7畳と6畳の壁撤去費用と二世帯住宅への改築について

部屋と部屋の壁をなくしたい。 実家の二階に7畳と6畳の洋室が隣り合っています。両親が家を建てる時に、 将来のことを考え部屋同士の壁を取っ払いやすいように建てて貰ったそうです。 よく解りませんが、壁には電気のスイッチがあるだけでコンセントなどはありません。柱とかも少ないのかな?と思います。 来年から実家に本格的に同居するので、壁を取っ払おうかと考えているんですが、ゆくゆくは二世帯を隣接させて建てる予定なので、あくまでも2~3年過ごすためです。 なので、あまり費用がかかるようならやめようかと考えているんですが、どのくらいかかるか大体でいいので教えて下さい。 7畳と6畳の壁は一番面積が狭い状態でつながっています。

壁撤去にかかる費用と注意点

7畳と6畳の隣り合う部屋の壁を撤去し、一つの広い空間にすることを検討されているとのことですね。実家の二世帯住宅への改築も視野に入れていることから、費用対効果を考慮した上で、最適なプランを選択することが重要です。

まず、壁撤去にかかる費用ですが、正確な金額は現場調査を行わなければ分かりません。しかし、いくつかの要素を考慮することで、大まかな費用を予測することができます。

費用に影響する要素

* **壁の構造**: 壁の中に柱や梁、配管などがどれだけ含まれているかによって、解体作業の難易度と費用が大きく変わります。ご両親が将来の壁撤去を考慮して建築されたとのことですので、比較的簡単な構造になっている可能性が高いですが、念のため専門業者に調査してもらうことをお勧めします。スイッチしかないとのことですが、電気配線や水道管が壁の中を通っている可能性もあります。
* **仕上げ材**: 壁の仕上げ材(クロス、塗装など)によって解体費用が変動します。また、撤去後の仕上げ(クロス張り替え、塗装など)も費用に含まれます。
* **廃棄物処理費用**: 解体された廃材の処分費用も必要です。
* **開口部の作成**: 壁を撤去した後に、新たに開口部(ドアや窓)を作る場合は、その費用も加算されます。
* **補強工事**: 壁を撤去することで建物の構造に影響が出る可能性があります。その場合、補強工事が必要になるケースもあります。これは特に、柱が少ない場合に懸念されます。
* **電気・水道工事**: 壁の中に配線が通っている場合、それらの移設や増設が必要になる可能性があります。コンセントがないとのことですが、追加で設置する必要があるかもしれません。

費用のおおよその目安

これらの要素を考慮すると、7畳と6畳の壁撤去費用は、最低でも10万円~30万円程度、状況によっては50万円を超える可能性もあります。これはあくまでも大まかな目安であり、実際にかかる費用は、専門業者による現地調査に基づいて算出する必要があります。

費用を抑えるための工夫

2~3年の仮の措置として壁を撤去する場合、費用を抑える工夫も重要です。

1. 専門業者への見積もり依頼

複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することで、費用を抑えることができます。見積もり依頼時には、必ず現場調査を依頼し、詳細な費用内訳を確認しましょう。

2. 不要な工事の省略

壁の仕上げ材をそのまま残したり、開口部を作らないなど、不要な工事は省略することで費用を抑えることができます。例えば、既存のクロスが比較的きれいならば、そのまま残すことも可能です。

3. DIYの検討

解体作業の一部をDIYで行うことで、人件費を削減できます。ただし、安全に作業を行うための知識と経験が必要です。無理のない範囲でDIYを行いましょう。専門業者に相談しながら、一部をDIYで行うという方法も検討できます。

4. 期間の短縮

工期を短縮することで、人件費を抑えることができます。業者との綿密な打ち合わせが必要です。

二世帯住宅への改築との関係

2~3年後に二世帯住宅への改築を予定しているとのことですが、今回の壁撤去が将来の改築に影響を与える可能性があります。そのため、壁撤去を行う際には、将来の改築プランを考慮することが重要です。

専門家への相談

建築士や設計士に相談し、現在の状況と将来の改築プランを踏まえた上で、最適なプランを検討することをお勧めします。壁撤去と二世帯住宅改築を同時に行うことで、費用を抑えられる可能性もあります。

まとめ

7畳と6畳の壁撤去は、状況によっては高額な費用がかかる可能性があります。費用を抑えるためには、複数の業者に見積もりを依頼し、不要な工事は省略するなど、工夫が必要です。また、将来の二世帯住宅への改築も考慮し、専門家への相談も検討しましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)