60坪超8LDK、総額2400万円の新築住宅…その安さの理由を徹底解説

家が安すぎる。この度新築します。家族は夫婦と子供2人です。床面積60坪超の8LDKの家をク△○リーホームで建てつつあります。けっこう巨大な家です。内装がだいたいできた段階です。諸費用など全てを含んで2400万円となりました。外構は、門扉と2台分の駐車スペースのコンクリート、カーポート1台分です。植栽は入っていません。装備もかなり入れました。ウォークインクローゼット、小屋裏収納、南側全面の10x10mのベランダ、がついています。各部屋収納、パントリーもあります。キッチンだけで7.5畳あります。2700mmシステムキッチンに2面の壁全面のキッチンと合わせた収納(合計6000幅mm)にキッチン対面収納がついています。縁側、掘炬燵、内障子のついた8畳本格和室、もあります。二重Low-eガラス、大きな窓は全窓シャッター雨戸付です。納戸も大きなものが1つ小さなものは2つあります。ユニットバスやシステムキッチンは標準ですが、TOTOのようです。トイレとトイレとは別の洗面所は1階と2階にあります。追加注文などは一切していません。当初、他の工務店にも同様な装備で見積もりをさせたところ「この値段では絶対不可能」と言われました。毎日チェックしていますが、職人さんの素行や養生、などを含めて問題になるようなことは、今のところありません。今さらながら、いくらなんでも安いと思います。特に値引きを要求したわけでもなく、普通に進みました。できていくにつれて、「ほんとうに2400万円なんだろうか」と心配になってきて、何度も契約書を見直しもしました。でも、営業担当への価格の確認は怖くてできません。素人目ですが、坪40万円、諸費用がありますから家だけだと、坪35万円くらいの気がします。いくらなんでも無理な内容です。「4200万円のマチガイでした。」って言われないか心配です。でも契約書どおりですよね。「金額がちがってました。」って言われても、「契約書どおり」でいいですよね。できあがりが近づくにつれて、恐怖感さえ感じます。補足:床の間、ニッチ装飾、太陽光発電(6KW)、桜無垢の床材、20畳分の床暖房、耐震等級3、エコキュートもついています。全室エアコン付です。階段も下のとほぼ同じでとても豪華です。本体価格じゃなく総額です。やはり信じられません。HMの回し者ではありません。

60坪超えの8LDK住宅を、諸費用込みで2400万円で建築中とのこと。確かに、一般的な相場から考えると信じられない価格です。ご質問者様の不安はごもっともです。この記事では、その安さの理由を探り、今後の対応について具体的なアドバイスをいたします。

なぜこんなに安いのか?可能性を探る

まず、考えられる可能性をいくつか挙げてみましょう。

  • 土地の価格が非常に安い:建築費だけでなく、土地代も込みの価格です。土地が郊外や地方にある、または地盤改良費が安く済んだなど、土地そのものの価格が低い可能性があります。土地の評価額を改めて確認してみましょう。
  • 建築会社の利益率が低い:ク△○リーホームという会社が、低価格戦略をとっている、または、この案件で特別な事情(例えば、モデルハウスとして活用するなど)がある可能性があります。建築会社の実績や評判、ビジネスモデルを調べてみましょう。同規模の住宅を建てた方の口コミなども参考になります。
  • 仕様の見落とし:契約書に記載されている仕様を、改めて一つずつ確認しましょう。例えば、建材のグレード、設備機器の性能、工事の細部など、安価な材料や工法が使われている可能性があります。写真や図面と照らし合わせながら、確認していくことをお勧めします。
  • 隠れた費用:契約書に明記されていない追加費用が発生する可能性も考えられます。例えば、地盤調査の結果によっては追加費用が発生する場合があります。契約書を隅々まで確認し、不明な点があれば、建築会社に問い合わせましょう。
  • 単純な計算ミス:極めて稀なケースですが、見積もりや契約書に計算ミスがあった可能性も否定できません。これは、建築会社側のミスである可能性が高いです。

専門家の意見を聞く

不安な気持ちを抱えながら工事が進むのは辛いものです。第三者の専門家の意見を聞くことをお勧めします。具体的には、以下の専門家に相談してみましょう。

  • 建築士:設計図書や仕様書を確認し、価格の妥当性を判断してもらえます。また、施工状況のチェックも依頼できます。
  • 不動産鑑定士:土地の価格の妥当性を評価してもらえます。
  • 建築紛争相談センター:建築に関するトラブル相談を受け付けている機関です。相談は無料の場合が多いです。

専門家への相談は、費用がかかる場合もありますが、将来的なトラブルを未然に防ぐためにも、非常に有効な手段です。特に、不安な気持ちが強い場合は、積極的に相談することをお勧めします。

契約書の内容を再確認する

契約書は、あなたと建築会社との間の約束事を記した重要な書類です。契約書の内容を改めて確認し、以下の点に注意しましょう。

  • 工事内容:契約書に記載されている工事内容と、実際に施工されている内容が一致しているかを確認しましょう。図面や仕様書と照らし合わせながら、一つずつ確認していくことが重要です。
  • 金額:契約書に記載されている金額が、正確であることを確認しましょう。内訳を細かく確認し、不明な点があれば、建築会社に問い合わせましょう。
  • 支払い方法:契約書に記載されている支払い方法を確認し、予定通りに支払いが行われているかを確認しましょう。
  • 解約条件:万が一、契約を解除する場合の条件を確認しておきましょう。

契約書の内容に疑問点がある場合は、弁護士に相談するのも一つの方法です。弁護士は、契約書の内容を詳しく説明し、あなたの権利を守ってくれます。

具体的な行動ステップ

  1. 建築会社に問い合わせる:まずは、建築会社に直接問い合わせてみましょう。価格の根拠や、詳細な内訳を丁寧に説明してもらうように依頼しましょう。この際、メールでやり取りを残しておくと、後々の証拠として役立ちます。
  2. 専門家に相談する:建築士や不動産鑑定士などに相談し、価格の妥当性を判断してもらいましょう。専門家の意見を参考に、今後の対応を決めましょう。相談内容を記録しておきましょう。
  3. 契約書を再確認する:契約書を改めて確認し、記載内容に誤りがないか、不明な点がないかを確認しましょう。必要であれば、弁護士に相談しましょう。
  4. 冷静に対応する:不安な気持ちは分かりますが、冷静に対応することが重要です。感情的に対応せず、事実を基に、一つずつ問題を解決していくようにしましょう。

まとめ

60坪超の8LDK住宅を2400万円で建築できるのは、確かに異例です。しかし、必ずしも何かがおかしいとは限りません。まずは、冷静に事実関係を確認し、必要に応じて専門家の意見を聞きながら、対応していくことが重要です。契約書の内容をしっかりと確認し、不明な点はすぐに建築会社に問い合わせましょう。不安な気持ちを抱え込まず、積極的に行動することで、安心して新居での生活をスタートできるはずです。

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