7歳犬の鳴き声問題:甘え鳴き・要求鳴きの改善策とインテリアとの調和

再び犬のことについて質問です。 彼氏の部屋で飼ってる 7歳の犬がいます。 (私は普段ほとんど 彼氏の家にいます) 最近友人から引き取ったのですが 最初の5日間くらいは すごく良い子で生活に 何の支障もありませんでした。 引き取る前に吠えるか 友人に確認したところ もし懐いたらでかけるときに クンクン言うかもしれない と言っていました。 5日目をすぎた頃から 私たちが帰宅すると クンクン言いながら 飛びついてくるようになり 可愛いなと思っていました。 しかしそこからクンクンが エスカレートしていき ゲージに入れるとクンクン 言うようになり今では 早朝、夜泣き、 出て行くとき、留守番中、 ずっとクンクン言っていて それもかなり大きな声なので とても困っています。 留守番中も1日中鳴いているんで 下の階の犬や近所の犬が 便乗してワンワン鳴き出す始末です。 私たちが家に居るときも トイレなどで部屋を出ると ずっとクンクン言っています。 ピタッとくっついているとき以外 ほとんどその状態で 周りからの苦情がすごいです。 病院に行ったときは 身体に異常はなかったので 完全な甘え鳴き&要求鳴きです。 無視しても叱っても 直りません。 私たちも早朝&夜泣きで 寝不足の日々が続いています。 もぅ7歳なので躾は 厳しいんでしょうか? いい方法をお持ちの方 いらっしゃいますか?

7歳犬の鳴き声問題:原因と解決策

7歳という年齢は人間でいうとシニア世代に相当し、若い犬と比べて学習能力や体力は低下しているかもしれません。しかし、しつけができないわけではありません。 問題は、これまでの生活環境の変化と、甘えや要求を表現する手段として鳴き声を学習してしまった点にあります。 まずは、鳴き声の原因を特定し、適切な対応をすることが重要です。

鳴き声の原因を特定する

犬の鳴き声は、単なる甘えや要求だけでなく、不安、寂しさ、痛みなど様々な感情を表す場合があります。 今回のケースでは、病院で身体的な異常がないと診断されていることから、甘え鳴きと要求鳴きが主な原因と考えられます。 しかし、以下の点も確認してみましょう。

  • 環境の変化:新しい環境への適応に時間がかかっている可能性があります。 新しい家、新しい飼い主、新しい生活リズムなど、犬にとってストレスとなる要素がないか確認しましょう。
  • 分離不安:飼い主と離れることが不安で鳴いている可能性があります。特に留守番中の鳴き声が激しい場合は、分離不安を疑う必要があります。
  • 注意の獲得:鳴くと飼い主が反応してくれることを学習している可能性があります。 たとえ叱る反応であっても、犬にとっては「注目を浴びた」という結果になり、鳴く行動を強化してしまう可能性があります。
  • 身体的な不調:完全な甘え鳴きと診断されていても、軽微な痛みや不快感を感じている可能性もゼロではありません。 再度、獣医に相談し、念のため検査を受けることをお勧めします。

具体的な解決策

  • 無視とリワードの組み合わせ:鳴き声を無視するトレーニングと、静かにしている時の褒め方、ご褒美を与えるトレーニングを組み合わせましょう。 鳴き声が収まった瞬間に、優しく褒めてご褒美を与えます。 ポイントは、鳴き声が止まった瞬間を逃さないことです。 最初は難しいかもしれませんが、根気強く続けることが重要です。
  • 環境エンリッチメント:犬が安全で快適に過ごせる環境を整えましょう。 落ち着ける場所(犬用のベッドやハウスなど)を用意し、安全な空間を確保します。 また、おもちゃやパズル玩具などを与え、犬が一人で遊べるように工夫しましょう。 特に留守番中は、これらが重要になります。
  • トレーニング:専門のドッグトレーナーに相談し、適切なトレーニングを受けましょう。 7歳でもトレーニングは可能です。 トレーナーは、犬の性格や状態に合わせて適切な方法を指導してくれます。 オンラインでのトレーニングサービスも利用できます。
  • サプリメント:獣医に相談の上、鎮静効果のあるサプリメントを使用することも検討できます。 ただし、サプリメントはあくまで補助的なものであり、根本的な解決策ではありません。
  • 生活リズムの改善:規則正しい生活リズムを心がけましょう。 散歩の時間、食事の時間、睡眠時間を一定にすることで、犬のストレスを軽減することができます。 早朝や夜間の鳴き声は、睡眠不足によるストレスの可能性もあります。

インテリアと犬の共存:騒音対策と空間デザイン

犬の鳴き声による近隣トラブルを避けるため、インテリアにも工夫が必要です。

騒音対策

  • 防音カーテン:遮音性の高いカーテンを使用することで、騒音を軽減できます。 厚手の生地や、遮音効果のある特殊な素材のカーテンを選びましょう。
  • 防音マット:床に防音マットを敷くことで、犬の足音や鳴き声が伝わるのを防ぎます。 特にマンションなどの集合住宅では効果的です。
  • 家具の配置:家具の配置を工夫することで、音の反響を少なくすることができます。 例えば、壁に沿って家具を配置したり、カーペットを敷いたりすることで、音の吸収効果を高めることができます。

空間デザイン:犬にとって居心地の良い空間づくり

  • 落ち着ける空間:犬が安心して過ごせる、自分だけの空間を確保しましょう。 犬用のベッドやハウスを配置し、安全で快適な場所を提供します。 この空間は、犬が落ち着いて休むことができる場所として、静かな環境を保つことが重要です。
  • 視覚的な刺激:犬が飽きないように、おもちゃや遊び道具などを用意しましょう。 視覚的な刺激を与えることで、犬のストレスを軽減することができます。 ただし、刺激が強すぎると逆効果になる場合があるので注意が必要です。
  • ブラウン系のインテリア:ブラウンは落ち着きを与え、犬にも安心感を与える色です。 家具やインテリア小物にブラウンを取り入れることで、犬にとってよりリラックスできる空間を作ることができます。 カーペットやクッションなどにブラウンを取り入れると効果的です。 ただし、犬種によっては、濃いブラウンは圧迫感を与える可能性があるので、明るめのブラウンを選ぶと良いでしょう。

専門家の意見

動物行動学の専門家によると、7歳でもしつけは可能です。 しかし、若い犬とは異なり、根気と適切な方法が必要になります。 無理強いせず、犬のペースに合わせてトレーニングを進めることが重要です。 また、鳴き声の原因を特定し、適切な対応をすることで、効果的に改善できる可能性が高いです。 必要に応じて、獣医やドッグトレーナーに相談することをお勧めします。

まとめ

7歳犬の鳴き声問題は、根気と適切な対応で改善できる可能性があります。 無視とリワードの組み合わせ、環境エンリッチメント、トレーニング、そしてインテリアの工夫を組み合わせることで、犬と飼い主、そして近隣住民にとって快適な生活を実現しましょう。 諦めずに、一歩ずつ改善していくことが大切です。

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