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90cm水槽立ち上げ:水槽選びからCO2添加、水換えまで徹底解説
60cm水槽から90cm水槽へのステップアップ、おめでとうございます!熱帯魚と水草が美しく共存する水槽を目指して、一つずつ丁寧に検討していきましょう。
①水槽選び:ADAキューブガーデンかレグラスR900L
ADAキューブガーデンはスタイリッシュなキューブ型、レグラスR900Lは一般的な長方形型です。レイアウトの自由度を考えると、レグラスR900Lの方が多くのレイアウトに対応できます。特に、両端に水草を配置したいとのことですので、横長のレグラスR900Lの方が適しているでしょう。ただし、設置スペースやインテリアとの調和も考慮して選んでください。
②外部フィルター:エーハイムpro2075とサブフィルターの必要性
エーハイムpro2075は90cm水槽にも十分対応できる強力な外部フィルターです。しかし、生物濾過の安定性向上と、将来的な魚や水草の増加に備えて、サブフィルターの追加を検討することをお勧めします。小型の外部フィルターや底面フィルターなどを併用することで、濾過能力の向上と、万一の故障時のバックアップにもなります。
③照明:テクニカインバーター、アクシーネクサス、ADAソーラーの比較
テクニカインバーターはランニングコストが低いメリットがありますが、光量不足の可能性があります。アクシーネクサスは高光量でメンテナンスも容易ですが、ランニングコストが高めです。ADAソーラーは、レイアウトに合わせて光量調整が可能な点が良いですが、両端に水草を集中させるレイアウトの場合、光量分布に工夫が必要になるかもしれません。
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- アクシーネクサス:高光量、メンテナンス容易、ランニングコスト高め
- テクニカインバーター:ランニングコスト低め、光量不足の可能性あり
- ADAソーラー:光量調整可能、レイアウトに合わせた調整が必要
おすすめはアクシーネクサスです。 高光量で水草の育成に有利であり、メンテナンスの容易さも魅力です。もし予算が気になる場合は、LEDライトの組み合わせで光量とランニングコストのバランスを取ることも検討できます。
④CO2添加:手軽な方法とミドボンの比較
CO2添加は水草の育成に非常に効果的です。最初は手軽なCO2添加システムから始めることをお勧めします。例えば、ディフューザーと小型のCO2ボンベを使用するシステムは、設置スペースも小さく、比較的安価です。ミドボンは高圧ボンベなので、設置スペースや安全面を考慮する必要があります。
⑤底床:ADAアマゾニアと添加剤
ADAアマゾニアは高品質な底床ですが、バクターやペナックなどの添加剤は必ずしも必須ではありません。予算を抑えたい場合は、ADAアマゾニアのみを使用し、水質管理を徹底することで十分に水草を育成できます。ただし、添加剤を使用することで、初期の水質安定や水草の生育促進効果が期待できます。
⑥水換え:頻度と電動ポンプ
90cm水槽の水換えは、週に1回、1/3程度が目安です。水量が多いので、電動ポンプの使用がおすすめです。ホースとバケツを用意して、効率的に水換えを行うことをお勧めします。
専門家の視点:水槽レイアウトのポイント
水槽レイアウトにおいては、「前景」「中景」「後景」の3層構造を意識することが重要です。今回のレイアウトのように両端に水草を配置する場合は、前景には低く成長する水草、中景には中型の水草、後景には高さを出す水草を配置することで奥行きと立体感を演出できます。また、レイアウトは、水槽のサイズや魚の種類、照明の配置などを考慮して計画的に行うことが大切です。
まとめ:90cm水槽立ち上げへの具体的なステップ
1. 水槽選び:レグラスR900Lを推奨。設置スペースとインテリアとの調和も考慮。
2. 外部フィルター:エーハイムpro2075にサブフィルターを追加。
3. 照明:アクシーネクサスを推奨。予算を抑えたい場合はLEDライトの組み合わせも検討。
4. CO2添加:最初は手軽なシステムから開始。
5. 底床:ADAアマゾニアのみでも可能。予算に応じて添加剤を追加検討。
6. 水換え:週1回、1/3程度を電動ポンプを使って行う。
これらの点を踏まえ、計画的に水槽を立ち上げれば、熱帯魚と水草が美しく共存する理想の水槽を実現できるでしょう。