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必要な機材と予算
60cm水槽で淡水魚と水草を飼育するために、現在お持ちの機材以外に必要なもの、そして予算について解説します。
必須アイテム
* 底砂：水槽の底に敷き、水草の育成や魚の隠れ家となるものです。ソイル（栄養豊富な土）、砂利、砂など種類があり、水草の種類や飼育する魚に合わせて選びましょう。予算：2,000円～5,000円
* 水草：種類豊富で、レイアウトの重要な要素です。初心者向けの水草から始めると良いでしょう。予算：1,000円～5,000円
* 流木や石：レイアウトにアクセントを加え、魚の隠れ家にもなります。自然な雰囲気を演出したい場合は必須です。予算：1,000円～5,000円
* バクテリア剤：水槽内のバクテリアを活性化させ、水の汚れを分解するのに役立ちます。立ち上げ初期に必須です。予算：500円～1,000円
* 水質調整剤：水道水には魚や水草に有害な成分が含まれている場合があるので、調整剤を使用しましょう。予算：500円～1,000円
* 砂利掃除用具：底砂の掃除に必要です。底砂を傷つけないよう、適切なものを選びましょう。予算：1,000円～2,000円
* ネット：魚を捕獲したり、水草を植え替えたりする際に必要です。予算：500円～1,000円
* 餌：飼育する魚に合った餌を選びましょう。予算：500円～1,000円
検討アイテム
* 外部フィルター：上部フィルターよりろ過能力が高く、静音性も優れています。予算：5,000円～15,000円
* CO2添加システム：水草の育成を促進するCO2を添加するシステムです。水草の種類によっては必要になります。予算：5,000円～20,000円以上（システムによって価格が大きく異なります）
* 底面フィルター：底砂の中にフィルターを設置するタイプで、静音性が高いです。予算：3,000円～10,000円
予算
上記の必須アイテムと、外部フィルターを導入した場合、合計で15,000円～30,000円程度の予算が必要になります。CO2添加システムを追加すると、さらに予算が必要になります。1～2万円で収めるには、外部フィルターやCO2添加システムは導入せず、上部フィルターで済ませる必要があります。
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騒音対策と夏の対策
騒音対策
上部フィルターは比較的音が大きいため、勉強に集中できない可能性があります。外部フィルターは上部フィルターに比べて静音性が高いので、勉強に集中したい場合は外部フィルターへの交換をおすすめします。ただし、完全に無音というわけではありません。設置場所や水槽の設置方法によっても音の大きさは変わってきますので、設置場所を工夫したり、防振マットを使用するなど、対策を講じましょう。
夏の対策
夏場は水槽の水温が上昇しやすいため、クーラーの導入を検討しましょう。クーラーは高価なため、予算に余裕がない場合は、水槽に氷を入れたペットボトルを浮かべたり、水槽の周囲に扇風機を当てたりするなどの工夫が必要です。また、直射日光を避けることも重要です。
外部フィルターとエアレーション
外部フィルターはろ過能力が高く、水質を安定させるのに役立ちます。また、多くの外部フィルターにはエアレーション機能が搭載されているため、水中の酸素不足を心配する必要はありません。もし、エアレーション機能がない外部フィルターを選んだ場合でも、別途エアレーションポンプを用意することで対応できます。
水槽サイズの選択
60cm水槽は初心者でも飼育できますが、管理が大変な面もあります。もし、飼育に不安がある場合は、30cm水槽から始めるのも良いでしょう。30cm水槽であれば、初期費用を抑え、管理も比較的容易です。
専門家のアドバイス
アクアリスト（水槽飼育の専門家）に相談することで、より適切なアドバイスを得ることができます。近所のペットショップやアクアショップなどに相談してみましょう。彼らは、飼育する魚の種類や水草の種類、水槽のレイアウト、機材選びなど、様々な面でサポートしてくれます。
まとめ
60cm水槽で淡水魚と水草を飼育するには、水槽、ヒーター、温度計、上部フィルター、照明以外に、底砂、水草、流木や石、バクテリア剤、水質調整剤などのアイテムが必要です。予算は、外部フィルターの導入有無によって大きく変わります。騒音対策には外部フィルターの導入、夏の対策にはクーラーの導入が有効です。水槽サイズに迷う場合は、30cm水槽から始めるのも良いでしょう。アクアリストへの相談も有効です。これらの情報を参考に、あなたに合った水槽レイアウトを計画してください。
