7歳のパピヨン、トイレ以外でおしっこ…その原因と解決策

ペットのパピヨン7才女の子です。いつも大体、決まった場所に設置しているペットシートに、汚れていない限り、オシッコもウンチもしていますが、ここ三日くらいのことですが、シート以外のところ、ほぼ六畳の和室のあらゆるところに少量、多量をとわず、私がいる間にもオシッコをします。発見して怒る寸前で察知して、逃げる動作や降参のポーズをとりますが、これは一体なんの訴えなのでしょう?今朝は夜勤から帰ってきて、朝カーペットに多量のオシッコを発見し、一日私がいる部屋で、三ヶ所くらいは綺麗なシートにはせず、カーペットにオシッコしてます。

愛犬の行動から読み解く、隠されたメッセージ

7歳のパピヨンちゃんが、これまで問題なく使っていたペットシート以外でおしっこをするようになったとのこと。これは単なるいたずらではなく、愛犬なりのSOSかもしれません。 急にトイレ以外でおしっこをするようになった場合、いくつかの可能性が考えられます。まずは、愛犬の身体的な問題、環境の変化、そして心理的な問題の3つの観点から原因を探っていきましょう。

1. 身体的な問題:病気の可能性

まず考えられるのは、身体的な問題です。7歳は犬にとってシニア期に突入する年齢。以下の様な病気が原因で、トイレの失敗が増えている可能性があります。

  • 膀胱炎や尿路結石:痛みや排尿困難により、我慢できずに漏らしてしまうことがあります。頻尿や血尿などの症状を伴う場合もあります。
  • 認知症:加齢による認知機能の低下で、トイレの場所を認識できなくなったり、排尿を我慢できなくなったりすることがあります。
  • 糖尿病や腎臓病:これらの病気も、多尿や頻尿を引き起こす可能性があります。
  • 関節炎:高齢犬に多い関節炎は、ペットシートまで移動するのが困難になり、近くの場所で排尿してしまう原因となる可能性があります。

これらの症状が疑われる場合は、すぐに動物病院を受診することが重要です。獣医師による診察と検査で、正確な原因を特定し、適切な治療を受けてください。

2. 環境の変化:ストレスや不安

環境の変化も、トイレの失敗につながることがあります。

  • 引っ越しやリフォーム:住環境の変化は、犬にとって大きなストレスになります。新しい場所への適応に時間がかかる場合もあります。
  • 家族構成の変化:新しい家族が増えたり、家族が減ったりしたことで、不安を感じている可能性があります。
  • 生活リズムの変化:夜勤明けで生活リズムが乱れていると、愛犬にも影響を与える可能性があります。特に排泄のリズムは繊細です。
  • 新しいペットの導入:新しいペットが加わったことで、嫉妬や不安を感じている可能性があります。
  • 騒音や異臭:普段と違う騒音や異臭がストレスになっている可能性があります。近隣工事や新しい芳香剤など。

環境の変化に対応するために、愛犬に安心できる空間を提供することが大切です。落ち着ける場所を確保し、今まで通りの生活リズムを保つように心がけましょう。

3. 心理的な問題:ストレスや不安

愛犬は、あなたの行動や表情をよく見ています。あなたが怒ったり、叱ったりすると、さらに不安になり、トイレの失敗が増える可能性があります。

  • 恐怖や不安:何かを恐れている、または不安を感じている可能性があります。例えば、雷の音や来客など。
  • 分離不安:飼い主と離れることに強い不安を感じている可能性があります。
  • ストレス:過度なストレスは、様々な行動異常を引き起こす可能性があります。

愛犬に安心感を与えることが重要です。優しく声をかけたり、撫でたりすることで、落ち着かせましょう。必要であれば、犬用サプリメントなどを活用し、ストレス軽減を図るのも有効です。

具体的な解決策とアドバイス

まず、動物病院で健康診断を受けることを強くお勧めします。身体的な問題がなければ、以下の対策を試してみましょう。

1. ペットシートの見直し

* 場所:落ち着ける静かな場所に設置しましょう。
* 枚数:足りていない可能性があります。複数枚用意しましょう。
* 種類:吸収力の高いシートを選びましょう。
* 清潔さ:こまめに交換し、清潔に保ちましょう。

2. 環境の改善

* 安心できる場所の確保:犬が安心して過ごせるクレートやベッドを用意しましょう。
* 生活リズムの安定:できるだけ規則正しい生活リズムを心がけましょう。
* ストレス軽減:騒音や異臭を避け、リラックスできる環境を作りましょう。

3. しつけの見直し

* 叱らない:トイレの失敗を叱ると、犬はさらに不安になります。
* 褒める:トイレを成功したら、たくさん褒めてあげましょう。
* おやつで誘導:おやつを使って、ペットシートに誘導してみましょう。

4. 専門家への相談

改善が見られない場合は、動物行動学の専門家に相談してみましょう。専門家のアドバイスを受けることで、愛犬の行動の原因を特定し、適切な解決策を見つけることができます。

インテリアとの調和:和室でのペットとの暮らし

和室という空間で、ペットと快適に暮らすためには、インテリアにも工夫が必要です。

* ペット用家具:和室の雰囲気に合う、落ち着いた色のペットベッドやクレートを選びましょう。ベージュのクッションやマットは、和室に自然と溶け込みます。
* 撥水加工のカーペット:万が一、トイレの失敗があっても、すぐに拭き取れる撥水加工のカーペットを使用しましょう。
* 消臭対策:ペットの臭いをしっかり消臭できる、天然素材の消臭剤などを活用しましょう。

まとめ

愛犬のトイレの失敗は、単なるいたずらではなく、身体的、環境的、心理的な問題が隠れている可能性があります。まずは、動物病院で健康診断を受け、問題がないか確認しましょう。そして、環境を整え、愛犬に安心感を与えることで、解決できる可能性があります。それでも改善が見られない場合は、専門家の力を借りましょう。愛犬との快適な生活のために、諦めずに様々な方法を試してみてください。

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