価の目安

8畳の部屋の床材の坪単価は、上記の要素によって大きく変動しますが、一般的な無垢材の場合、3~10万円/坪程度が目安となります。 ただし、これはあくまで目安であり、実際にはもっと高価なものや、比較的安価なものも存在します。 高級な銘木や特殊な仕上げを施した床材は、坪単価が10万円を大きく超えることもあります。 逆に、安価な合板フローリングであれば、坪単価が数万円以下になることもあります。

まとめ:専門家への相談を

床材選びは、住まいの快適性や美観に大きく影響する重要な要素です。 この記事で紹介した情報を参考に、ご自身のニーズに合った床材を選んでください。 しかし、最終的な判断に迷う場合は、工務店やインテリアコーディネーターなどの専門家に相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、より最適な床材選びが可能になります。

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