7.5畳の部屋にコンクリート打ちっ放し風壁紙は合う?メリット・デメリットとインテリアコーディネート例

部屋の壁紙について質問です。そろそろ7.5畳の部屋に住むことになるのですが、壁紙について悩んでいます。自分の理想としては、コンクリート打ちっ放し風の壁紙にしてアウトドア感のあるインテリアにしたいと考えています。そこで質問なのですが、コンクリート打ちっ放し風の壁紙にすることによってのメリット、デメリットを教えていただきたいです。本物のコンクリートではないので、夏は暑すぎて冬は寒すぎるといった問題にはならないと思いますが、7.5畳というあまり広いとは言えない部屋の壁紙としてはどうなのかということが一番気になっています。グレーという色が過剰な圧迫感を与えるとか、視覚的にとても寒く感じるとか、そういったインテリアに詳しい方がおられましたら回答よろしくお願いします。ちなみに床はこげ茶の木目、天井は色で固定です。

7.5畳の部屋にコンクリート打ちっ放し風の壁紙、素敵なアイデアですね! アウトドア感を演出したいというご希望、よく分かります。しかし、7.5畳という空間でグレーのコンクリート風壁紙を採用する場合、メリットとデメリットをしっかり理解しておくことが大切です。この記事では、コンクリート打ちっ放し風壁紙のメリット・デメリット、そして7.5畳の部屋での活用方法、さらに具体的なインテリアコーディネート例まで詳しく解説します。

コンクリート打ちっ放し風壁紙のメリット

  • スタイリッシュでモダンな空間を演出:コンクリート打ちっ放し風は、都会的で洗練された印象を与え、他のインテリアとの組み合わせ次第で様々なスタイルに対応できます。インダストリアル、ミニマル、北欧風など、幅広いインテリアテイストと相性抜群です。
  • 都会的な雰囲気と落ち着き:グレーを基調としたコンクリート風壁紙は、落ち着いた雰囲気を作り出し、リラックスできる空間を演出します。特に、騒がしい街中に住んでいる方にとって、自宅を静かで落ち着いたオアシスにするのに最適です。
  • 個性的で他とは違う空間:一般的な壁紙とは異なる素材感とデザインは、個性を主張したい方にとって魅力的です。他の人とは違う、自分らしい空間を作り上げることができます。
  • 汚れが目立ちにくい:コンクリート風壁紙は、多少の汚れが目立ちにくいというメリットもあります。小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心です。
  • 様々なデザインバリエーション:完全なコンクリート風だけでなく、木目やレンガ風との組み合わせ、色合いのバリエーションも豊富です。自分の好みに合ったデザインを選べます。

コンクリート打ちっ放し風壁紙のデメリット

  • 圧迫感を感じやすい:7.5畳という比較的狭い空間では、濃いグレーの壁紙を使用すると圧迫感を感じることがあります。特に、窓が少ない部屋では注意が必要です。明るい色の家具や照明でうまくバランスを取ることが重要です。
  • 寒々しい印象になる可能性:グレーは寒色系の色なので、暖色の家具や小物を配置しないと、部屋全体が寒々しく感じられる可能性があります。暖色系のラグやクッション、カーテンなどを効果的に使用しましょう。
  • 光の反射が少ない:コンクリート風壁紙は、光を吸収しやすい傾向があります。そのため、部屋が暗く感じられる可能性があります。照明計画をしっかり立て、十分な明るさを確保することが大切です。大きな窓がある場合は、カーテンの色にも注意が必要です。
  • 素材によっては高価:本物に近い質感のコンクリート風壁紙は、一般的な壁紙よりも高価になる場合があります。予算に合わせて、適切な素材を選ぶ必要があります。

7.5畳の部屋でコンクリート打ちっ放し風壁紙を成功させるためのポイント

7.5畳という限られた空間でコンクリート打ちっ放し風壁紙を効果的に使用するには、いくつかのポイントがあります。

1. 照明計画をしっかり立てる

グレーの壁紙は光を吸収しやすいので、照明は非常に重要です。メイン照明に加え、間接照明やスポットライトなどを効果的に配置することで、立体感と明るさを確保できます。ダウンライトや間接照明で壁面を照らすことで、圧迫感を軽減する効果も期待できます。

2. 家具の色選びが重要

床がこげ茶の木目とのことですので、家具は明るい色のものを選ぶことをおすすめします。白やベージュ、明るい木目などの家具は、グレーの壁紙とのコントラストが美しく、空間を広く見せる効果があります。また、ソファやラグなどのファブリックアイテムは、暖色系のものを選ぶことで、部屋に温かみを加えることができます。

3. アクセントカラーを取り入れる

グレーの壁紙をベースに、アクセントカラーとして、イエローやオレンジ、グリーンなどの暖色系の色を取り入れることで、空間全体にメリハリが生まれ、より魅力的な空間になります。例えば、クッションやブランケット、グリーンなどの小物でアクセントを加えるのも良いでしょう。

4. 植物を取り入れる

観葉植物は、空間の緑を増やし、リラックス効果を高めるだけでなく、視覚的なアクセントにもなります。特に、コンクリート打ちっ放し風のクールな空間には、緑の植物が良く似合います。様々な種類の植物を配置して、自分らしい空間を演出しましょう。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「7.5畳の部屋にコンクリート打ちっ放し風の壁紙を使用する場合、全体のバランスが非常に重要です。グレーの壁紙は、空間を狭く感じさせる可能性があるため、明るい色の家具や照明、そして植物などを効果的に配置することで、圧迫感を軽減し、快適な空間を演出することができます。また、壁紙の濃淡や柄を選ぶことで、空間の広がり感を調整することも可能です。」とのことです。

具体的なインテリアコーディネート例

7.5畳の部屋にコンクリート打ちっ放し風壁紙を使用する際の具体的なコーディネート例をご紹介します。

例1:北欧風カジュアル

  • 壁紙:グレーのコンクリート風壁紙
  • 床:こげ茶の木目床
  • 家具:白と木目のナチュラルな家具(ソファ、テーブル、チェアなど)
  • アクセントカラー:イエローのクッションやブランケット
  • その他:観葉植物、白いラグ

例2:インダストリアルスタイル

  • 壁紙:ダークグレーのコンクリート風壁紙
  • 床:こげ茶の木目床
  • 家具:黒やブラウンのメタル系の家具(シェルフ、テーブルなど)
  • アクセントカラー:オレンジ色の照明
  • その他:メタル素材のオブジェ、ヴィンテージ風のラグ

これらの例はあくまでも参考です。自分の好みに合わせて、家具や小物を自由に組み合わせ、自分らしい空間を作り上げてください。

まとめ

コンクリート打ちっ放し風壁紙は、スタイリッシュでモダンな空間を演出できる反面、7.5畳の部屋では圧迫感や寒々しさを感じる可能性もあります。しかし、適切な照明計画、家具選び、アクセントカラーの活用、そして植物を取り入れることで、これらのデメリットを解消し、快適で魅力的な空間を実現することができます。この記事を参考に、自分らしい理想の部屋を実現してください。

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