7歳猫の行動変化と健康チェック:好奇心旺盛だった猫が急に寝てばかり…その原因とは?

7歳の猫って初老なんでしょうか? 好奇心いっぱい恐いもの知らずの性格のトラと、 警戒心が強く、慎重派で好き嫌いがはっきりとして頑固なキジが居ます。 どちらも7歳。 一年前の引っ越し当初は、トラが「外に出せ!」で何度か脱走、慎重派のキジは部屋の奥にうずくまっていました・・・ そしてこの夏、キジが「外に出る~!」状態で新住所に引っ越し一年目で初めて人間の隙を狙って脱走。 翌日丸一日どこかへ行ってしまい行方不明に・・・ 2日目、脱走慣れしたトラが脱走。外でキジがどこにいるのか分かるらしく(人間の私が散々探し回ってもいなかったのに) 脱走慣れしたトラが迷い猫になっていたキジを私の新住所のマンション一階の入り口まで誘導・・・ 2匹とも無事、帰ってきた。 猫達の脳みそって何を考えているのか分かりません・・・ それからキジときたら、外出が癖になって、最初はトラを誘っていたのですが、最近は単独で、 部屋と外を出たり入ったり、目がキラキラしています。 そしてトラ、ここからが相談内容なのですが、何か「外に出なくても、大体外の様子は出なくても分かる」的に、家の中でずっと寝てばっかり、 脱走防止の柵を設けなくても、ちゃんと帰ってこれる事が確信したので、 網戸を開けっぱなしにしておくと、私の専用庭の草ボウボウ、蚊がいるのに、草むらを木陰にコケの生えた土の上で 外(庭)に出ても寝ています。 あんなに活活発で好奇心旺盛だったトラが・・・ 夏バテなのか、それとも深刻な病気にかかっているのか、7歳という初老のせいなのか? 急にトラについて心配になっています・・・

7歳猫は初老?猫の年齢と健康

7歳は猫において、人間でいうと40代後半から50代前半に相当する、いわば「シニア期」の入り口に差し掛かっています。 猫の寿命は平均15歳前後ですが、個体差が大きく、猫種や生活環境、遺伝的な要素などによって大きく異なります。7歳で初老と断言することはできませんが、身体の老化が始まる年齢であることは確かです。 加齢に伴い、活動量が減ったり、睡眠時間が長くなったりすることは自然な変化です。 しかし、急激な変化や、食欲不振、体重減少、嘔吐、下痢などの症状が見られる場合は、病気の可能性も考慮する必要があります。

トラの行動変化:夏バテ?病気?それとも老化?

トラの行動変化の原因を特定するには、いくつかの可能性を検討する必要があります。

1. 夏バテ

夏の暑さは猫にも大きな負担となります。特に高齢猫は体温調節機能が低下しているため、夏バテしやすいです。夏バテの症状は、食欲不振、脱力感、嗜眠、毛並みの悪化などです。 トラの症状がこれらと合致するようであれば、涼しい場所で過ごさせたり、水分補給を十分に行うなどの対策が必要です。エアコンの使用や、保冷剤入りのマットなどを活用しましょう。

2. 病気

猫の病気は、初期症状が分かりにくい場合が多くあります。 慢性腎臓病、甲状腺機能低下症、糖尿病など、高齢猫に多い病気は、初期段階では目立った症状が出ないことも。 トラの食欲や排泄の状態、毛並みの変化、活動量の変化などに注意深く観察し、少しでも気になる点があれば、動物病院で検査を受けることを強くお勧めします。早期発見・早期治療が重要です。

3. 加齢による変化

7歳は猫の老化が始まる時期です。加齢に伴い、活動量が減り、睡眠時間が長くなるのは自然な現象です。 好奇心旺盛だったトラが、以前ほど活発ではなくなったとしても、必ずしも病気とは限りません。 しかし、急激な変化や、他の症状を伴う場合は、注意が必要です。

4. 環境の変化への適応

引っ越しから1年が経過し、トラは環境に適応し、落ち着きを取り戻している可能性もあります。外に出なくても、庭の様子が分かるようになったという状況は、猫の優れた感覚と、環境への適応力の高さの表れと言えるでしょう。 落ち着いて過ごせる環境が整ったことで、安心して休んでいるのかもしれません。

具体的なアドバイス:トラの健康チェックと環境整備

トラの健康状態を把握するために、以下の点に注意して観察しましょう。

  • 食欲:餌の量、食べる頻度、好き嫌いなどに変化がないか。
  • 排泄:尿の色、便の状態、排泄回数などに変化がないか。
  • 体重:体重の増減。
  • 毛並み:ツヤ、抜け毛の量。
  • 活動量:遊びの頻度、睡眠時間。
  • 呼吸:呼吸が苦しそうではないか。
  • 目:目の濁り、涙やけ。

これらの項目に変化が見られたり、気になる症状があれば、すぐに動物病院を受診しましょう。

また、トラが快適に過ごせるよう、以下の環境整備も大切です。

  • 涼しい場所の確保:夏場は特に重要です。エアコンの使用、保冷剤入りのマットなどを活用しましょう。
  • 清潔なトイレ:猫砂の交換はこまめに行いましょう。
  • 安全な休息場所:猫が安心して休める場所を用意しましょう。
  • ストレス軽減:猫がストレスを感じないように、環境を整えましょう。

専門家の意見:獣医師への相談

猫の行動変化の原因を特定し、適切な対処法を知るためには、獣医師への相談が不可欠です。 獣医師は、猫の健康状態を詳しく検査し、適切な診断と治療を提供してくれます。 心配なことがあれば、ためらわずに動物病院を受診しましょう。

まとめ:猫の健康管理は早期発見が鍵

7歳の猫は、人間でいうと中高年期に差し掛かります。 加齢による変化は自然な現象ですが、急激な変化や、他の症状を伴う場合は、病気の可能性も考慮する必要があります。 トラの行動変化について心配な点があれば、獣医師に相談し、適切なアドバイスを受けることが大切です。 日頃から猫の健康状態に注意を払い、早期発見・早期治療につなげましょう。 猫との豊かな時間を長く続けるためにも、健康管理をしっかりと行いましょう。

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