「7畳の部屋」という表現、確かに初めて聞くと戸惑うかもしれませんね。日本の住宅事情に馴染みのない方や、マンション暮らしが中心の方にとっては、奇数畳の部屋の存在自体が意外に感じるかもしれません。この記事では、7畳の部屋がなぜ存在するのか、奇数畳の部屋が作られる理由、そして7畳の部屋を快適に過ごすためのインテリアのヒントまで、詳しく解説していきます。
Contents
畳の寸法と部屋の広さ
まず、畳の寸法について理解しておきましょう。畳には様々な種類がありますが、一般的なのは「京間」「中京間」「江戸間」の3種類です。それぞれ寸法が異なり、部屋の広さを表す「畳数」はこの畳の大きさによって変わってきます。
- 京間: 約90cm × 180cm
- 中京間: 約85cm × 170cm
- 江戸間: 約88cm × 176cm
例えば、江戸間畳の場合、7畳の部屋の広さは、約88cm × 176cm × 7枚 = 約10.8㎡となります。これは、一般的なマンションの1LDKの居室とほぼ同じくらいの広さです。一方、京間畳だと約11.34㎡、中京間畳だと約10.2㎡となります。
なぜ奇数畳の部屋が存在するのか?
日本の住宅では、奇数畳の部屋が珍しくありません。これは、畳の敷き方や建築様式、そして土地の形状などに関係しています。
間取りの都合
家の間取りを設計する際、廊下や収納スペース、窓の位置などを考慮すると、どうしても奇数畳の部屋になってしまうことがあります。特に、限られた土地に家を建てる場合、最適な間取りを実現するために奇数畳の部屋が採用されるケースが多いです。
建築様式
伝統的な日本家屋では、畳の敷き方に様々な工夫が凝らされています。例えば、縁側の位置や柱の位置によって、畳の数が奇数になることもあります。現代の住宅でも、こうした伝統的な要素が反映されているケースが見られます。
土地の形状
土地の形が不整形な場合、建物の設計に制約が生じ、奇数畳の部屋が作られることがあります。特に、狭小地での建築では、限られたスペースを有効活用するために、奇数畳の部屋が採用されるケースが多いです。
7畳の部屋を快適に過ごすためのインテリア術
7畳の部屋は、一人暮らしやカップルにとってちょうど良い広さです。しかし、狭く感じてしまうことも。そこで、7畳の部屋を広く、そして快適に感じるためのインテリアのポイントをご紹介します。
家具選びのポイント
- コンパクトな家具を選ぶ: 大きすぎる家具は部屋を狭く見せてしまいます。ソファやベッドなどは、サイズをしっかり確認して選びましょう。ロータイプの家具は圧迫感が少なくおすすめです。
- 多機能家具を活用する: ソファベッドや収納付きベッドなど、複数の機能を備えた家具は省スペース化に役立ちます。
- 壁面収納を活用する: 壁面収納は、収納スペースを確保しながら、部屋を広く見せる効果があります。棚やワードローブなどを活用しましょう。
色の効果
明るい色を使う: 壁や床に明るい色を使うことで、部屋を広く見せる効果があります。ベージュやアイボリー、パステルカラーなどがおすすめです。一方、濃い色は圧迫感を与えやすいので、ポイント使いに留めましょう。
照明の工夫
- 間接照明を取り入れる: 間接照明は、柔らかな光で部屋を広く、そしてリラックスできる雰囲気にしてくれます。スタンドライトやフロアライトなどを活用しましょう。
- 複数の光源を配置する: 一箇所に集中した照明ではなく、複数の光源を配置することで、部屋全体を明るく照らし、広々とした印象を与えます。
その他工夫
- 鏡を活用する: 鏡は光を反射し、部屋を広く見せる効果があります。壁に鏡を取り付けたり、鏡付きの家具を選んだりするのも良いでしょう。
- スッキリと片付ける: 部屋が散らかっていると狭く感じてしまいます。定期的に片付けを行い、常に清潔でスッキリとした状態を保つことが大切です。
- グリーンを取り入れる: 観葉植物などを置くことで、リラックス効果を高め、部屋にアクセントを加えることができます。ただし、大きすぎるものは避けるべきです。
専門家の視点:インテリアコーディネーターの意見
インテリアコーディネーターの山田先生に、7畳の部屋のインテリアについて伺いました。「7畳の部屋は、工夫次第でとても快適な空間になります。ポイントは、空間を圧迫しない家具選びと、色の効果的な活用です。明るい色を基調とし、適切な照明計画を立てることで、広く、そして居心地の良い空間を実現できます。」とアドバイスをいただきました。
まとめ
7畳の部屋は、決して珍しいものではありません。畳の種類や建物の構造、土地の形状などによって、奇数畳の部屋が作られることはよくあることです。7畳の部屋を快適に過ごすためには、家具選び、色の効果、照明の工夫などを意識したインテリアコーディネートが重要です。この記事で紹介したポイントを参考に、あなただけの素敵な7畳の部屋をデザインしてみてください。