8ヶ月経っても消えない畳の匂い…その原因と解決策

年末に転居に伴い畳の表替えをしました。 平日は仕事で窓を開けたりできませんが、家にいる時は窓はあけているのですが未だに畳の匂いがしっかり残っています。 普段は和室の戸は開けているのですが、その時はそれほど気にならないでいたのですがリビングでエアコンをする際数時間畳の部屋を閉めていました。 その後開けたら、ものすごく畳の匂いがこもっていたので、まだこんなにも臭いがあるのかとビックリしました。 畳のにおいは嫌いではないですが、いい加減なくなってほしいです。 どうしたらこのにおいはなくなりますか? 安価な畳より少し良い物を選んだのですが、どうせわからないだろうと業者が悪い畳を入れたのかとも思ってしまいます。 8ヶ月も畳のにおいってとれないのでしょうか。 対処法、ぜひ教えてください。 よろしくお願い申し上げます。

畳の匂いが残る原因を探る

8ヶ月経っても畳の匂いが残るというのは、確かに気になりますよね。まず、その原因をいくつか考えてみましょう。

1. 畳の種類と施工方法

畳には、イグサの種類や加工方法によって様々な匂いがあります。天然素材を使用しているため、新品の畳は強い香りがしますが、時間が経てば薄れていくのが一般的です。しかし、使用されたイグサの種類や品質、施工方法によっては、匂いが長引く可能性があります。例えば、乾燥が不十分なまま施工された場合、湿気とともに匂いが閉じ込められ、なかなか消えにくくなります。また、安価な畳よりも高品質な畳を選んだとのことですが、それでも素材や製造過程によっては匂いが強く残る場合があります。業者の故意によるものではない可能性が高いですが、念のため、施工業者に相談してみるのも良いかもしれません。

2. 部屋の換気状況

換気は畳の匂いを消す上で最も重要な要素です。質問者様は、平日は窓を開けられないとのことですが、週末や夜間など、可能な限り窓を開けて換気を徹底しましょう。特に、湿気がこもりやすい梅雨時期や、エアコンを使用する時期は、こまめな換気が必要です。和室の戸を開けているだけでは、十分な換気とは言えません。リビングと和室の間に空気の流れを作る工夫も必要です。

3. その他の原因

* 湿気:畳は湿気を吸いやすい素材です。湿気がこもると、匂いがより強く感じられます。除湿機を使用したり、湿気を吸い取るシートを敷くのも効果的です。
* 日光:日光に当てることで、畳の匂いを軽減する効果が期待できます。ただし、直射日光は畳の色褪せの原因となるため、注意が必要です。カーテン越しに日光を当てるなど工夫しましょう。
* 空気清浄機:空気清浄機を使用することで、室内の空気を浄化し、匂いを軽減する効果が期待できます。特に、脱臭機能付きの空気清浄機がおすすめです。

畳の匂いを消すための具体的な対策

では、具体的な対策を見ていきましょう。

1. 換気を徹底する

まずは、毎日の換気を徹底しましょう。窓を開けるのが難しい場合は、換気扇を使用したり、サーキュレーターで空気を循環させるのも効果的です。

2. 除湿対策を行う

畳は湿気を吸いやすいので、除湿対策が重要です。除湿機を使用する、除湿シートを敷く、乾燥剤を置くなど、状況に応じて適切な対策を選びましょう。特に梅雨時期や、エアコンを使用する時期は、こまめな除湿が重要です

3. 消臭剤を使用する

市販の消臭剤を使用するのも有効な手段です。畳専用の消臭剤や、天然成分配合の消臭剤など、様々な種類があるので、好みに合わせて選びましょう。スプレータイプは手軽に使えますが、畳に直接吹き付けるとシミになる可能性があるので、注意が必要です。 空気中に吹きかけるタイプや、置くタイプの消臭剤がおすすめです。

4. 天日干しをする

天気の良い日には、窓を開けて畳に日光を当てましょう。ただし、直射日光は畳の色褪せの原因となるため、カーテン越しに日光を当てるなど工夫しましょう

5. 専門業者に相談する

それでも匂いが消えない場合は、畳の専門業者に相談してみましょう。原因を特定し、適切な対策を提案してくれるでしょう。業者によっては、特殊な消臭処理をしてくれる場合もあります。

専門家の視点:畳の匂いはいつまで続く?

畳の匂いがいつまで続くかは、畳の種類や施工方法、部屋の環境などによって異なります。一般的には、数ヶ月から1年程度で薄れていきますが、場合によっては数年かかることもあります。質問者様の状況から、換気や除湿が不十分だった可能性があります。

まとめ

畳の匂いは、換気や除湿を徹底することで軽減できます。それでも匂いが気になる場合は、消臭剤を使用したり、専門業者に相談してみましょう。焦らず、段階的に対策を行うことで、快適な空間を取り戻せるはずです。

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