7.5畳の部屋がすぐに冷える!断熱対策で快適な空間を手に入れる方法

部屋の暖房をつけて温まった部屋。しかし、消すとすぐに冷え切ってしまいます。部屋の広さは7.5畳。設定温度は18℃です。なお、窓は二重サッシではありません。レースのカーテンの上に遮光カーテンをひいてますしかし、その部屋には断熱材がほとんど入っていません。そんな部屋の急激な温度の低下を防ぐ方法はありますか?外気温は-8度です

7.5畳の部屋の急激な温度低下を防ぐ方法

7.5畳の部屋で、暖房を切った途端に冷え込むのは、断熱性能の低さが大きな原因です。外気温が-8度という厳しい状況下では、特に顕著に感じられますね。二重サッシではない窓や、断熱材の不足が、熱の逃げ道を作り出しているのです。しかし、ご安心ください!いくつか対策を行うことで、室温の低下を大幅に抑制できます。

1. 窓からの熱の逃げ道を塞ぐ

窓は、熱が最も逃げやすい場所です。二重サッシではないため、空気層による断熱効果が期待できません。そこで、以下の対策が効果的です。

  • 窓用断熱シートの活用: 窓に貼るタイプの断熱シートは、手軽に導入できる効果的な対策です。空気層を作り、熱の伝わりを抑制します。様々な種類があり、価格も様々なので、予算に合わせて選べます。厚手のものほど効果が高いです。冬場は特に、気密性の高いものを選びましょう。
  • カーテンの工夫: 遮光カーテンは日射を遮断する効果はありますが、断熱効果は限定的です。より断熱効果を高めるには、厚手のカーテン、または断熱効果のあるカーテンを選ぶことをおすすめします。さらに、カーテンと窓の間に隙間がないように、しっかりと閉めることが重要です。ドレープカーテンとレースカーテンの間に空気層を作ることで、断熱効果を高めることもできます。
  • 窓枠の隙間を埋める: 窓枠と壁の間に隙間があれば、そこから冷気が侵入します。隙間テープやパッキンを使って、隙間をしっかりと埋めてください。ホームセンターなどで簡単に手に入ります。

2. 断熱材の追加による効果的な断熱強化

断熱材が不足している点が、冷え込みの大きな原因です。可能であれば、本格的な断熱リフォームが理想的ですが、費用と手間がかかります。まずは、手軽にできる以下の方法から試してみましょう。

  • 壁に断熱シートを貼る: 窓と同じく、壁にも断熱シートを貼ることで、冷気の侵入を防ぎます。アルミ蒸着シートなど、比較的簡単に貼れるタイプもあります。効果は窓用シートほど高くありませんが、補助的な対策として有効です。
  • 断熱カーテンレール: 通常のカーテンレールに比べて、断熱効果の高いカーテンレールがあります。レール自体に断熱材が内蔵されているため、カーテンと窓の間にさらに空気層を作り、熱の逃げ込みを防ぎます。既存のレールと交換するだけで効果を発揮します。
  • ブラインドやロールスクリーンの活用: ブラインドやロールスクリーンは、カーテンよりも隙間が少なく、熱の逃げ込みを防ぎやすい傾向があります。特に、断熱効果のある素材のものを選ぶと効果的です。また、窓全体を覆うことで、カーテンよりも断熱効果を高めることができます。

3. その他の工夫

  • 家具の配置: 窓の前に家具を置くことで、窓からの冷気の流れを遮断できます。ただし、家具の配置によっては、部屋全体の空気循環が悪くなる可能性もあるため、注意が必要です。
  • 床の断熱: 床からの冷え込みも無視できません。カーペットやラグを敷くことで、床からの冷気を軽減できます。厚手のものほど効果が高いです。特に、断熱効果のある素材のものを選ぶと効果的です。
  • 暖房器具の見直し: エアコン以外にも、石油ファンヒーターや電気ストーブなど、様々な暖房器具があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、部屋の広さや状況に合った暖房器具を選びましょう。例えば、エアコンは部屋全体を暖めるのに適していますが、電気ストーブは局所的に暖めるのに適しています。
  • こまめな換気: こまめな換気は、室温の低下につながるように思えますが、実は重要です。換気によって、部屋の中に溜まった湿気を排出することで、結露を防ぎ、断熱効果を高めることができます。ただし、換気は短時間で行い、その後は窓を閉めて暖房を維持することが重要です。

専門家の視点:建築士からのアドバイス

建築士の視点から見ると、根本的な解決には断熱リフォームが最も効果的です。外壁や屋根への断熱材の追加、窓の二重サッシへの交換などは、初期費用はかかりますが、長期的にはランニングコストの削減につながり、快適な住環境を築くことができます。

まとめ

7.5畳の部屋の急激な温度低下を防ぐには、窓からの熱の逃げ道を塞ぎ、断熱材を追加するなどの対策が効果的です。手軽な方法から順次試してみて、効果を確認しながら、より快適な空間を実現してください。費用対効果を考慮しながら、最適な対策を選択することが重要です。

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