8年住んだアパート退去時の費用相場と注意点|壁紙・カビ・窓の修繕費用

8年ほど住んだアパートを退室しようと思っています。いくら請求されるでしょうか… 窓が熱割れした時も、こちらが負担しなくてよいと調べましたが、こちらの使い方が悪いからだと全負担になってしまったこともあるので不安です…(冬は毎日数回結露をとっても除湿機を使っても数分で結露ができるほど湿気がひどい部屋で、北海道なので仕事から帰ると窓が凍ってます) 現状は、 ・壁紙は全張替えだと思います、夫がタバコを吸うので ・壁紙にカビが生えてしまってる箇所がある ・窓枠のパッキンにカビ ・前の住人がタバコで網戸と床に開けた穴(これは入居時直していなくて、口頭で説明されましたが、請求されるのではと不安です…口頭だったので) その部屋で金額違うのはわかりますが、相場は大体いくらなのでしょうか。入居時五万近く払ってますが足りないですよね。

アパート退去時の修繕費用相場と注意点

8年間居住されたアパートの退去に伴う費用について、ご心配されていることと思います。退去費用は、物件の状態や契約内容によって大きく変動します。まずは、ご指摘の現状を一つずつ確認し、それぞれの修繕費用相場と、負担の有無について解説していきます。

壁紙の張替え

夫が喫煙者であること、カビの発生を考慮すると、壁紙の張替えは避けられない可能性が高いです。費用は、部屋の広さや壁紙の種類によって異なりますが、1部屋あたり1~3万円程度が相場です。全室張替えとなると、数万円から十数万円かかる可能性があります。ただし、タバコのヤニ汚れやカビは、通常の使用を超える損耗と判断される可能性があり、全額負担を求められるケースも少なくありません。契約書に明記されているか、管理会社に確認することをお勧めします。

カビの発生

壁紙や窓枠のパッキンにカビが発生しているとのことですが、これは居住者の管理状況が問われるポイントです。北海道という寒冷地で、結露が酷い状況とのことですので、状況説明と写真などを提示し、結露によるものだと説明することが重要です。管理会社によっては、結露によるカビは借主の責任ではないと判断してくれる可能性もあります。しかし、換気不足や清掃不足も原因として考えられるため、日々の換気や清掃状況を記録しておくと有利に働きます。

窓枠パッキンのカビ

窓枠パッキンのカビも、壁紙のカビと同様に結露が原因であることを主張することが重要です。写真や動画で状況を記録しておきましょう。パッキンの交換費用は、数千円から数万円と幅があります。

前の住人のタバコによる穴

入居時に口頭で説明されたとはいえ、契約書に記載がない場合は、請求される可能性があります。しかし、口頭での説明があったことを証明できれば、請求額が減額される、もしくは請求されない可能性もあります。入居時の状況を記録した写真や、当時の担当者との連絡記録があれば、証拠として提示できます。

結露対策の重要性

北海道という寒冷地での居住は、結露対策が非常に重要です。今回のケースでは、結露が深刻な問題となっているため、結露対策の努力を証明することが重要です。例えば、

  • 除湿機の使用状況の記録
  • 窓の結露対策(窓拭き、換気など)の記録
  • 管理会社への結露に関する相談記録

などを残しておくことで、修繕費用負担の軽減に繋がる可能性があります。

専門家の意見

不動産管理会社に相談し、専門家の意見を聞くことが重要です。状況を詳しく説明し、写真や動画などの証拠を提示することで、より正確な費用見積もりと、負担割合について判断してもらうことができます。

退去費用を安く抑えるための対策

退去費用を抑えるためには、以下の対策が有効です。

  • 退去の1ヶ月前までに管理会社に連絡し、現状を伝える:早期に連絡することで、修繕計画を立てやすく、費用を抑える可能性があります。
  • 可能な範囲で自分で修繕する:小さな傷や汚れは、自分で修繕することで費用を抑えることができます。ただし、専門的な知識や技術が必要な場合は、無理せず業者に依頼しましょう。
  • 入居時の状態を記録しておく:入居時に写真や動画で部屋の状態を記録しておくと、退去時の修繕費用に関するトラブルを回避するのに役立ちます。
  • 契約書をよく確認する:契約書に記載されている修繕義務や費用負担について、しっかりと確認しましょう。

まとめ

アパートの退去費用は、物件の状態、契約内容、管理会社の判断によって大きく異なります。ご自身の状況を正確に伝え、写真や動画などの証拠を提示することで、費用負担を最小限に抑える努力をしましょう。専門家である不動産管理会社に相談し、適切な対応を検討することが重要です。

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