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60cm水槽におけるフィルターとヒーターの隠蔽方法
上部フィルターであるKOTOBUKIスーパーターボトリプルボックス600は、どうしても目立ちやすいですね。完全に隠すのは難しいですが、視覚的に目立たなくする方法はいくつかあります。
水草による隠蔽
CO2添加なしでも育つ水草で隠蔽を試みるのは可能です。ご予定のアナカリス、マツモ、ウォーターウィステリアは比較的育てやすく、成長も早いので、フィルターの側面や背面を覆うのに役立ちます。ただし、上部フィルター全体を完全に覆うのは難しいかもしれません。
- アナカリス:成長が早く、ボリュームが出やすいので、フィルターの側面を覆うのに最適です。
- マツモ:繊細な見た目で、フィルターの隙間を埋めるのに役立ちます。ただし、光量が少ないと成長が遅くなる可能性があります。
- ウォーターウィステリア:比較的育てやすく、背丈が高くなるので、フィルターの上部を隠すのに役立ちます。
さらに、流木などを配置してフィルターを部分的に隠すのも効果的です。ウィローモスマットやアヌビアスナナを流木に活着させることで、自然なレイアウトになり、フィルターが目立ちにくくなります。
背景の利用
水槽の背面に背景シートを貼るのも効果的な方法です。黒や濃い色の背景シートを使うと、フィルターや配管が目立ちにくくなります。
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レイアウト工夫
フィルターが目立つ位置に、大きな流木や石を配置することで、視線をそらすこともできます。全体的なレイアウトを工夫することで、フィルターの存在感を薄めることができます。
ライトの位置と後方水草の育成
ライトが水槽前側にある場合、後方にある水草は、前方の水草に比べて光量が少なくなります。しかし、アナカリス、マツモ、ウォーターウィステリアは比較的低光量でも育つので、問題なく育成できる可能性が高いです。ただし、成長速度は遅くなる可能性があります。定期的にトリミングを行い、水草の密度を調整することで、後方にも十分な光が届くように工夫しましょう。
追加でおすすめの水草
CO2添加なしでも育成可能な水草として、以下のものもおすすめです。
- アマゾンソード:丈夫で育てやすく、ボリュームのあるレイアウトに最適です。
- ルドウィジア:様々な種類があり、色や形も様々でレイアウトの幅が広がります。
- ミリオフィラム:繊細な葉が美しい水草で、前景や中景に最適です。
これらの水草を組み合わせることで、より自然で美しい水槽レイアウトを実現できます。
飼育魚の混泳と水槽容量
現在の予定では、60cm水槽に21匹の魚を飼育することになります。1cmの魚1匹に対して1Lの水という目安はあくまでも目安であり、魚の大きさや種類、活動性によって必要な水量は異なります。
60cm水槽の容量は約180Lです。21匹の魚を飼育するには、少し余裕があるように思えますが、魚の大きさや種類によっては、水質悪化のリスクが高まる可能性があります。特に、ベタは縄張り意識が強いので、複数飼育には注意が必要です。
混泳の注意点
- ベタ:縄張り意識が強く、他の魚と混泳させる場合は十分なスペースが必要です。特にオス同士は絶対に混泳させないでください。
- コリドラス:底棲性の魚なので、底砂の掃除役として活躍します。複数匹飼育することで、より効果的に底砂を掃除できます。
- プラティ、モーリー:比較的温和な魚ですが、多頭飼育の場合は、水質管理に注意が必要です。
定期的な水換えとフィルターの清掃を怠らず、水質悪化を防ぐ対策をしっかり行いましょう。
照明について
「○灯式蛍光灯」とは、蛍光灯の本数を指します。ご使用のスカイライトスリム600は、20W蛍光灯が1本なので、1灯式です。
まとめ
60cm水槽のレイアウトは、水草の種類や配置、流木などのレイアウトアイテムを工夫することで、フィルターやヒーターを自然に隠すことができます。飼育魚については、種類や匹数、それぞれの性格を理解した上で、混泳計画を立て、水質管理を徹底することが重要です。 定期的な水換えやフィルター清掃を怠らず、魚たちが快適に暮らせる環境を維持しましょう。