70歳からのアパート建て替えと30年一括借り上げ:不安解消のための徹底解説

一括借り上げについて不安です! 実家の父がアパートを経営しております。 かなり古いアパートで、駅から自転車で約10分弱、風呂無しです。 交通の便は悪くないのですが、古いのと風呂無し がネックとあり、とうとう入居者ゼロになってしまいました。 管理会社(大手の会社です)の営業マンから、今のままでは入居者が入る見込みは少なく、思いきって建て替えては?と試算表を出されたようです。 (近くに大学を作っており、学生をターゲットの部屋を是非!だそうです。) 父…70歳 建て替え費用…約4000万 費用…全額借入 30年一括借り上げ 70歳で4000万の借金なんて出来ないのでは?と確認した所、管理会社の方には大丈夫と言われたそうです。(父は自営業です) 試算表を見た所、最初の一年目は税金諸々で赤字ですが、二年目以降黒字。 10年後家賃を下げても、ローン返済しながらでも黒字とあります。 これって大丈夫でしょうか? 保証人をつけて借入するにしも、30年一括借り上げのシステムで本当に大丈夫なのか不安で仕方ありません。 皆さんのご意見、アドバイスよろしくお願い致します! 補足皆さん沢山のアドバイスありがとうございます!大変参考になります。 1Kの部屋で計5部屋の新築計画のようなんですが(土地は約50坪です)、修繕費やリフォーム代(期間)の目安など、大体で構いませんのでご存知の方いらっしゃいませんか? 10年後に100万以上のリフォームや修繕費が掛かるものですか? その後15年後、20年後とか? 掛かるとすれば、ざっくり計算しただけでも赤字ですよね?

70歳で4000万円の借金は可能か?一括借り上げのメリット・デメリット

70歳で4000万円の借金は、確かに大きな不安材料です。しかし、一括借り上げというシステムを利用することで、リスクを軽減できる可能性があります。一括借り上げとは、管理会社が一定期間、空室リスクを負いながら家賃を支払うシステムです。そのため、たとえ空室が発生しても、オーナーは安定した収入を得ることができます。

しかし、一括借り上げは万能ではありません。契約内容をよく確認し、メリットとデメリットを理解することが重要です。

一括借り上げのメリット

* 空室リスクの軽減:空室があっても家賃収入が保証されるため、安定した収入を得られます。
* 管理の手間が省ける:管理会社が家賃回収や修繕対応など、物件管理の大部分を担います。
* 資金調達:融資を受けやすくなります。管理会社が借り入れの保証人になるケースもあります。

一括借り上げのデメリット

* 家賃収入が低い可能性:管理会社が一定割合の家賃を徴収するため、オーナーの収入は減少します。
* 契約期間の縛り:契約期間中は、自由に物件を売却したり、リフォームしたりすることが制限される場合があります。
* 管理会社とのトラブル:管理会社との間でトラブルが発生する可能性があります。契約内容をしっかりと確認し、信頼できる管理会社を選ぶことが重要です。

試算表の精査と専門家への相談

提示された試算表は、本当に現実的なものなのか、精査する必要があります。特に、修繕費やリフォーム費は、試算表に適切に反映されているでしょうか? 老朽化したアパートの建て替えでは、予想外の費用が発生する可能性も高いです。

専門家への相談

税理士や不動産鑑定士などの専門家に相談し、試算表の内容を客観的に評価してもらうことを強くお勧めします。専門家の意見を聞くことで、より現実的な判断ができます。

5部屋の新築アパート:修繕費・リフォーム費の目安

5部屋の新築アパートの修繕費・リフォーム費は、建物の構造や設備、使用材料によって大きく異なります。しかし、大まかな目安として、以下の点を考慮しましょう。

修繕費・リフォーム費の目安(概算)

* 10年後:100万円〜300万円(設備の故障や老朽化による修繕)
* 15年後:200万円〜500万円(外壁塗装、屋根修理など)
* 20年後:300万円〜1000万円以上(大規模修繕、設備更新など)

これらの費用は、あくまで目安です。実際の費用は、建物の状態や市場価格、使用する材料などによって大きく変動します。

資金計画の見直しとリスク管理

70歳で4000万円の借金は、返済期間が30年であっても大きな負担となります。返済計画を綿密に立て、リスクを最小限に抑える必要があります。

資金計画のポイント

* 毎月の返済額:老後の生活費を確保できる範囲で返済計画を立てましょう。
* 緊急時の資金:予期せぬ事態に備え、緊急時の資金を確保しておきましょう。
* リスクヘッジ:空室リスクや金利上昇リスクなど、様々なリスクを想定し、対策を立てましょう。

リスク管理のポイント

* 保証人の確保:万一の場合に備え、保証人を確保しておきましょう。
* 保険への加入:火災保険や地震保険などに加入し、リスクを軽減しましょう。
* 定期的なメンテナンス:建物の状態を定期的に点検し、適切なメンテナンスを行いましょう。

まとめ:慎重な判断と継続的な情報収集

70歳で4000万円の借金をしてアパートを建て替えることは、大きな決断です。試算表だけでなく、専門家の意見を聞き、リスクを十分に理解した上で、慎重に判断することが重要です。また、建物の維持管理には継続的な費用が必要となることを忘れずに、長期的な視点で計画を立てましょう。 焦らず、じっくりと検討することをお勧めします。

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